京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

原料準備

2023-12-13 17:17:49 | 気になるコト
こんにちは、
今日は、原料準備のおはなしです。
(デコを打ったお話でもあります)
先日、デコに2枚絆創膏を貼った写真を載せ、
載せながらも、何で作った傷だっけ?と
思っておりましたが、判明いたしました。

最近、大急ぎで置物のお獅子を作っているのですが、
その原材料になる磁器土は、
薄く切って乾かして、細かく砕いて、
水と、とある薬品を入れて
泥を作り、石膏型に入れて形を作るのです。
その準備で、粘土を乾かした後砕いて、、


2キロ強分を取った後、
原料置き場へと置いておきます。
(急に乾粉で要る時に無いと困るので、
大目に作っておきます)


そのお気場所がココ。
使いやすい用に、
コンテナに移して保管します。


横に太いコンクリートの梁が通っていて・・


私のデコと同じ位置に梁があるんですよね~。
で、深いコンテナを勢いよく元に戻す時、
フンッと振り返ると、ごち―――ン!


で、デコに絆創膏。

去年は、2枚張っていたので、
同じ日か、2日続けて
デコを強打したことになりますね。

いつもこの時期に
鋳込み(いこみ)用の粘土がなくなるので、
その準備のために原料置き場へ行き、
毎年デコを打つと・・(アホやん)笑

鋳込みとは・・
泥漿(でいしょう)水と粘土を混ぜた液状の物)
を石膏の鋳型に注ぎ込み成型すること。

必要な数は出来たので、
年内はデコを打つことはない・・かな?
顔を洗うときなど、何気に痛いので
打ちたくはないです。

さ、窯詰めが終わって、温めているのを
そろそろガスの供給を切って
消火する準備に取り掛かりますね。
明日は作陶の器ばかりの窯焚き。
世界で一つの特別な物しか入っていないので、
緊張・・。

え?応援するよって?
何を食べながら応援してくれますか?
シュトーレン?ミカン?
バームクーヘン?カキ?りんご?
(自分が食べているもんばっかりやん)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

コメント
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