京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

丹波焼の里にて

2023-05-01 15:45:58 | お出かけ
こんにちは。
今日は、お客様が「丹波焼(たんばやき)」
の里へ行って来られたお話です。

毎年、陶器市も兼ねた催しが
この里一帯で行われているらしいです。
(去年もこの記事を書いたかも。。?)


神戸からどーんと山の方に向います。
陶芸の訓練校の友人の家があります。
友人の家にもいかせて頂いたことがありますが、
でっかい工房とお家が同じ敷地にあるので
大きいのは当たり前かもしれませんが。
なんかね、どこもかしこもでっかい!(笑)

さて、お客様の足取りを追いましょう。


登り窯を訪れたそうです。
この登り窯、使われた後だったのか、
観光客へのサービスか、窯の後ろから
うっすらと煙がたなびいていたそうな。


窯の後ろ側。
煙突の役目の穴。

(パンフレットの窯の後ろ側)

里をぐるりと回り、
スリップウエアをされている
工房の見学もされたそうです。

所狭しと並ぶ作品。

スリップウエアってなんぞやって?
「ヨーロッパなど世界各地で見られた、
古い時代の陶器の一種。
器の表面をスリップ(エンゴーベ)と呼ばれる
泥漿(でいしょう・
水と粘土を適度な濃度に混ぜたもの)状の
化粧土で装飾する方法が特徴。」
です。

まずは、白化粧(もしくは茶色化粧)を、
乾ききっていない生地に掛け、
その上から色の異なる
化粧土を筋や点々などで落とし、
竹ひごや筆などで、それを動かして
模様を表面に描く技法です。
手早く行わないとダサくなります。
やり直しがあまりできない
緊張を伴う作業です(笑)

上記のスリップウエアの工房主さんは、
観光客が見ている中、化粧を掛け、
すっすと模様を紡ぎ出していったそうな。
手馴れていらっしゃる~!
格好イイ~!!

実演直後のカップ。

とまぁ、期間は短いですが
春には信楽も丹波焼の里も
陶器市が開催され賑やか。
(日本全国の陶器の里が、
陶器市などをして賑やかだと思います)

私も信楽の陶芸の森で開催される作家市には、
知り合いの方や友人たちが出展しているので
ここ数年、冷やかしに行っております。

貴方にも出会えるかもしれませんね?
その時はお互い、手を振り合いましょうね?
(顔を知らんってね)笑
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

丹波焼、信楽焼き、朝日焼、
清水焼など、近畿一円の焼き物の里
訪れてくださいね。
貴方をお待ちしております。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 興聖寺・その4 | トップ | 道具作り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お出かけ」カテゴリの最新記事