お獅子

とっても寒いですね～。工房前の泥を乾かす鉢も・・

この通り、カッチンこっちん。
氷がびしっと割れた模様が美しいです。

さて、節分がやってきます。
恵方巻きを無言で食べる心の準備は整いましたか？（笑）

何でも、七福神にちなんで七つの具を用意し、
福を巻き込み、縁を切らないように
一本、丸かじりをする。。んだそうです。

かんぴょう キュウリ しいたけ
だし巻き ウナギ でんぶ・・後は？

ほうれん草でしたか？（笑）

季節の変わり目は、毎度おなじみの
鬼（ 邪気 ） が生じるので、それらを追い払う為、
豆・・ 『 魔滅 』 を使う慣わしになったとか。。

お豆、体にも取り入れて、
おおいに邪気を払いましょうね。

朝日焼にはもうひとつ、邪気をはらう強い味方
『 獅子舞 』が来てくださいます、
　　
刀で邪気をはらい、
扇で福を招き入れてくださいました。

もちろん、頭もかじってもらいましたヨ！
　
鎮守さんや、登窯の前でもひと舞してくださいます。
　
皆さんのおうちにも、
お獅子の力が届き、邪気払いできますように！

河濱清器（かひんせいき）

朝日焼では今年、
『 河濱清器 』という、煎茶器に力を入れております。

もともと、お茶の器を作っている窯元ですが、
特にお煎茶をもっと楽しんでいただこう。
その提唱と器を、朝日焼が発信しよう！
ということで、皆が力を合わせております。

作陶館でも、皆様にお試しいただけるよう、
河濱清器の揃えを置く予定になっております。
楽しみに待っていてくださいね。

この器の特徴は、
お求め安いお値段になっているのはもとより、
使いやすい湯冷まし、何かが破損しても、
菟芸泥赴クラブ（ つぎねふクラブ ）
という、アフターケアの会員制がある点です。

私の一押しは、ヤッパリ使いやすい湯さましですね～。

華奢な手の方にも、
上からすっぽりと包み込むように持てるというところ。

カンカンに沸いたお湯を、一旦、コロンとした湯冷ましに注ぎ
程よく冷まして急須にいれ、茶葉をゆったりとほぐす。。

この動作が、あると無いとでは、時間の流れが違い、
美味しさも違ってくるというものです。

暑い暑いお風呂にエイヤッ！と入って、じ～っと耐えるより、
程よくうまっているお風呂に「 ほうぅ～ 」と言いながら
手足を伸ばすと、事の他、よくぬくもっている。。

みたいな違いですネ。
（ 余計にわかりにくい？？（笑））

宇治川のほとりで、清い器を作り続ける。。
という、私達の思いを込めた河濱清器。

どうぞお手に取りに朝日焼まで遊びにいらしてくださいませ。
おまちしております。