京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

近江鉄道旅・その3(?)

2022-10-26 16:24:38 | お出かけ
こんにちは。
今日は、近江鉄道のお話です。

忘れそうだから書いておきますね(笑)
ココからは、駆け足で行くようにします。
付き合って!!(笑)

近江鉄道路線図


電車は、八日市駅へと入りました。

近江八幡行列車
ココから、バームクーヘンなどで
知られている「クラブハリエ」(たねや)や、
日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)がある、
近江八幡行に乗り換えが可能です。
神社近くには、ヴォーリス記念館もあるようです。

ヴォーリスは、アメリカから来日、
近江兄弟社(メンターム)を立ち上げたり、
色々な建築物を設計、キリスト教の伝道など
様々な事をしていた方のようです。
気になる方はウィキ先生に聞いてみて下さい。

さぁどんどん進みましょう。
え~っと、彦根に着きました。

いきなりザックリ終わる(笑)

途中、多賀大社へと向かう乗り換えも
ありましたっけ・・・・
あ、そうそう。
途中の駅に、アニメの聖地がありました。
アニメ「けいおん」の聖地です。
豊郷(とよさと)小学校旧校舎群がそれ。

これもヴォーリスの設計

豊郷(とよさと)駅で、数人の男子が
ウキウキしながら降りていらっしゃいました。
素晴らしい学校のようで、
アニメを抜きにしても降りて見たかった・・
でも、我々には行く先があるので今回は我慢。
列車は進むよどこまでも。


ここどこ?(笑)

途中で見かけたお家は、どれも大きく、
太い梁が使われているのでしょうね。

たしか、屋根の下に出っぱっている飾り、
あれは梁をはみ出させて飾りを取り付けている
は、ず、、。ちょっと自信なくなってきました。
色々サーチしてみたけれど、
検索ワードがダメなのか、ヒットせず。
気長に探しておきます。


列車は米原までお客様を運びます。
我々はここ(彦根)で下車。

一息ついたベンチが素朴で素敵。

木のベンチ。案外座りやすかったです。

さぁ次の旅の始まりは彦根。
気長に楽しみにしていて下さい。
待っててね!待つと言ってください~。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

近江鉄道・その3(?)|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 今日は、近江鉄道のお話です。 忘れそうだから書いておきますね(笑) ココからは、駆け足で行くようにします。 付き合って!!(笑) 近江鉄道路線図 電車...

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登り窯焚口

2022-10-25 15:54:17 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、登り窯の焚口のご紹介。
冒頭の写真は、大火前(おおひまえ)と呼ぶ
登り窯の一番前の焚口です。

ちなみに喋りません(笑)

いつかどこかの窯焚きで、
鬼が島の紹介に使われた焚口です(笑)

(仕事しろ)笑

大きな薪を入れる下の大きい口、
半円の少し太いのを入れる口、
薪を壁に沿わすために入れる丸い焚口、
前だけで3種類の口があります。

大きい口とその上の半円。


その横にある、壁に沿わす焚口。
開けると・・

こんなん。

このほか、それぞれの部屋に焚口があり、
勤めて最初の頃は、焚口の区別がつきにくく、
攻めだしたら、窯が冷めるのを許さない
早いピッチで進められるので、
アワアワと言うていた思い出があります。
そんなんやのに、
「メンポーのゼーゲルはどうなってる?」
「胴木(どうぎ)をもっと持ってきて!」
「根引き(ねびき)をそろそろ持ってきて!」
「挿し木(さしき)を持ってきて!」の嵐。
ホント最初は「???????」
って、アタフタしておりました。

邪魔にだけはならんとこっ!!って
マジ思っておりました。(笑)

胴木は、やや太い薪。
根引きはそれより少し細い。
挿し木(差し木?)は、細こい薪。
次にでも、胴木と根引きの違いを
お伝えいたしますね。
メンポーは、窯焚きの時かな。

そして、登り窯の横に場所を移しましょう。

穴やら凹みやらが沢山・・

そのうちの四角い穴が、
焚口と思って頂いても大丈夫。なはず(笑)

コレを開けると・・

穴(当たり前)

今は手で開けていますが、窯焚き最中は
このレンガも、木や軍手がずっと触れていると
発火するほど熱いので、道具を使います。
持ちやすい棒を穴に突っ込み、
ひっかけて開けます。(道具や言うても棒~)笑

素早く開けて薪を放り込み、素早く閉めないと、
すぐに窯の中が冷めてしまうので大慌て。
しかし薪が等分に放り込めたか、
なおかつ薪が少しづつ重なっていたかなど、
見極めて進めます。手前ばっかり炎があったら、
真ん中の作品の釉薬が溶けませんし、
その逆も問題。案外頑張ってんねんで~?

今週末から窯詰めが始まる予定です。
頑張りますね。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

登り窯焚口|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 今日は、登り窯の焚口のご紹介。 冒頭の写真は、大火前(おおひまえ)と呼ぶ 登り窯の一番前の焚口です。 ちなみに喋りません(笑) いつかどこかの窯焚きで、...

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釉薬かけ

2022-10-24 15:52:12 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日は、釉薬かけのお話を書きます。
今、描いた記事の半分を、
手の置いた場所が悪かったようで、
全部消してしまいました(笑)
前半に何を書いていたんだっけ・・?

気を取り直して。釉薬掛けです。

写真で掛けている白い薬は、
焼くと透明になるお薬です。
焼き上がると、朝日焼の推し色
「御本手(ごほんて)」になります。
どんな色だっけって?こんなイロ。


綺麗な御本手~!!
ピンク色(肌色?)とグレーの色が
器を彩る、この色が特徴的。

なぜこの色が出るかと言うと、
生地に、わずかに含まれる鉄分と
途中まで空気を極端に無くして焼き、
ある温度で一転、空気をドンドコ
入れて焼くという、中性炎(ちゅうせいえん)
焼成という焼き方で出るのです。

器に見える斑点は、
空気が少ない焼き方の時、
土に含まれる酸素を吸いだして
燃料にしていたのだけれど、
一転して空気をたくさん入れる
焼き方(酸化(さんか)になった時、
え?もういらんの?と、
跡が残っちゃった跡。(多分)笑

なので、この釉薬は特別ですが、
特別ではないんです。

さぁ、さくさく掛けていきましょう。

一度に、3。。4板掛けるので
ボッケ~としていたら、時間は
すべるように流れていきます。


「終わらない・・・」笑

明日は、お出かけのお話を書こうかな。
いや、登り窯が近づいているので
窯の話にしようかな。
お楽しみに。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

釉薬かけ|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 今日は、釉薬かけのお話を書きます。 今、描いた記事の半分を、 手の置いた場所が悪かったようで、 全部消してしまいました(笑) 前半に何を書いていたんだっ...

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長浜城

2022-10-23 19:38:21 | お出かけ
こんにちは。
今日は,滋賀県長浜のお話です。


遅くなってしまったので,
今日はnote を読んでくださったら嬉しいです。
後日,またお話を書きますね。

それではまた明日!

作陶館note
長浜城(ながはまじょう)|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

長浜城(ながはまじょう)|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

今日は。 今日は,近江鉄道のお話をすっ飛ばし, 長浜への旅のお話しです。 長浜は,琵琶湖・湖東にあり, 長浜黒壁ガラス館や, ガチャガチャのフィギュアで有名になった 海...

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急須完成

2022-10-22 16:12:37 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、昨日に引き続き急須のお話です。
え?近江鉄道の話が聞きたい?
そぅ~(ニッコリ)?


いやいや、急須を完成させましょう。
急須は、片手のハンドルと口を付けて
蓋がセットできたら出来上がり。
ですが、バランスが大事~。

バランスが良いと、
持ちやすいのはもちろん、注ぎやすくなり、
一番おいしい最後の一滴までも
ポッチョンと気持ちよく注げます。

そのバランスが整っているか否かを
見極める方法が、こちら。

写真を撮るのを忘れました。
ごめーん。(笑)

見極め方、簡単です。
急須をもちます。
そして、ハンドル底辺を机の上に立たせ、
手を放して急須が立ったら、バランス完璧。

ん?分からんって?
ん~っと、左手の親指と人差し指で
Lの文字を作ってください。
その親指の先を地面にトンと着くと、
人差し指が北極星を指す(指さないです)
手の甲部分が急須の本体。
そんな感じ。急須でそれをして
立ったらイイよ。と教わりました。

もちろん、立たなくてもいい急須は
世の中沢山ありますが、作る我々は、
「お約束は守って作りなさい」と教わります。
まずは、基本のキが出来てからの
応用ですから。

あ、蓋は外しておいてくださいね。
落ちて割れます(笑)

それともう一つ。
急須のハンドルと、注ぎ口は
本体の蓋の縁(ふち)から飛び出ちゃダメ。

ひっくり返して置くとき、
ペッたんと返しておけることがイイかな。
カップのハンドルでも、
おしゃれ~~~~なデザインで、
手がカップの縁より
飛び出ている物がありますが、
人間どうしても伏せて置いて
乾かしちゃくなっちゃう。

そんな時、一番の被害にあうのがハンドル。
ハンドルが半端に折れたカップほど
悲しくなるものはないですからね。

そんなことで、ちょっとだけ
お約束ってあるのよね~と言うお話でした。


この急須は朝日焼の推し色、
御本手で焼きあげて頂きました。
ピンクっぽい(肌色っぽい)色で焼き上がり
可愛らしかったです。

そんなところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

急須完成|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 今日は、昨日に引き続き急須のお話です。 え?近江鉄道の話が聞きたい? そぅ~(ニッコリ)? いやいや、急須を完成させましょう。 急須は、片手のハンドル...

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