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母を迎える準備&確定申告終了

2021年02月26日 22時33分55秒 | 介護

 昨夜(多分、未明)から雨が降り出しました。

そして、今日の午後までよく降りました。

 

 

 今朝の果物

私にしては珍しく今日の写真はこの一枚だけです

 

 

 朝一で、スーパー経由で母の所に行きました。

買い物はいつも私が食べるものよりも母に持って行く食べ物の方が多くなります。

ちょうど診療所に着いた時にソーシャルワーカーのYさんより電話がありました。

続いて、ケアマネさんから「退院の日が決まったら、診療所に言わないといけないので教えて下さい」と電話がありました。

どういうことなのか、ちょっと意味がわかりませんでした。

その前に、小多規が急にサービス内容を変更されたので母を連れて帰ることが出来なくなったのですが、そのことには気が付かれていないようでした。

お風呂にも全く入れなくなることも。

荷物を看護師さんにお願いした後、Yさんがいらしたので、小多規のこと、昨日の見学のこと等をお話しました。

診療所はデイは大丈夫だそうですが、ショートステイが定期的な人で埋まっているそうです。

でも、このままでは母が帰れませんので、「何とか各部署と相談しいろいろなケースを考えてみます」と言われました。

そして、「ケアマネさんには僕の方から電話を入れておきます」と言われました。

私は可能ならば(可能な限り)、やはり母を家で看たいと思っています。

Yさんは「交代してくれる人がいないのでやはりひとりで看ることは難しい」と言われました。

ましてやいつ何が起こるかわからないわけですから余計でしょう。

とにかく、今日のこところはYさんにお話したことで、事情をわかってもらえましたので、半分肩の荷が下りました。

あとは良いように計らって下さると思います。

 

 

 

 それから、教会経由で急いで家に帰りました。

広島の税務署の方からお電話があるはずでしたので。

家に着きますとちょうどお電話があり、やはり一昨日の入力した金額が間違っていたそうで、それを訂正し、他のことも今一度全部チェックしてして下さり、送信し、確定申告がやっと終了しました。

今日も長い間、関わって下さいました。

10時20~11時45分。

一旦、電話を切られて、

12時半~1時40分。

「お食事、食べられましたか」とのお心遣いもあって、その方こそまだ本来ならば休憩時間のはずです。

「ああ、大丈夫です」とおっしゃっていましたが。

何ともご親切な方でした。

年配の方のようでして、それほどPCにお詳しそうな感じではなく、「あれ おかしいなあ」とほのぼのと、でも、無事に確定申告を終わらせることが出来ました。

簡単に出来ると書いてありますが、とてもじゃないですがひとりでは無理でした。

 

 

 今日はダスキンさんにお手伝いをお願いしていました。

1時前に来て下さいましたので、電話中でしたのでメモをお渡ししました。

出来ることを先にして頂いて、そして、電話を切った後から一緒にタンスを2つ移動させたりして、母の部屋が出来あがりました。

母の部屋にはまだ父の背広がたくさん残っていました。

もう形も違いますし、もちろんサイズも違いますので誰も着ることは出来ません。

思い切って母の許可なしで処分しました。

母は多分忘れているのだと思います。

母の年代の人の多くは物を捨てないので、とにかく物の量がすごい

でも、母のものは絶対に要らない明らかにゴミと思ってもやはりまだ捨てることは出来ませんでした。

ダスキンさんは「私なら捨てるけどねぇ」とおっしゃっていましたが。。。

今日はそんなこんなでその後も掃除をしたりして家の中にいましたので、雨が止んだことも知らず歩きにも行きませんでした。

でも、確定申告と母を迎える準備は整いました。

 

 

 明日は久し振りにホスピス仲間が来ます。

我が家は落ち着くそうで・・・

落ち着き過ぎて、よく寝ます

明日が楽しみです

 

 

 

 

 

★致知一日一言  【今日の言葉】


(2月25日)

しんどい時にしんどいまま
人生を終わらせるのはもったいない。
しんどければしんどいほど、
一番自分が楽しい、気持ちいい
と思える瞬間があるはずですし、
それを信じていたい

――――――――――
又吉直樹(お笑い芸人/作家)

 

 

(2月26日)

天知る、地知る、我知る。
どんなに貧しくなろうとも、
心まで貧しくなってはいけません

――――――――――
高橋恵(サニーサイドアップ創業者/
おせっかい協会代表理事)



 

 

 

★エドガー・ケイシー 珠玉のリーディング

 


(2月25日)

忍耐すること、公正であること、親切であること、辛抱すること、同胞愛を示すこと。これらを実践したなら、将来どんなことが起きるか心配する必要はありません!
Be patient, be just, be kind, be longsuffering, show brotherly love - and then don't worry about what's going to happen!
(2823-3)

 


(2月26日)

あなたは誰にそして何に信頼を置いているか、はっきり自覚しなさい。
Know then in WHOM as well as in what you put your trust.
(1431-1)

 

 

 

★バラ十字会 メールマガジン

 

こんにちは。バラ十字会の本庄です。


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例年と同じように、早春のこの時期は寒暖の差が激しいですね。



いかがお過ごしでしょうか。



札幌で当会のインストラクターを務めている私の友人が、ちょっとギョッとする題名の青春小説についての文章を寄稿してくださいました。

若い人たちの言葉では「アオハルっぽいストーリー」と言うのですね。ご紹介します。

▽ ▽ ▽

文芸作品を神秘学的に読み解く(26)

『君の膵臓をたべたい』 住野よる

森 和久



私は書名を聞いて、「ホラーなの? そういうのはちょっと、好きじゃないんだよ」と、紹介してくれた生徒に返事をしました。

膵臓は大切で、膵臓の病気は治りにくいと話していた時のことです。


「そう、膵臓の病気で治らないの。アオハルっぽいストーリー、結構流行ったよ」と説明され、アオハル(青春)の意味は分からなかったけれど、膵臓の病気というのが気になったのもあり、つまらなければやめるだけと思いながら読み始めました。


いわゆるBoy Meets Girlのライト・ノベルで、読み進むうちに自分が10代の頃の感じを思い出させてくれました。

病気で余命1年未満の女子高校生と彼女の家族以外で、彼女の病気について知っているただ1人の男子高校生の物語です。



作品の冒頭を見てみましょう。


『クラスメイトであった山内桜良(やまうちさくら)の葬儀は、生前の彼女にはまるで似つかわしくない曇天の日にとり行われた。』


桜良は死んでしまいました。

明るく活発な女子生徒だったと読者に知らされます。


対して、主人公の「僕」は友人など参列者が多いだろう葬式にも通夜にも行きませんでした。

それは「僕」の唯一の友人は桜良だけで、かつ二人の関係を知っている大人もいないわけで、行かないという選択を全うできたのです。


この桜良と「僕」という正反対の高校生二人がどう関わり合って行くのかということがはじめに提示されています。

私は文学少年の「僕」にシンパシーを募らせながら読み進めました。


全く友人も知人すらいない「僕」は桜良と交流していく中で、文学では得られなかった精神的成長を遂げていきます。

そして生きている自分、肉体を持って生を全うしている自分を感じるようになります。

では、それを見ていきましょう。



「僕」と同じ図書委員になった桜良は、本の整理なんかやらずにもっと死ぬ前にやるべきことをやったらいいのに、と言われこう答えます。

『でも今、それをやってないじゃん。私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。一日の価値は全部一緒なんだから、何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない。私は今日、楽しかったよ』。

そうですよね。

17歳の1日も80歳の1日も同じ重さのはずなのです。

ましてや他人が判断することでもないですね。

桜良は二人の関係を「仲良し」と表現しています。


桜良に好意を寄せる学級委員に殴られ、「僕」は学級委員のようには一途に桜良のことを考えてなかったことに思い当たり、偶然出会った「僕」よりも彼の方が桜良には相応しいのではないかと伝えます。


『違うよ。偶然じゃない。私達は、皆、自分で選んでここに来たの。君と私がクラスが一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ』、と桜良は答えます。

そうです、偶然は必然なのです。

すべてのことはそれぞれの選択によって成り立っているのです。

だからこの日、二人は、桜良の言う「仲直り」をしたのです。



また、人気者の桜良に好意を寄せてくる男子も多かったようです。

けれども、何人にも好きになられようとも、自分が好きな人に振り向いて貰えることこそ最も大切ということを桜良は判っていて、願っていたのです。


桜良に質問を1つ出来るチャンスを手にした「僕」は、臆病故に「僕」に対する桜良の気持ちを聞き出せません。

代わりに口から出た質問は、『君にとって、生きるっていうのは、どういうこと?』でした。

そこには桜良が死ぬということを受け入れられない「僕」の気持ちの表れがありました。

桜良は答えます、『生きるってのはね。きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ』。

「僕」の魂は揺らぎます。

そして以前とは違う「僕」であることを自覚します。


いろんな面で正反対の二人は、磁石のN極とS極、色の補色同士のように惹かれ合い、補い合う関係です。

「君の膵臓をたべたい」ということは、その人を自分の中で生き続けさせたいということ。

共に生き、そして共に死を迎えたいとの願い。

そのため桜良は「僕」を選び、「僕」はそれを悟ることが出来ました。



ところが、桜良をアクシデントが襲います。

桜良は宣告されていた余命までをも生きることは出来ませんでした。


神秘学について、半ば茶化すように「神秘学の魔法を使って災難から逃れたり、事故を止めたり出来ないの?!」という人がいます。

端的に言えば、できません。

もちろん意識の有り様、特に人々の集合意識によって影響を与えることは出来ますけれども。

また、クリスチャン・ベルナール前代表はこう述べています、「神秘家はレッスン(教訓)からの免除者ではありません。我々は学ぶことが少しばかり容易になることを知るのです」



終盤、桜良は、なぜ桜が春に咲くのかについて、こう述べます、

『教えてあげる。桜は散ってから、実(じつ)はその三ヶ月くらい後には次の花の芽をつけるんだよ。だけど、その芽は一度眠るの。暖かくなってくるのを待って、それから一気に咲く。つまり、桜は咲くべき時を待ってるんだよ。素敵じゃない?』 

これは桜良の自分に照らし合わせた死生観であって、神秘学的にも輪廻転生に繋がるものでしょう。

この物語は各媒体で作品化(メディアミックス)されています。

私は[コミック(漫画)-小説(途中まで)-実写版映画-小説(続きから最後まで)-アニメ映画]の順でみました。

無粋ですが、各作品に個人的採点をしてみました。

☆の数5点満点として、小説☆☆☆☆、コミック☆☆☆、アニメ映画☆☆、実写版映画☆です。皆さんの評価はいかがでしょうか。

△ △ △

ふたたび本庄です。


インターネットで調べてみたところ、『君の膵臓をたべたい』は2016年の本屋大賞で第2位になった作品でした。



森さんの紹介文を読んでいて思ったのですが、ある人生が突然終わりを迎えてしまうというストーリーは、無常というこの世の本質を私たちに突きつけてくれます。


それが、神秘学(mysticism:神秘哲学)などに取り組むきっかけになることもあります。



そのような作品として私が思い浮かべるのは、映画「ディア・ハンター」と石川達三さんの小説「僕たちの失敗」です。

「僕たちの失敗」はTVドラマ化され、主題歌として用いられたのは五輪真弓さんの「落日のテーマ」でした。

乾いたような無常を感じさせる素敵な曲でした。


いずれも古い話です。失礼しました。



下記は、森さんの前回の文章です。

記事:『大草原の小さな家』

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では、今日はこのあたりで。

また、お付き合いください(^^)/~


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■編集後記

近くの公園にヤマガラがいました。

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コメント (4)
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