1993年入社。学生時代バブル最高潮、入社後は不況。(いわゆるバブル世代もなく、氷河期とまではいかない世代です)
両極端を生きてきた世代として今の風潮に違和感を感じます。
バブル再来?なんて言われていますが、今思い起こすとあの頃は
日本経済の成長に全く疑いを持っていなかった時代。
人口増、子供多い、老人少ない、莫大な貿易黒字、健全な財政運営。
なにもかも今と正反対で、日本が世界一の時代。
卒業旅行で行ったアメリカで「なんか古い」「お金ない?」と感じたことを覚えています。
今の中国人が日本に持つ印象でしょう。
一部の人の懐古でバブル期とカタチとしては似ていても、マインドは全く違う。
バブルの再来なんかではない。ただの懐古だ。
金融緩和マネーが極地的にもたらした危ない遊び。
少子高齢人口減、グローバル化、IT化。大きな変化の中にある。
何度か書いていますが、日本はこれから文化を大切にする成熟国家となる。
例えるならアジアの中のフランスを目指すべき。
バブルなど忘れ、日本の本質に多くの人が気づかねばならない。
ばからしい論調に踊らされず、本質を見抜いてほしい。
それができねば本当に日本の未来は悲しいものになる。