先日の平さんの話を聞いていてやはり「礎って大事だな」と改めて感じた。
ただ、だれもが平さんのような一流の場でそこまでの経験を積むことはできない。
しかしながらその人の身の丈にあった経験を積むことは誰でもできる。
私の礎は営業時代のあの過酷かつ劣悪な環境を乗り切ったことだ。
残業代もなく非効率かつ報われない理不尽な体制の中でも、やりきった事、成果を残したことだ。
皆がいかに楽するかと曖昧な仕事している中で、やりきった事は自分の礎だ。
仕事は自分の「成長の為」だと考えていたので、無駄に思えることでも
そんなこという前に(それこそ言っても無駄なので)とにかくやってみて、実際そこで学ぶこともあった。
だから、実際にやってみて結果を残した上で「無駄だ!」と言ってきた。だからこそ上司にも反論はさせなかった。
現在多くの若手がやる前から「無駄なことはしたくない」と言う。
確かに時代の変換期である今は無駄なことも多いかもしれない。
ただ「変えよう」とするなら「やってみて」理解した上で「無駄」と判断すべきだし、それでこそ説得力あると思う。
あくまでも私の意見だが、あの一見無駄な塊時代こそが私の礎であることは間違いなく
長い人生「一見無駄でも意味あることは多くあり、本当に無駄なことは少ない」と伝えていきたい。