アットテーブルは日々各種データや情報を分析し、個々の生活者感覚を融合させアウトプットに繋げている。
その際に注意しなくてはならないのは「自分の感覚は大事だが、それを平均としない」ということ。
年収やテレワーク比率、家族構成、食卓シーンなど都心と地方では大きく異なることを忘れてはいけないし
共働き・専業主婦や子どもの有無、年代の違いなどもそう。貧富二極化がどんどん進行している現状も。
だからこそ各種データ比較は継続が大事だし、日々の情報収集そしてなによりも現場感・現地感が重要であり
お客様とのコミュニケーションでそこを磨いていくことが必要だ。
弊社社員は大企業の待遇や働く環境、仲間、クライアント様に恵まれているので無意識に自分生活基準で
これからを楽観視している傾向がいなめない。だが実際の世の中そんなに甘くない。
今は消費感覚が麻痺しているだけで、コロナ禍によるバラマキ、いままでの失政のツケ、世界との差はもうすぐ顕在化する。
そして今まで以上に富の二極化が進むだろう。
私はその傾向に強く警鐘を鳴らしているが、まだまだ自分基準になってしまっている。
各自肝に銘じ日々の提案と感覚を研ぎ澄ませ仕事してほしい。
その中で新たなイノベーションを成し遂げてほしい。
まずは日々、意識を持って目をこらしてほしい。そしてお客様・現場の声に耳を澄ませること。
新たな時代に向けた取組は(ふたたび!)そこからだ。