コロナ禍における日本と欧米との対応の違いが興味深い。
日本と桁が違う感染状況の中で、根本的な対応としてワクチンを軸に対応してきた欧米。
すでに景気は回復局面に。行動も制限されなくなってきている。
大変な状況であったが、根元から断つ戦略で今となれば実に合理的。
翻って日本は・・・懸命の対策でできる限り感染抑制してきたが、未だ全く見通しはたっていない。
変異とワクチンの関係などもあり、どちらが正しいのかは誰にもわからない。
延命治療なども欧米は控えると調べたことがある。
改めて欧米の実に合理的な選択の一面を感じる。
昨期の数字が確定。
コロナ禍で翻弄された１年でしたが、社員のみんなで奮闘した結果
売上は増収、営業利益は惜しくも前年に少し足らずという結果でした。
誰もが経験したことのないことが次々に起こる中
社員のみんなが本当によくやってくれました。
多くのみんなが会社のことを考えて取り組んでくれた。
グループはじめ周りと比較したら「本当によくやった」会社だと思います。
会社のみんな誇っていいと思います。（←奢り・慢心は絶対ＮＧ！安心したら終わりです）
ただ・・・私個人としては今までの成長と比較して「自分に負けた」と感じています。
甘さから何か見て見ぬふりをしてしまった部分があった。そしてそれは結局会社のためにならないこと。
その部分がこの結果。この負けは自分の甘さの責任。
だから今期は必ず徹底する。事業戦略と組織戦略の徹底しかない。
この負けを経験にかえて、自分自身に勝つことでしか、この気持ちは晴らせないのだから。
来年のこの日に誓いたいと思います。
本日の日経の記事。「批判より提案」本当にそのとおり。
会社は日々課題があり、常に変革していかねばならない。
その際に重要なことは「できない理由」でなく「どうしたらできるか」。
当たり前のことですが、当事者になるとほとんどのヒトはできない。
汗かく苦しさはとても辛いが、その達成の後の喜びはその苦しさの何倍も嬉しいはず。
まずは考える。そしてやってみる。やってだめならまた考える。
ヒトはそうして成長する。できない理由の並べ立てや評論は成長をとめる。
まずは考えてほしい。
コロナの状況を見ていると今一度自粛という感じでしょうか。
個人的にはこの対応は合理的でないと思うけど、いろいろな考えがあってしかるべき。
たとえグループシンクであっても、それも民主主義なのだから致し方ない。
そこはロジカルでなくとも、その先の東京オリンピックを考えてみれば否定派も辻褄はあう。
その方がわかりやすい。まあポピュリズムにしか過ぎないけど。
本当に大切なことを見失いがちな？社会やヒトのもろさを改めて実感した。
一人一人の自律が大事。そして意識や見識の大事さ。学びを大切にしたい。
テレワークが本格化してから１年。やっぱりコミュニケーションが課題。
「仕事と生活」から「生活の中での仕事」へと変化した。
みんな背景が違う中で、それぞれがどう時間を使い対応していくか。まさに自律。
ここは相当進んだと感じる一方、悩みを抱えている人たちへの目配りが行き届かない。
ちょっとしたコミュニケーションの大事さを痛感している。
自律部分と会社の団結力とのバランス。
悩みはつきない。
