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パーツ整形 《 HAWKER P.1127 》

趣味人( シュミット )のブログへ、
ようこそいらっしゃいました。

元旦は帰省している息子、末娘とボイフレンド、家人が寄って新年を祝いました。

昼過ぎから晩までの酒盛りに、一夜明けてぼんやり起き出した時は、もう大学駅伝往路の1区でのデッドヒートがTV中継されていました。

………………

さて、脱脂が済んだパーツの整形に取り掛かります。



アンビル上でパーツ( 持った手首を含む )を保持し、荒削りの金工平ヤスリから番手の違う【 住友3M製スポンジヤスリ 】で仕上げていきます。整形仕上げには中目につなげたら事足ります。

番手が一目で分かるように、ハンドルを
色違いで塗り分けています。そのハンドルは【 PRO-HOBBY / ICOM 】のもので、スポンジヤスリを両面テープで貼り付けています。



削りカスがヤスリに詰まって滑りだしたら、スポンジに擦りつけて目詰まりから解放してあげます。

百均の食品保存用容器がテコでも動かないよう 鉄のウエイトを底に貼り付けて、カー用品の厚手のスポンジを容積に見合う大きさに切り出してスッポリ入れています。
二、三回往復させると、スパッと削りカスが落ちますよ!お試しあれ!

金工ヤスリのほうは詰まりが解消しないなら、真鍮ブラシで乾式除去します。

湿式(溶剤を用いる)は、プラ(スチロール樹脂 )の研削作業に対しては、あまり意味がないように思います。
まあ、自己暗示、自己満足の世界でしかありませんがね。



どうしても避けられない削りカスの除去。
掃除機がけをいちいち段取りしていては、工作のロスになります。

そこで、作業台下に専用の掃除機を設置し、吸引口を手元に半固定し、糊刷毛で掃き集めることで、細かい削りカスを一網打尽に処理することができます。



部品まで吸い込んでしまわないようノズルの先端は、35ミリフィルムのケースのふたと底を開口し、台所用品のゴミ取りネットをキャップで挟み込み、洗濯機排水ホースの延長管に取り付けたものです。



ホースが暴れないようウエイトで押さえていますが、これは吸水バキューム機のものです。メインスイッチ、パワーコントローラーも、すぐ手が届く位置にまとめています。



ノーズギアの脚柱に押し出しピンの跡があります( ピンセットでつまんだ横の丸い凹んだところ )。パテ盛りでも修正することは出来ますが、他のディテールを極力触らなくてもいいように、その径に合ったプラ板でかさ上げ処理しています。







【 リヒートモデルス 】の《 パンチ & ダイ セット 》でプラ板を打ち抜き、保管スペースが1/2で済むよう、明らかに大きさの違うもの同士を、仕切りのあるケースにまとめて入れています。

デザインナイフで拾い、無樹脂タイプの接着剤で接着し、溶剤が飛んだところで精密ヤスリで整形します。

両手が塞がってるのによく撮影できたなあとお気付きでしょうが、自撮り棒をベンチバイスで固定し、シャッターボタンは足で踏んづけて切っています。はいはい、ご苦労様です。(ーー;)



手前が未処理のパーツで、奥は整形の済んだものです。


ここでご紹介するものは、無駄があったり読者の皆さんからするとヘンなやり方かも知れませんが、あくまでも個人的な方法でしかありません。
でもこんなやり方もあるんだなと、読んで頂ければ幸いです。

次回は仮組み/一部接着の工程に入ります。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。

では~!(^O^)/





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