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KAUZ /FLIEGE 完成!

ようこそ趣味人(シュミット)のブログへ!

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戦闘から帰還したカウツ、フリーゲの搭乗員と、基地でお出迎えのオッさんの塗装が終わり、ベースがまだですが一応完成としときましょう。
 
 
フギアー(お約束の言えてね〜)の塗装に、模型雑誌の記事やネットなどを参考にアクリルガッシュを初めて使いました。
 
ワザとボールの空気を抜いてプレーするバレーボールの新種目のような名称の塗料「ファレフォ」や、暑がりのワン公のような「シタデル」なんぞ、田舎では手に取って買えないので、画材店でセットでビシーっと揃えられるホルベインの絵の具を使います。
ど田舎のワシが住む街では模型屋はとっくに全滅したけど、おっされ〜なご贔屓画材店で、あらよっと手に入るし☆
 
これまではクレオスのラッカー系塗料、ハンブロールやタミヤのエナメル、スケールが大きなものには絵画に使う油絵の具を使っていましたが、乾燥待ちや画材の扱いがそれぞれに違う煩雑さがありちょっと敬遠ぎみだったので、流行りのテクニックを試してみようというところです。
 
水性ですから、稀釈に筆洗いにと水で大丈夫。
ラッカー系のようなきつい臭いが無いのも作業をする上で、環境にも健康的にもむご〜よかです(非常に良い)。
絵の具の注意書きにもありますが、顔料には毒性の強いものもあるので、手に絵の具がついたままの飲食は控えたほうがいいようです。
 
焼酎にクリムソンまじぇたら、赤ワイン?わきゃ無い!
 
 
密閉できるタッパーに、ペーパータオルを数枚重ねて敷き、その上にシリコンで表面加工されたクッキングシートを張り、純精製水をヒタヒタになるまで注ぎ、そこに混色しやすいように各色を分散して絞り出しました。
 
 
純精製水はカーショップで手に入るバッテリーの補充液で、デカール貼りにも不純物の塊のようなオッさんは使っています。ウルトラマリンをまじぇても、ブルーハワイにはなりません。飲んだらあかんばい!
 
リキテックスのアクリリックガッシュをメインに使い、補助溶剤としてタミヤのアクリルシンナー -20A。
肌色と眼のベース色としてクレオスのラッカー、仕上げに私も愛用している百均チークです。キモっ!!
 
 
既に混色した状態の水パレットですが、肌色の混色に赤、茶、黄、白を離して配置し、各色をちょっとずつ混ぜて狙った色を作っていきました。
ペットボトルのキャップには、X-20Aを入れています。ほんの数滴で事足りるのでスポイトは使わずに、元容器の口に入るピンセットで毛管現象を利用してつまんで移しています。
 
 
 
絵の具の混色具合や筆への含みを調整する為に、揚げ物料理の敷き紙を利用しました。
左の短冊に切ったものは、塗る対象物を握る親指に両面テープで貼り、穂先の最終調整に使いました。
絵の具の乾燥は速く、筆まで固まってしまうので、どぶ漬で穂先が曲がらないようピンチで挟み、底から浮かせて筆洗器に立てています。スプリングの間に筆を挟んで固定する専用の筆洗器がありますね。
 
 
では、私なりの顔の塗り方を順を追ってアップしていきますが、集中力が必要な微量の混色で塗り分けなけれはならない段階では記録どころじゃ無かったので端折っていますが、ほぼ段階は踏んでいます。
 
クレオスラッカーの白いサーフェイサーからスタート。同じく黒でアイラインとまなこを入れます。
到底これが最後まで保てるという事は無いので、途中修正していきます。
 
 
 
クレオスラッカーで基本の肌色を作っていきましたが、ガッシュは不透明なので、これは塗り込んでも無駄だったようです。
 
 
 
ガッシュを2度塗りした状態で、完全なマットな仕上がりで、まるで素焼きの泥人形のようで、人肌には見えません。
今回はアフリカ系、西洋系、東洋系の肌色を作ってみました。
 
 
 
 
 
一度塗って乾燥してしまった絵の具は隣り合った絵の具とはブレンディングが効きません。
パレットの上で微妙に混色したものを段階的に塗っていくしかないようです。
 
右側のヘルメットにある青いバイザーは、端は紫、中程になるほど白を混色していった青ですが、青一色の塗りに比べ、曲面の立体感が出たように思います。
 
「目は口ほどに物を言う」
それぞれ目線も首の向きも斜に構えさせ、アイコンタクトが出来るよう各自を配置させます。
 
仕上げには水性塗料にも影響がないホルベインのマットフィニッシュをエアブラッシングして、カサカサではない肌らしいつや消しに仕上げています。
 
初めて使うガッシュに、今までのブレンディング技法が使えないもどかしさが有りましたが、チークをパフパフしてやり、頰の赤らみや鼻のハイライトをカバーしています。
 
ビネットで各個体を寄せて配置すると、観る角度が限定されますので、今のうちにルックアラウンドさせておきます。
 
先ずはお出迎えのオッさんから。
 
 
 
 
 
胸と背中の部隊マークはデカールを縮小コピーしたものを貼り、名前らしきものはデカールのストックから持って来てます。
よっ!っと手を挙げていますが、KAUZに手を掛け話しかけている状態に、オリジナルから左手の付き具合を変更しています。
 
そのKAUZです。
 
 
 
 
 
 
 
窮屈なヘルメットを外してレーダーカバーに引っかけてもらい、安堵の表情を浮かべています。
 
 
 
 
前面シールド左側にスコアが6本(//// / )書き込まれていて、今回ののミッションでまた1本増え7本目が追加される事になります。
 
 
 
 
戦闘後の興奮冷めやらぬ紅潮した表情に仕上げています。白人種の赤ら顔は、綺麗なピンクになりますね。
 
 
 
では、僚機のFLIEGE です。
 
 
 
こちらはまだ、戦闘の緊張を残した鋭い眼差しのままです。機体内部の黒をバックに顔だけ浮かび上がり、よく表情が観てとれます。
 
 
 
高さ10センチの小さな物ですが、ローアングルが撮ると大きく見えますね。
 
今回のアクリルガッシュを使っての顔の塗りは、これまでの経験を活かせはしましたが、技法は別モノといっても過言ではないでしょう。
今までは隠蔽力の弱い塗料を薄く重ねて色を出していましたが、ガッシュでは下地の色は関係なくいきなり塗るそのものの色が1番上になるので、グラデーションが効かない事を念頭において進めなければいけないようです。
 
ラッカーの下地にガッシュを重ねるというハイブリッド塗装ですが、これに増してグラデーションを重ねるとなれば透明水彩絵の具が使えそうです。
 
機会があれば、またレポートしたいと思います。
 
長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました m(_ _)m
 

今回はこの辺で!ごきげんよう (^_^)v

愛あるあなたの、ピンポンダッシュ

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