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平成28年度入試 合格体験記 その11

2015-11-18 13:25:14 | 2016年度(平成28年度)小学校受験

開智望小学校 開智学園総合部 合格 女児

 

18年間住み慣れた板橋の地から埼玉に引っ越したことがきっかけで、初めて開智学園の存在を知り、小学校受験を考え始めました。

娘が年中の秋でした。

そして、11月の新年長受験クラスが始まる直前1ヶ月前の10月からアヤアカデミーでお世話になることになりました。

 

夫婦共働きで、1歳から保育園に預けていたのは少々ハンディかとは思っていました。

しかし、3歳からプリント類はかなりやっていたので、何とかなるだろうとタカをくくっていました。

始めてみてすぐにその考えは打ち砕かれ、受験を甘く見ていたことを反省させられました。

 

とにかく、他の子と同じことが普通にできないのです。

アヤアカデミーの基本ルールである、レッスン前の「トイレ・手洗い・うがい」ができない。

怖くてドアが閉められず、トイレに一人で行けない。

知らない子の中に入っていけない。

頑固でわがままで気が乗らないとやらない。

頑なに口を閉じて自分の気持ちを話さない。

もちろん工作も発表も大の苦手。

なかなか先生の言うことを聞かず、苦労をさせてしまったかと思います。

先生は、マイペースな娘の気質を十分に理解し、毅然として叱るときは叱る、褒めるときは褒める…

負けず嫌いな所があるので、競争心も上手く刺激しながら、上手に娘を指導してくれました。

 

4月の初めての統一模試。

泣いて教室に入れず、テストが受けられませんでした。

主人も私も本当に落ち込み、このままでは、本番テストも無理ではないかと思いました。

私自身、泣きながら「どうしてテストを受けられなかったの?」と、娘を責めてしまいました。

先生にすぐメールで報告すると…

「大丈夫よ!去年も同じような子がいたけど、ちゃんと合格したから。子どもを責めないで、『次は頑張ろうね。』の軽い一言でいいんだよ。」

とあたたかいアドバイスをいただき、本当に心が救われました。

 

その後の模試でも、気分が乗らないと運動をやらなくて0点。

行動観察もダメ。

聞く力が一番大事な小学校受験。

自分で読んで問題を解くのはできても、模試になると集中して話を聞けず全く点数が取れない。

悩みの連続でした。

 

先生のアドバイスに従い、とにかく模試の回数を重ねて環境に慣れさせる、またCD問題で聞く力を集中して付けさせる…など

その都度、問題点を改善する努力を親子共々やってきました。

 

それでも娘は弱音を吐きませんでした。

理英会のドリル基礎編55冊を全てやりきり、先生の予想問題も徹底復習するなど、本当に根性だけは座っていました。

娘の頑張りに、親として驚きの連続でした。

 

入試当日は、心配していた校長面談もやはりボロボロでした。

でも、先生のアドバイスと演習問題のおかげで無事合格をいただけたのが、今でも夢のようです。

 

この受験を通して、親子共々、かけがえのない経験を得ることができました。

そして、娘自身も「最後まで諦めず頑張ればできる!」という自信を得られたようです。

 

先生は、一見受験とは関係ないと思われるような知育玩具をたくさん、紹介してくれました。

娘は、このようなおもちゃが大好きで、「今日は何して遊ぶ~?」と、受験が終わった今でも沢山遊んでいます。

最近は、元素記号のカードゲームなども、家族で楽しんでいます。

このように家族で楽しみながら学習できる良い習慣も、アヤアカデミーで得た大きな収穫です。

 

今後もアヤアカデミーの卒業生として恥じないよう、親子共々成長していきたいと思っています。

本当にお世話になり、ありがとうございました。


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