こんばんは
hanayuです。
入院してたっけ?
というくらい、もういつもどおりの日常。
帰ってきた日はね、なんとなく違和感があった。
なんだろうなーって
冷蔵庫あけた時、
しなびれたぶどうを見て
一週間弱いなかったんだねって。
私の部屋で、私だけがいない状態で
ただ時間だけがたんたんと過ぎていったのだろう。
少々感傷的になるものの
やはり、ここは自分の家で
履きなれたスリッパの感覚や
hanaちんの存在に安堵し
イヤホンなしに観れるテレビも快適だし
(イヤホンに慣れてなくて、ほんとーに不快だったー)
好きなときにタバコも吸えるし、私だけの自由がたくさん。
ふと、ほんと
ふと、気づいた。
匂いだ。
何もかも、代わり映えのない私の部屋なんだけど
匂いだけが違ってて
だから、違和感だったんだ。
姪っ子夫婦がhanaちんのお世話に来てくれてたので
すっかり彼女たちの、なんというか「生活臭」みたいなのが充満してた。
柔軟剤の匂いとも違う
体臭とも異なる
そう、やはり「生活臭」という言葉がしっくりくるような。
という事で、
部屋中にしゅーーーーーーーーーっとスプレーして
換気して、、、
すぐには空気変わらないけど
今度は、私が暮らすことで私の「生活臭」が染み付いてくるのだろう。
翌日には、すっかり気にならなくなった。
そうそう、匂いと言えば
病院の換気はスバラシイね。
このコロナ禍の時代、換気は大事なのだが
それだけなのかな?
病院ならではの匂いをほとんど感じなかったんだ。
逆に、いつもいい匂いがしてて
はじめは、なんだろーなーって思ってたけど
過ごしてくうちに思った、換気だろう。
病人の臭いも
じじばばの加齢臭も
きちっと換気して、嫌な匂いがなかったのは
素晴らしく快適だったわ。
帰ってきた翌日、ベッドメイクしながら
自分の加齢臭を懐かしく思いつつも
改めて感じたもんだ。笑
いちいち
「自分のベッドはやっぱいいわー」
「自分家の風呂が一番だなー」
「自分で作るごはんうめー」
なんて、退院の喜びを感じてたのも束の間…
気づけば、一週間前となんら変わらない日常を送ってる事に気づいて拍子抜け。
一週間弱なんて、本当に短い期間なのだな。
私がこうしていつもどおり過ごしてる今も
病室では、また新たな患者さんがあの空間にいて
病院でのいつもどおりが繰り広げられてる事でしょう。
6:00の採血とともに一日が始まり、
きちんきちんと時間通りにごはんが運ばれ、22:00になれば消灯となる。
何人もの人たちが
訪れては去っていく場所。
人それぞれの日常があって、病院で過ごした時間なんて
いつもどおりの日常の前にあっては
過ぎてしまえば、さほど特別でもなんでもなくなる。
ま、今回の私の入院が短期間で済んだからそう思えるのだけど。
病室で亡くなった父や母にとって
最後の、いつもどおりの日常は家にあったのか病室にあったのか。
なんて、どうでもいいか。
どうでもいいついでに、
4人部屋だったけど
1人をのぞいて、すごい入れ替わりが激しかったなぁ。
一週間弱しかいないのに、隣と斜め向かいの人2回は変わった。
いちいち、うらやましーなーと思ったもんだ。
って言うほど、結果的には長くもない入院生活だったというわけだが。
ただ、いつもどおりの日常なんだけどね
くーーー、
酒が飲みたいゼ。
入院前と飲んでる薬の種類も変わらないし
体調もおかげさんで調子良いし
なのにね、なのに。
禁酒が一番の治療とは、辛いねぇ。
とりあえずは、次の検査までは我慢するとしよう。
たぶん、こんなに飲まない期間なんて
学生時代以来じゃなかろうか。
なんか、つまらん。
それもそのうち慣れるのかなー。