大雨の昨日、観に行きました。 映画「ももへの手紙」
アニメです。ジブリスタッフが作ってるけど非ジブリです。
しかし、シンプルなストーリーであり、ブランド力に頼らない逸品というのでしょうか、
星5つ差し上げたいです☆☆☆☆☆
(暗にコクリコ含むジブリ批判と解釈していただいてオッケーです。あんなに宣伝しても
作品自体に魅力が無いものはない)
舞台はしまなみ街道沿いの広島県の小さな島あたりです、たぶん(みんな広島弁だった)
お父さんを突然事故でなくした11歳の少女、ももとお母さんが都会から移住してきます。
スーパーもコンビニもない海沿いの小さな島。
広島にいたときに旅した鞆の浦あたりを思い出します。古い町並みがすてきでした。
主にももにしか見えない3人の妖怪との出会い。とくに西田敏行さんの声がいいです。
みかん畑でイノシシに追われるシーンや、台風のなか、通行止めの橋(瀬戸大橋みたいに
でかいやつ)を渡ってお母さんのために今治にお医者さんを呼びにももが行くシーン、
ここがクライマックス。
ジブリファンには既視感たっぷりの、猫バス妖怪ヴァージョンが見られます。
もう最高です。
確かにアニメでないと出来ない作品ですし、淡々とした物語の中にも出会いと別れがあり、
大人でもハンカチ必携の作品でした。
ちなみにももと同じくらいにナウシカを観た私としては、ファンと言わずともジブリを応援
しています。同じ名前のクラスメイトは昔ジブリに入社し、今では有名なアニメーターさんと
ご結婚されたと聞いてますし。それだけにジブリブランドに期待した人を裏切らない
クオリティの作品を出して欲しいなあ、と思うのです。