菫と土筆

昨日母の住んでた家の庭から取ってきた、
スミレとつくし。

スミレは母も私も好きな花。可憐だよね。
わりと都会の道端でも咲いてるよー。

ベッドサイドに飾って見せると、
まぁーって言ってた。

お名前書き

今朝、施設の人に言われて気がついた。
新しく持ってきたパジャマ、名前書くの忘れてた！

自分がいつも保育園で名前がないと困るのに、
そうだ確かに自分の持ち物が分からない大人も
いるからねー。マジックを借りてタンスの中身を
チェックチェック。全部フルネームで書いたった。

まさか母のお名前書きをするとはねぇ。
自分の子どもが小さい頃はよくやったけどさ。

奇跡

今朝、母の施設を尋ねると
(詳細は省くがおばの尽力で入れてもらえた)
なんと一人でヨーグルトを食べていた！

さっそく行って声をかけて、夜なべして作った帽子を見せて
被せたら何て言ったと思う？

「買ったの？」だって！
喋れんじゃん！他にも二言三言喋った。
ちゃんと目も開けたから写真も撮った。

夜なべした甲斐があったねー。
施設の方にも似合うと褒めてもらった。
よかったなぁ。

完成

実はこれは子ども用の編み機で作ったのだが、
おそらく大き過ぎずちょうど良いはず。
頭が大きい方は大人用を買いましょう。

毛糸一玉で編めました。色が画像だと暗いけど
実は明るいパステルカラー。

プレゼント

今回、おばの意見を聞いて母にパジャマと帽子を
2つずつ持っていった。しかも背の低い母のために
丈を直して、洗濯してすぐ着られるようにして。

しかし残念ながら、もうそれを母が見て喜んだり、
感想を述べたりは叶わなかった。

ほぼいろんな機能が閉じていく母。
私が来たのはかろうじて分かっただろうか。

昨日から母が寝ている側で、100円ショップで毛糸と
大きなリリアン編みみたいな帽子作り器を買い
帽子を作ってみた。

寝息を聞いて安心してやっていると突如うなって
身体を起こしたりするのでなかなか難しい。

私の名前は言わないけれど、
お腹痛い、とかはハッキリ言うのである。
実に母らしくて笑ってしまった。

仕方ないので残りは夜にホテルで仕上げた。
明日、自己満足だが母に被せてみよう。

実はこの帽子編み機、自分の家にもあるのだが
普段はなかなか時間がなくて作っていなかった。
割と簡単に出来ると分かったので、
次の冬は自分の帽子も作ろうかと思う。

編み物をしてたら母のお知り合いの方が見えて、
面白そうね、と言ってくれたのでこの編み機と
残り毛糸は差し上げて来ようかな。