やばすぎる・・・
先日娘と、私のお気に入りの大型書店に行った。
夫のモラハラに気付くまでは、物欲があまりない私でも、
本屋さんで料理や手芸の本を見たり、
『これを作ってみよう』という創作意欲みたいなものが
それなりにあったのだが、今はほとんどない。
自分ではだいぶ心身の状態が良くなったと思っていたのに、
実はまだダメージが大きかったんだと思うとショック。
そして先日姉が、いろんな展覧会のチケットを
くれたのに、そういったものに出かける元気もあまり無い。
やばすぎる・・・。でも『レオナール・フジタ展』は見たいかな。
そして自分でも愕然としたのが、ここずっと娘に絵本の
読み聞かせすらしてやる余裕が無かったこと。
昨日久しぶりに一緒にウォーリーを探してて、気がついた。
やばすぎる・・・。
頑張れワタシ！
この一週間でだいぶ回復したなあ。
昨夜は夫と会話もしたし（目は合わせない）
今朝は『さっさと働けばいいじゃないか』という
夫の前で、堂々履歴書を書けるようになった。
自分を褒めてやりたい！ときどき不安に襲われるけど、
布団に引きこもりっぱなし、ってのはなくなった。
頑張れワタシ！
今日はいい天気
今日はいい天気だあ。
洗濯をして、掃除して、スーパーにも行った。
うつっぽくなっていた自分にとって、
こういう普通の事が当たり前に出来るように
なった事、それだけで回復している感じがする。
少し前まで、娘が学校へ行ってしまってから
夫と二人だけになるのが嫌で、違うフロアに行き、
布団にもぐりこんでなかなか起きられないこともあったが、
（現実が嫌になって逃避、すなわち二度寝、気分的に
起きられないこともあった）最近はよくなって、
布団の中で本を読むようになった。
読みかけの田辺聖子 『私的生活』読破。
『苺をつぶしながら』に突入。すべて再読なんだけども。
いやもう、読めば読むほどヒロインの乃里子の夫、
剛がプチモラハラな人間に思えてくる。
『苺をつぶしながら』は乃里子が離婚後、仕事やら友人やら
もともとの自分と自由を取り戻していくお話。
読んでいてうらやましくなってしまう。
We Love・・・
娘がBOSEのスピーカーの前でＣＤを正座して聴いてます。
『ヘキサゴンアルバム』・・・。音楽を聴いて、歌詞カードを
見ながら歌ったりしてます。前からレンタル屋さんで探してましたが、
新譜なのに借りてる人いません。音楽性ってのがねえ。
聴くのは小学生くらいじゃないでしょうか。
最近の読書
今日は引きこもりモードを脱して、
開店早々スーパーにも行ったし、
娘の学校のミーティングにも行った。
おお、また少し自分を褒めてやりたい。
最もお手軽な気分転換、読書も進みます。
最近読んだ本
『ラジ＆ピース』 絲山秋子
『ばかもの』 絲山秋子
『警官の血』 佐々木譲
絲山秋子さんはとても好きな作家。
『警官の血』 は昨年のこのミス国内一位じゃなかったっけ？
まだ上巻しか読んでないけど面白かった。
親子三代にわたる警察もので、ドラマ化もされるんだよね。
特に二代目の民雄編、主人公の民雄が警察官の身分を
隠して学生運動をする学生に混じって潜入捜査をする所。
これが映画 『ディパーティッド』 のディカプリオみたいな
緊張感。心臓バクバクするう。
ちなみに元ネタ 『インファナル・アフェア』 より
『ディパーティッド』 のディカプリオが私は好きなのだ。
しかし、小説の民雄は潜入捜査を終えて不安神経症、
心身ボロボロになってしまい、酒に溺れ、幸せにしようと
思った妻まで殴る始末・・・。
『ばかもの』 も主人公の男がアルコール依存になり、
ボロボロになってから再生する過程が描かれている。
夫がモラハラだからってわけじゃないが、
健康な人がなんらかのストレスでボロボロになる過程、
よく分かるようになってきました。
最近小説をすっごく共感して読んでる私です。
