Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

気になりつつも、様子見に徹して

2020-11-08 05:46:10 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

ラジオのニュースを途中から聞いていて、アメリカ大統領選挙でバイデン氏に当確が出たことを知りました。

トランプ氏が訴訟に出るので実際に決まるにはまだ時間がかかりそうですが、歴代最高齢の大統領、大丈夫かな?と色々な面で思います。

 

さて昨日午後、コーヒーを淹れてパソコンをいじりつつお茶の時間を楽しもうとひと口飲みかけたとき、電話がかかってきました。

ディスプレイに表示された文字は、義母の妹、相方の叔母の名前。

こりゃまたしばらくおしゃべりのお付き合いをしなくちゃいかんのだな、やれやれと思いながら電話に出ました。

思った通り、20分ほどといつもより若干短めではあったものの、叔母のおしゃべり相手をしたのですが、今回はいつもと少々中身が違っていました。

数日前、敬老パスを落としたとか、その再発行の手続きで区役所に行ったり病院へ行ったりしたらしいのだけれど、叔母自身、頭のなかが混乱した感じがしたので

かかりつけ医に話したところ、簡単なテストをしたあと、「ちょっと軽い認知症が始まったみたいだね」と言われたのだとか。

びっくりした叔母は最近近所に出来た高齢者の支援センターらしきところへ行って事情を話すと、区役所に相談に行くようにということと、息子たちに相談する

ように言われたらしい。

どうやら介護認定の調査が近々あるみたいだけれど、叔母の話もあっちへいったり何度も同じ話をしたりで、確かに認知症の入り口に足を踏み入れた感じはしました。

 

叔母は認知症という言葉に対して怯えているのと、以前、もしそうなったら面倒はみられないから、とひとり息子に言われたことをとても気にしている様子。

しかも嫁とは今ひとつ折り合いが悪いところがあって、私が愚痴を聞くことになる、というわけ。

まぁこの思ったことを思ったなりにすぐ口にするおしゃべりな叔母を姑に持つ嫁の気持ちも、解らなくはない。

とはいえ、私が聞いていても話の中身がよくわからない部分もあって、息子たちが叔母から話を聞いてどこまで理解出来るか、ちょっと心配ではあります。

 

でも、心配しても、ねぇ。ここで私が世話を焼くわけにはいかないし。

さりとて、叔母はまだしばらくはひとり暮らしを続けることにはなりそうなので、これからもこうした電話がかかってきてお相手をしなくてはならないことに

なるのでしょう。

よくバイト仲間のさえちゃんが言う、いずれ我々も「行く道」。歳を取ったらきっと同じように若いひとに迷惑や面倒をかけるんだろうな。

そしてこんなふうに叔母のおしゃべりなど聞いてあげるのも、ちょっぴり徳を積むってことになるかもしれないし。ボランティアだと思えば腹も立ちませんよね。

義母相手のときには私も何かと腹を立て、言葉の暴力もあったと思う。今ではあのときもっと優しく接してあげられたらよかったのに、と思うのだけれど、

介護真っ只中のときには冷静さを欠くのだな。

さすがに叔母相手だと少しは達観する余裕と距離感がありますが、これから叔母の息子=相方のいとこ夫婦はなにかと大変でしょうね。