Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

育てる喜び、収穫して食べる喜び

2020-11-13 06:39:03 | 田舎暮らしの現実

昨夜は久しぶりに!咳で起こされることなく眠れました。トイレには起こされましたけどね(シニアなので)。

でも起きたら頭が痛い・・・相変わらず熱はなし。少しずつよくなっていくといいなと思います。

 

今回の畑行きではやることが多く、かつ太陽がお出ましになっている時間が季節柄短いこともあって、気づいたら写真を一枚も撮ってない!

撮るほどのものがなかったと言えばそれまでですが、畑の作物の育ち具合の記録として撮っておくべきだったと思います。

それというのも、ここ数年と比較して、作物の育ちが遅いから。

例えば一昨日の同じ頃の白菜は既に結球していたのに今年はまだまだで、ようやくやる気になってきたか?な程度。大根も2度に分けて種まきしましたが、

最初にまいたほうのものでも根の直径が5センチ足らず。後からまいたものなど、葉っぱしか見えない状態です。

葉物野菜に関してはちょうどいいくらいの大きさではあったけれど、いつもならもっと大きくなってるよな・・・・・・

これ全て、急な冷え込みのせい、だと思われます。

今年はこれまで以上に天気変化が極端で、長引いた梅雨やその後の猛暑、そして急な冷え込みと作物にはかなりヘビーな気候だったのでしょう。

その冷え込みで、サツマイモと里芋の地上部は見事なくらいにしおれて、いつもの年なら里芋は2回くらいに分けて収穫していたのに、しおれ方がひどくて

相方は今回一度に掘りあげましたが、これ相当な重労働。特に里芋はその粘り気が土にまで影響するので、土がより重くなるんです。

店で売られている土つきの里芋、あの状態にするまでが本当に一苦労も二苦労もあるんです。そういう農家の方のご苦労を知ることが出来るのも、自分たちで

作ればこそ。どの作物も店で並べられる状態になるまでにどれだけ手がかかっているか、消費者も一度体験すると食べものに対する意識が変わって、

食品ロスの減少につながるかもしれませんよね。

 

昨日は一日中、葉物野菜の整理やら里芋の根っこや泥を落とす作業でほぼ終わってしまいました。今日も続きが待っています。

それらの野菜は家で消費しきれないので、義弟の店で一部を売ってもらっています。ありがたいことに待ってくれるお客さんがいるんですって。

売り上げはせいぜい次の種や肥料代くらいにしかなりませんが、お客さんが喜んでくれるのが相方にとって一番のご褒美。これでは農業に転職しても

食べていくことは出来ないだろうなぁ。

面白いことに、相方は作物を育てることに喜びを感じ、私は収穫してそれをおいしく食べることに喜びを感じます。どう考えても私のほうが楽を選んでいる

感じですが、それでバランスが取れているのかもしれません。