一週間ほど前にぶら下げた柿が少しずつやわらかくなってきたので、洗濯物を取り込むときにひとつひとつもみもみしています。そうするとやわらかく仕上がるん
だそうです。
有名な市田柿のように白く粉を吹くことはありませんが、それなりにおいしく出来あがります。ただやっぱり少々固め。なので少しでもやわらかくなるように、
せっせともむのですが、これが結構腕が疲れるんですよね。なにしろ175個なので。
相方はいつも2個ワンセットにして紐の両端にかけて、それを竿に引っ掛けていますが、半分くらいまでもんだところで一旦休憩しないと腕がもたない。
いかに普段腕を上げることが少ないか、ということがわかります。
その柿の木ですが、柿が実る頃には葉が色づき、そして落ちる。これ自然の摂理というもの。
渋柿と甘柿のたった2本の木なのに落ちる葉っぱは結構半端ない量で、そして一気に落ちてはくれないから数回に分けて落ち葉掃きをすることになります。
柿の他にもスモモの木も落葉するし、昨日写真を載せた山茶花の花びらもはらはら散ってピンクのじゅうたん状態。
義母がしっかりしていたときはこまめに掃き掃除をしていましたが、認知症が進むにつれてそういうことに気が回らなくなり、去年あたりからは私の仕事に。
昨日も何度目かの掃き掃除をしましたけど、中腰の姿勢が続くのでつらいったらありゃしない。
指定のごみ袋の大きいものは45リットルですが、1枚では足りません。
まぁまだうちの場合は自分ちの木だからあきらめもしますが、街路樹のある道路沿いにお住まいの方は掃除が本当に大変だと思います。いくら専用のごみ袋が
もらえるとはいっても掃除の手間が減るわけでもないし。
バイト仲間のさえちゃんの家の前はイチョウが植えられています。葉ばかりでなく、銀杏も落ちてきます。しかも、臭い。
歩道を通る自転車などが容赦なく踏みつけていくので、それは大変なんだそうな。
東京の神宮外苑のイチョウ並木はとてもステキな光景ですけど、あの落ち葉、いつ掃除するんでしょうか。落ち葉で滑って転びそうになりそうな気もしますが。
家の近くの線路沿いにはモクレンがずっと植えられていますが、これが落葉だけじゃなく、花びらが落ちるとまるでバナナの皮のようだし、梅雨の時期には
めしべが落ちて、これがまた重くて掃き掃除が大変。そして大きな葉っぱが今頃になると落ちてきます。年に3回もそういう厄介な時期があるなんて、
さすがに樹種を決めるときももう少し配慮が欲しかったと思いますね。
この前、トラックを停めてある土場の楓の落ち葉を掃いていたら、とてもきれいな一枚があったのでツワブキの葉の上に乗せてパチリ。コントラストがきれい。
なんだかんだ言っても落ち葉を踏みしめながら歩くこの季節は風情があっていい。
掃除してくれる人に感謝しつつ、そんな気分を楽しみたいと思います。