咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

龍馬伝・・・・新選組

2010-06-17 22:44:44 | レビュー
 龍馬伝もお龍さんや寺田屋の女将お登勢さんなど、竜馬とドラマの後半で大きく関わりのある人たちが登場し益々面白くなっている。

 この頃の京都では、反幕府勢力を弾圧し治安を維持する部隊のひとつ・・・・・新選組が昼夜を問わず活動を行っている。
 取り分け、竜馬にとっては得体の知れない集団とも映る新選組との遭遇は鮮烈であった・・・・・。


 土佐の望月亀弥太は、竜馬と共に神戸海軍塾で航海術の修行をするが、尊皇攘夷の志を捨て去ることができなかった。

 海軍塾を抜け出した後、長州勢と共に京の池田屋で談合の最中、新選組の御用改めにより刃を交えることとなったが、逃げおおせなくなり自刃。

 亀弥太を含め土佐勤王党にいた故郷の友たちが、早死にすることに落胆する竜馬・・・・・大所高所から日本の行く末を見つめるべきと。

 この池田屋事件により新選組の名は、京の町で一躍有名になってゆく。

‘04年の大河ドラマ「新選組」は、現代風なドラマのようでいささか興ざめであったが、今回の龍馬伝における新選組は、衣装も雰囲気も斬新ですごくいい、さらにスピード感ある殺陣も・・・・・以蔵との絡みのカット。

 この新選組は、実録的な雰囲気が出ており、不気味な集団のように見えるが、親近感も湧いてくるので不思議。



「壬生屯所跡 八木邸」(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


 今回の大河は、カメラアングル、映像、衣装、カツラ、手前で演技をする役者さんの背景でも演技する人たちの細かな動き、ふんだんに使われるコーンスターチなどの小道具も凄いの一言・・・・・演出がいいから

 ドラマの方では、土佐勤王党の面々への血の粛清が続いている・・・・・そろそろ、半平太や以蔵なども最終局面へと。

 土佐勤王党の面々に変わって、今月末から登場する高橋克実さんの西郷隆盛、どんな雰囲気なのか、ハマリ役となるのか、我が家ではちょっとイメージが沸かないので興味深々。


 ところで、我が家のブログにこの”龍馬伝”を掲載するとアクセス数も途端に多くなり、今回の大河ドラマの人気の高さが伺えるような気がする。(夫)



[新選組(しんせんぐみ)]
 江戸時代後期の幕末期に、主として京都において、反幕府勢力弾圧・警察活動に従事したのち、旧幕府軍の一員として戊辰戦争を戦った軍事組織である。

 新撰組と表記された資料も多い。局長の近藤勇自身、「選」「撰」の両方の字を用いている。
 幕末、会津藩主で京都守護職の松平容保の支配下にあった京都の治安部隊。隊員数、約60名。京都の治安部隊としては、他に旗本、御家人で構成された京都見廻組があり、浪士(町人、百姓身分を含む)で構成される新選組は会津藩預かりという非正規部隊であった(後年、近藤ら幹部は幕臣となった)。

 新選組はいわば“佐幕派”であり、池田屋事件などで京都に潜伏する過激派尊王攘夷論者や不逞浪士の取り締まりにあたった。その一方で、局長の近藤勇らは新選組内部で凄惨な権力闘争を行い、敵対勢力を容赦なく殺害した。

 新選組は現代の若者たちから幕末日本を象徴する存在とみなされ、根強い人気を誇る。新選組隊士らの墓参りをするファンも多く、“日本史のアイドル的存在”となっているが、明治政府が彼らと敵対する尊皇攘夷過激派たちによって樹立された経緯もあり、近年まで史学的にもほとんど注目されることがなく、現在における人気は子母沢寛や司馬遼太郎らによる新選組をテーマにした数々の小説やTVドラマ・映画等の影響が大きい。

 アニメやゲーム、漫画などにもなり、若年層にも高い人気がある。「テロリズム」という語は、歴史的には体制側、反体制側を問わず組織的暴力行為を指していたものの、近代的意味では反体制側の組織的暴力行為を指すことが多いため、この観点からは当時反体制側としてテロ行為を行っていたのは薩長側であり、新選組は体制側として「テロリスト」の鎮圧に当たっていた。

 隊の規律維持のために厳しい局中法度を定め違反者に対し粛清を行ったことや、「誠」の一字の隊旗や袖口に山形の模様を染め抜いた独特の羽織でも知られる
 (出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)