咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

曲芸乗り・・・和田竜二騎手

2011-05-10 21:59:21 | スポーツ
 8日(日)、京都競馬の第1レース、出来の良さそうな和田竜二騎手騎乗のボストンリョウマ(単勝:2.5倍、2番人気)から、ウマタン4点を購入。

 同馬の相手に3キロ減の特典がある見習い騎手、国分優作騎乗のマサノエクスプレス(単勝:23.3倍、5番人気)も入れていた。

 実は、昨年11月末から関東・美浦所属の騎手ながら、栗東留学して関西圏域で騎乗機会に恵まれ、メキメキと頭角を現しはじめている。そして、3月1日付けで栗東所属のフリーになって、双子の弟・国分恭介騎手と競い合っている。

 特に平場のダートレースでは、▲ 3キロ減の騎手による馬への負担も軽減されることから、連帯する確率は高くなっており、騎乗技術の高い同騎手は狙い目である。

 なお、特別レースや重賞レースでは減量の特典はつかないので、第1~第8レースあたりのダート戦では要注意・・・。

 そんなこともあり、栗東留学以降、騎乗機会に恵まれた国分優作騎手の今年の勝ち鞍も2009年4勝、2010年3勝から比べると、2011年5月8日現在、1着19回、2着16回、3着10回と際立っている。

 と、いうことで、和田竜二騎手騎乗のボストンリョウマの相手候補に国分優作騎乗のマサノエクスプレスを狙った。

 同レースがスタートすると6番枠のマサノエクスプレスが先手を主張、番手追走は8番枠のボストンリョウマ、この両馬が馬群を引っ張った。

 マサノエクスプレスのペースで一団となって3 ~ 4コーナーへ向かって行った。そして、異変が起きたのが4コーナーの出口付近・・・・。

 直線に向いたところで、番手追走のボストンリョウマがマサノエクスプレスに触れて、馬がバランスを崩し思わず和田竜二騎手が頭から落ちるかと思われた・・・・。

 何と、なんと、和田竜二騎手が曲芸師のごとく、うまくボストンリョウマの首を抱えて、落ちそうな態勢から立て直した・・・凄い。

 その間左右に迫った馬にも後れを取ったが、和田竜二騎手が態勢を立て直すと同時に直線でムチを入れると、逃げ込みをはかるマサノエクスプレスに迫ったのである。

 そして、ゴールまで2頭の叩き合いとなった。

 いかんせん、斤量差3キロとあの4コーナーの出来事もあって、2分の1馬身迫ったところがゴールだった。

 すると、審議の青ランプが点灯・・・・ひょっとして、降着になって着順が入れ替えになるのか

 えーと、ウマタンの折り返しを買っていないので、降着になれば41.0倍のオッズはおいしい。

 それにしても、和田竜二騎手のバランス感覚の良さ・・・・さすがだね。

 あれで、落馬していたら、頭から落ちてえらいことになったかも。

 レース後、そんなことも思っていた。

 この4コーナーでの出来事、審議中なものでJRA-VAN NEXTのレーシングビューによるリプレーを観た・・・すると、明らかにマサノエクスプレスが寄れたことで、ボストンリョウマがつまづいており、これは降着だと確信した。

 しばらくすると、審議の結果が発表されて、⑥ ⇒ ⑧ が ⑧ ⇒ ⑥ となった。

 朝一から、よっしゃー

 減量騎手の国分優作騎手、ものの見事に連に絡んでくれたが、実効1日間の騎乗停止となったらしい。

 また、あのような落馬寸前で押しとどまった和田竜二騎手、今日は活躍するものと思い目が逸らされない・・・・きっと。


 その日は、午後から日本ハムの斎藤祐樹投手が先発とのことで、競馬と野球の双方をダブル観戦・・・・・。

 ところが、1回表、10球を投げて三者凡退に切ってとった“ゆうちゃん”にハプニング・・・・左脇腹痛で降板。

 後日、病院で検査の結果、「全治2、3週間 左脇腹の筋挫傷」とのこと・・・これも、痛い話である。


 その日は、結局双方を観戦しながら・・・・ハラハラドキドキ。


 プロ野球が始まる前の京都5レースが12時10分に発走、その和田竜二騎手は、初出走のキングカメハメハ産駒のマールートに騎乗。

 「骨折の影響でデビューが遅れた」とのこと。

 何んと同馬の人気は、単勝:99.1倍の10番人気。そのレースの1番人気は、単勝:1.5倍のペルレンケッペ、2番人気は、単勝:3.0倍である。

 この1番人気、2番人気の馬を1着固定として、3着固定にマールートを入れて、2着候補に1番人気、2番人気馬と残り3頭を入れた3レンタンフォーメーション8点で勝負。

 突然の降雨の中、レースがスタートすると、初出走なのかマールートが出遅れた・・・・やはり無理かと思って観戦。

 ところが、マールートが向う正面の内側を徐々に上がっている。

 3、4コーナーでは、内側を追い上げて上位に詰めるではないか。

 何、なに・・・・・最後の直線からゴール前、もの凄い脚で3着に上がったところがゴール。

 メンバー最速の34秒0の末脚が爆発・・・・・早速、追っかけ馬に登録

 1着は、1番人気のペルレンケッペ、2着に3番人気(単勝:21.8倍)のアグネスクローバー、ある、ある、買っている。

 3着に和田竜二騎手のマールートが見事に入った・・・・これは大きい万歳。

 その後、野球の方に目が行って懸命に日本ハムを応援・・・・・。

 15時前からWIN5対象レースが始まり、東京の10レースのウマタンを的中(これも美味しい)するも、WIN5は、このレースのみ的中・・・・・。

 このレース、キクノアポロの相手に「辻三蔵」さん推薦の大庭和弥騎手が騎乗したタマモクリエイト・・・・これが大正解

 和田竜二騎手絡みの馬券(京都12R3レンタン8点も)などで大いなる成果が出たが、日本ハムはソフトバンクに逆転負け・・・・“ゆうちゃん”の降板は大きかった。

 忙しい1日が終わった・・・いえいえ、“新撰組血風録”が始まる。(夫)



「キングカメハメハ」


 参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他


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