11日、開催された阪神JF。イチオシのラシンティランテが好スタートから先行策に、4コーナー手前では先頭に出て馬群を先導する形となった。
最後の直線に向くと脚いろも良く、さらに加速し馬群から一気に抜け出すかと思われたが、残り200mの坂下から脚いろも徐々に悪くなっている・・・おい、おい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang1.gif)
外出から帰宅後のレーシングビュアーを見ながら、結果の方は分かっているのであるが、それでも「おい、おい」と声が出てしまう。
他馬が一気に坂を駆け上がるなか、肝心のラシンティランテは伸びないのである。ズルズルと後退し馬群に沈みはじめて・・・あっ、あっ、あ、万事休す。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
坂を駆け上がり先頭に出たのが大外枠から終始3番手につけて追走していた武豊騎手騎乗のサウンドオブハート、ここは何としても勝利をと懸命に手綱を扱く(しごく)鞍上。今期初のG1勝利が頭の隅をかすめたのでは・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
そこへ、前々で競馬していたアイムユアーズが絡んできて、この2頭のマッチレースかと思われた矢先、凄いことが起きた。
何と、大外から一気に末脚を伸ばしてブエナビスタの半妹・ジョワドヴィーヴルがやってきた。一完歩、一完歩先頭に迫って、最後の坂越えも難なくクリアし坂を駆け上がると、あっと言う間に先頭に躍り出てサウンドオブハート、アイムユアーズなどを交わして・・・0秒4差、2馬身2分の1の着差をつけてゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは1分34秒9。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
1ヶ月前にデビューし新馬戦を容易に勝ち上がり、今回は1勝馬の身の上で2歳女王の座をいとも簡単に奪取した同馬。その驚きのパフォーマンスには、多くの競馬ファンや関係者の期待を裏切らないもので、現地においてライブ観戦の観客に競馬の醍醐味を植え付けたものと思っている。
とに角、凄い馬である。
420キロを切っているジョワドヴィーヴル、その小さな体であのパフォーマンス、まさに競馬とは、ブラッドスポーツである。
これこそ、ブエナビスタの後継者として来春からの牝馬クラシックロードを席巻するものと思われ、2歳牝馬・女王誕生、スター誕生である。それほど、印象深いレースであった。
当方、イチオシのラシンティランテは、引っかかったかのように先頭に躍り出たのか、阪神の最後の坂が合わなかったのか、15着とは・・・残念であった。これで終わる馬とは思っていないもので、次走以降何とかいいレースを見せてほしい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
最内枠から懸命に先団へ詰め寄ろうとしていた川田将雅騎手騎乗のアンチュラス、同馬がゴール前際どく突っ込んでくれたならと悔やまれる内容であった・・・2、3着馬には0秒1差の5着。
また、この千六が合わないのではないかと勝手に思い込んでいたアイムユアーズ、ゴール際最後のひと伸びでサウンドオブハートを抑えていた。さすがは外国の剛腕ジョッキーである・・・I.メンディザバル騎手。
それにしても戦前から混戦模様のこのレース、どの馬にもチャンスがあっただろうが、最後は力のあったディープの仔、ハイジの仔、ブエナの半妹のヴィーヴルであった。
春のクラシック路線に無事に出走することを願っている・・・2歳牝馬女王誕生“ジョワドヴィーヴル”
(夫)
[追 記]~ジョッキーコメント~
1着 ジョワドヴィーヴル 福永祐一騎手
「力はある馬だとは思っていましたが、想像以上の強さでした。まだ2戦目でこれだけ差をつけて勝つとは思いませんでした。今日はコースに入ったときの雰囲気から、勝てるのではないかと思っていました。上手に走る馬ですし、調教でも今までにない走りをする馬なのですが、レースでも素晴らしい走りをしてくれました。もうひと回り大きくなるでしょうし、どこまでよくなるか楽しみです」
2着 アイムユアーズ I.メンディザバル騎手
「後ろからでは無理だと思い、前へ出していったのですが、自分からスピードに乗っていってくれました。その後は前にカベを作って走らせました。4コーナーで早めに動いたのですが、一番警戒していた馬に勝たれてしまいました。今日は勝った馬が強かったということでしょう」
3着 サウンドオブハート 武豊騎手
「枠も枠なので出たなりで行きましたが、途中から折り合いもつきましたし、いいタイミングで抜け出せました。最後は前半に力んだ分でしょうか」
4着 イチオクノホシ M.デムーロ騎手
「スローな流れで、もう少し流れてくれたほうがレースはしやすかったと思いますし、もう少し外枠のほうがよかったかもしれません」
5着 アンチュラス 川田将雅騎手
「道中、馬群でもいいリズムで上手に走っていました。直線も伸びていますし、先につながる内容でした」
8着 エピセアローム 浜中俊騎手
「+10キロは成長分ですが、レース間隔が開いていたせいでしょうか、最後は疲れていました」
15着 ラシンティランテ 藤岡佑介騎手
「スローの流れでいい位置を取れましたが、カベを作れなかったぶん馬がハミを取ってしまいました」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/91/ae8c2d1a6c5ea0abe48e612f0d3e35f6.jpg)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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最後の直線に向くと脚いろも良く、さらに加速し馬群から一気に抜け出すかと思われたが、残り200mの坂下から脚いろも徐々に悪くなっている・・・おい、おい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang1.gif)
外出から帰宅後のレーシングビュアーを見ながら、結果の方は分かっているのであるが、それでも「おい、おい」と声が出てしまう。
他馬が一気に坂を駆け上がるなか、肝心のラシンティランテは伸びないのである。ズルズルと後退し馬群に沈みはじめて・・・あっ、あっ、あ、万事休す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
坂を駆け上がり先頭に出たのが大外枠から終始3番手につけて追走していた武豊騎手騎乗のサウンドオブハート、ここは何としても勝利をと懸命に手綱を扱く(しごく)鞍上。今期初のG1勝利が頭の隅をかすめたのでは・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
そこへ、前々で競馬していたアイムユアーズが絡んできて、この2頭のマッチレースかと思われた矢先、凄いことが起きた。
何と、大外から一気に末脚を伸ばしてブエナビスタの半妹・ジョワドヴィーヴルがやってきた。一完歩、一完歩先頭に迫って、最後の坂越えも難なくクリアし坂を駆け上がると、あっと言う間に先頭に躍り出てサウンドオブハート、アイムユアーズなどを交わして・・・0秒4差、2馬身2分の1の着差をつけてゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは1分34秒9。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif)
1ヶ月前にデビューし新馬戦を容易に勝ち上がり、今回は1勝馬の身の上で2歳女王の座をいとも簡単に奪取した同馬。その驚きのパフォーマンスには、多くの競馬ファンや関係者の期待を裏切らないもので、現地においてライブ観戦の観客に競馬の醍醐味を植え付けたものと思っている。
とに角、凄い馬である。
420キロを切っているジョワドヴィーヴル、その小さな体であのパフォーマンス、まさに競馬とは、ブラッドスポーツである。
これこそ、ブエナビスタの後継者として来春からの牝馬クラシックロードを席巻するものと思われ、2歳牝馬・女王誕生、スター誕生である。それほど、印象深いレースであった。
当方、イチオシのラシンティランテは、引っかかったかのように先頭に躍り出たのか、阪神の最後の坂が合わなかったのか、15着とは・・・残念であった。これで終わる馬とは思っていないもので、次走以降何とかいいレースを見せてほしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
最内枠から懸命に先団へ詰め寄ろうとしていた川田将雅騎手騎乗のアンチュラス、同馬がゴール前際どく突っ込んでくれたならと悔やまれる内容であった・・・2、3着馬には0秒1差の5着。
また、この千六が合わないのではないかと勝手に思い込んでいたアイムユアーズ、ゴール際最後のひと伸びでサウンドオブハートを抑えていた。さすがは外国の剛腕ジョッキーである・・・I.メンディザバル騎手。
それにしても戦前から混戦模様のこのレース、どの馬にもチャンスがあっただろうが、最後は力のあったディープの仔、ハイジの仔、ブエナの半妹のヴィーヴルであった。
春のクラシック路線に無事に出走することを願っている・・・2歳牝馬女王誕生“ジョワドヴィーヴル”
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[追 記]~ジョッキーコメント~
1着 ジョワドヴィーヴル 福永祐一騎手
「力はある馬だとは思っていましたが、想像以上の強さでした。まだ2戦目でこれだけ差をつけて勝つとは思いませんでした。今日はコースに入ったときの雰囲気から、勝てるのではないかと思っていました。上手に走る馬ですし、調教でも今までにない走りをする馬なのですが、レースでも素晴らしい走りをしてくれました。もうひと回り大きくなるでしょうし、どこまでよくなるか楽しみです」
2着 アイムユアーズ I.メンディザバル騎手
「後ろからでは無理だと思い、前へ出していったのですが、自分からスピードに乗っていってくれました。その後は前にカベを作って走らせました。4コーナーで早めに動いたのですが、一番警戒していた馬に勝たれてしまいました。今日は勝った馬が強かったということでしょう」
3着 サウンドオブハート 武豊騎手
「枠も枠なので出たなりで行きましたが、途中から折り合いもつきましたし、いいタイミングで抜け出せました。最後は前半に力んだ分でしょうか」
4着 イチオクノホシ M.デムーロ騎手
「スローな流れで、もう少し流れてくれたほうがレースはしやすかったと思いますし、もう少し外枠のほうがよかったかもしれません」
5着 アンチュラス 川田将雅騎手
「道中、馬群でもいいリズムで上手に走っていました。直線も伸びていますし、先につながる内容でした」
8着 エピセアローム 浜中俊騎手
「+10キロは成長分ですが、レース間隔が開いていたせいでしょうか、最後は疲れていました」
15着 ラシンティランテ 藤岡佑介騎手
「スローの流れでいい位置を取れましたが、カベを作れなかったぶん馬がハミを取ってしまいました」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/91/ae8c2d1a6c5ea0abe48e612f0d3e35f6.jpg)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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