[ポチッとお願いします]
人気ブログランキングへ
2013年製作の仏国・南アフリカ共和国合作の映画「ケープタウン」。
単なる刑事ものの映画と侮っていたが、南アフリカ共和国の暗部がえぐりだされているサスペンスアクションであった。
アパルトヘイトが未だに生きており、その闇で蠢く(うごめく)裏社会の組織。
その闇を徐々にあぶりだす二人の刑事。
一人はズールー人の警部アリ・ソケーラー(フォレスト・ウィテカー)、もう一人は自暴自棄で酒びたり、女好きの白人の刑事ブライアン・エキソン(オーランド・ブルーム)。
署長に嫌われているブライアン刑事であるが、アリ警部は、同刑事の腕はピカイチと認めており、お互いの信頼関係は相当強い。
今の我が国では、安保法制案問題で蜂の巣をつついたように国会論争も激しい。
ほとんどのメディアや左翼陣営、さらに進歩的知識人の輩が一方的に、戦争に加担する安保法制案反対キャンペーンを展開している。
これらの輩は、1960年代の安保反対闘争、1970年代の安保改定反対闘争でも同様であった。
安全保障条約を結ぶことは、戦争に加担することであり、戦争への道へ突き進むこと。
軍靴の音が聞こえるなどと、国民をあおったものである。
未だに戦争には巻き込まれていない。
日米安全保障条約のおかげである。
それに引き換え、世界の国々では今でも厳しい生き方を強いられている国民の多いこと。
この映画の舞台となっている南アフリカ共和国のケープタウン、現在でも貧富の格差は膨大なことが見てとれる。
人種差別も未だに生きており、いつになったら平穏な日々があるのか。
表に出ない暗部、そこに巣くいながら利権をあさる闇社会。
今にも戦争がはじまる、戦争へ巻き込まれる安保法制案は廃案にすべきとの野党代議士たち。
それをあおるメディアと進歩的知識人と呼ばれる輩。
実に平和な日本、平和と思わされている日本国民。
世界にはこの映画のような実態が、あちらこちらに垣間見られている。
単なるサスペンスアクションと違って、ちょっと、考えさせられる映画であった。(夫)
[追 記]~解説~
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのオーランド・ブルームと、『大統領の執事の涙』などのフォレスト・ウィテカーが共演を果たしたサスペンスアクション。南アフリカの大都会ケープタウンを舞台に、そこに巣食う深い闇の世界をあぶり出す。キャリル・フェリーの推理小説「ZULU」を基に、『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』などのジェローム・サルがメガホンを取る。人気と実力を併せ持つ主演俳優たちの熱演や、緊迫した展開に目がくぎ付け。
[追 記]~あらすじ~
ある日、南アフリカのケープタウンで、引退した人気ラグビー選手の娘が殺害されるという事件が発生。2人の刑事ブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が捜査を続けていくと、少女とある薬物の売人の関係が明らかになる。その危険な薬物は、ここのところ頻発している子供失踪事件の現場に残されていた物と同じで・・・。
(出典:Yahoo!映画)
(下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます)
人気ブログランキングへ
にほんブログ村