咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

第63回朝日杯FS・・・この一頭

2011-12-18 15:22:33 | スポーツ
 昨日は、寒い中を車に乗り込み某ウインズに出向いた。朝の内は小雪が舞っていたが、出かける頃には止んでいた。
 この寒いところ、お客さんが多くてびっくりした。さすがに今年も残すところ4日間開催となっているから、競馬ファンの出入りも多くなっているのであろう。

 本日は、G1レースが開催されるので、さらに多くの競馬ファンがやって来るであろうが、当方は自宅で用事をしながらTV観戦。

 ところで、昨日の阪神カップ、イチオシのリアルインパクトは、最後の直線で馬群を捌くことができず10着に敗退。相手のマルセリーナは後方外から最後は突っ込んで来たが、ゴール前伏兵のフラガラッハに交わされて4着。

 1、2着馬には、当方が目もくれなかったサンカルロとグランプリボス。その2頭の叩き合いがゴールまで続き、ハナ差でサンカルロが10ヶ月ぶりの勝利。
 4番人気、5番人気、13番人気で波乱の決着となった。

 懸命に応援していたミキノバンジョーは、大外から好スタートを決めて中団から追走していた。ところが、3コーナーの手前で故障したクレバートウショウの煽り(あおり)を食らったリディルが寄れて、その直後にいたミキノバンジョーもその影響を受け、ブレーキをかけて外に膨れてしまった。
 さらに、4コーナーでも外へ弾かれるなど、大外枠が災いし最後の自慢の末脚を繰り出すことができなかった・・・不完全燃焼の13着。(JRA全周パトロールビデオでよく分かる)

 ところで、本日は牡馬2歳王者決定戦の朝日杯FS。当初、良馬場になったのでクラレントを中心視しようと考えていたが、当方、最終追いにちょっと引っかかった。
 一方、好枠に入った昇級戦の③アルフレード、同馬の最終調教の方にすっかり惚れ込んでしまったので、こちらを中心に検討に入った・・・。

 前走の末脚にも見るべきものがあった同馬、今回はトリッキーなこのコースで勝鞍の多いいい枠に入った。そして、最終追いでラスト1F(ハロン)11秒7の脚、4F51秒9と抜群の動きであるから、最後に坂のあるここは難なく駆け上がってくるものと思われる。 なお、マイル連勝は心強い以外の何ものでもない。

 「体調は申し分ない。あとはG1のペースに戸惑わないかどうかに尽きる」と、さらに「中山マイルの経験があることは強み」との手塚貴久師

 相手筆頭は、前々走の勝ちっぷりの良かった⑦クラレントを狙いたい。前走のレースは放馬のハプニングと不良馬場で、意気消沈となった同馬。今回は、絶好の良馬場でのレース・・・待ってましたと言わんばかりのところかも。

 ところで、同馬の最終追い切りは、栗東坂路4F53秒1、ラスト1F13秒8と動けていない上に2歳新馬に1馬身遅れ・・・ここらあたりが、少し引っかかる。それでも陣営は実践上問題ないとのこと。

 京王杯2歳S組は、朝日杯FSにおいて好結果を残しているとのデータ、それなら大外枠のレオアクティブよりも①サドンストームを上げたい。中山のトリッキーな小回りコースであるが、函館・札幌戦で好結果を残している同馬なら、最内枠でうまく立ち回ってくれるかと・・・期待。
 デビュー戦では、クラレントの後塵を拝しているが、レース経験を積んだ今なら大丈夫であろう。

 マイル戦の経験が豊富な②ローレルブレット、陣営も絶好の枠に入ったとのことから、昇級戦のここでもあっと言わす場面があってもいい。

 「出来に関しては言うことない。前走がいい勝ち方だったのでここに挑戦してみるが、流れが向けばいいところはあるはず」と、コメントの鶴留明雄師。

 そのほか、内枠に入っていれば、上位で狙っていた⑯ダローネガ、陣営も当初は6枠以内の枠を希望していたが、こうなれば鞍上も腹を括って臨むであろう。

 北岑(みね)厩務員は「多少そわそわしているけど発汗もないし、そのうち落ち着くでしょう。僕は力は一枚抜けていると思っているからこの枠(8枠16番)でちょうどイーブンだと思う。(佐藤)哲ちゃんも自信を持って乗ってあげると言ってくれた」と、強気だったらしい。

 人気の方もブービーかどん尻かと思っていたが、そうでもなかった⑨ニンジャ、デビュー戦の走りですっかりファンになってしまった同馬。追っかけ馬にしなくても、忘れることのできない名前、枠順も中ほどのいいところに入っており、連闘となるが好位追走から・・・スルスルと伸びて来ないかと期待している。

 「長距離輸送は大丈夫そう。折り合い面を考えれば、流れが速くなった方がいい。G1のメンバーでもそこそこはやれそう」とは、宮徹師のコメント。


(デビュー戦・・・ニンジャ)

予想レース


 中山 11 R ③ ⇒ ⑦①②⑯⑨ ⇒ ⑦①②⑯⑨   3レンタン20点。
     
        ③ - ⑨   ウマレン及びワイド

 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)


参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第6回阪神カップ・・・この一頭

2011-12-17 10:58:00 | スポーツ
 週末から寒気団が南下してきており、昨日から寒い季節風が吹いている。そして外は初雪がちらついていた。
 一方、阪神カップの行われる阪神競馬場は、天候にも恵まれBコース(芝)に変更されるらしく、いいレースが見られそうである。

 本日のメインレースは、千四・内回りの芝コースで行われる阪神カップ、フルゲートの18頭のいいメンバーが揃ったようである。

 最内枠に入った①リアルインパクト、前走のマイルCSでは安田記念(G1)の勝利に起因して1番人気に支持されていた。今回は、最内枠でもあり早め早めの競馬で好レースをするのではないかと思って、ここはイチオシで狙ってみたい・・・内の荒れたところもBコースなら。ただ、直線最後の坂をうまくクリアしてほしいだけ。

 「前走は緩い馬場がこたえたし、位置取りが少し後ろ過ぎた感も。いい状態をキープしているし、1F(ハロン)短縮も問題ない。何とか巻き返してほしい」と、コメントの橋本助手。

 相手筆頭は、好調教であったとの3歳牝馬・⑪マルセリーナ、同馬もG1(桜花賞)馬でありこの阪神コース2-0-0-1と相性もいいので、斤量も手頃で巻き返しもありかと思われる。
 前走のマイルCSは、スタートのタイミングが合わず一完歩遅れたことで最後方からの追走となったが、4コーナーから直線に向くと最内に潜り込み、最後は伸びていたんだけれど。

 「先週と、今週はいい動きを見せているし、状態はいい。・・・千四は守備範囲だと思う」とは、松田博資師のコメント。同厩舎のジョワドヴィーヴル(阪神JF)の勢いを勝って、土曜日もここ一番のパフォーマンスに期待。

 このレース、期待の追っかけ馬が出走しており、▲(単穴)でも狙いたくなる⑰ミキノバンジョー、阪神コース1-2-0-0と好相性。今回は初の千四となるが、ここ2走千二の早いレースに対応しており、末脚を温存すれば33秒台の脚を容易に繰り出すことができるので侮れない・・・よ。

 ただ、懸念は大外の17番枠に回った点であるが、鞍上がうまく内を突いてゴール前で際どく・・・頑張れ。

 「短距離で差す形が板についてきた。今期は馬が硬くならない分、冬場でも安定して力を出せる。今の充実ぶりなら楽しみ」とは、大橋勇樹師のコメント。

 大外の18番枠に入ってしまった⑱リディル、この枠はいささか不利のような気もするが、良馬場期待の同馬にとって本日の天候は歓迎材料であろう。

 この距離1-0-0-0、このコース1-0-0-1と結果を残しており、千四のG2戦なら引けを取らないだろう。

 「今週の動きも良く、調子落ちはない。今回は千四でレースはしやすくなると思うし、良馬場でやれそうだからね。2走前のような走りができれば楽しみ」と、コメントの橋口弘次郎師。

 そのほか、以前の追っかけ馬の④ガルボ、昨年のこのレースではキンシャサノキセキに0秒2差4着と踏ん張っていた。寒い時期がいいみたいとの同馬、前走も0秒1差2着と調子を上げており・・・ちょっと不気味。

 穴候補には、阪神コース4-4-3-1、この距離も4-2-3-5と相性のいい⑥オセアニアボスも侮れない1頭である・・・末脚は堅実だからハイペースと思われるここなら面白い。

[追 記]~コース解説~
 前半3ハロンは芝1200m並の速さで流れる。中盤の1ハロンも11秒台のラップを刻み、息が入りにくい。後半3ハロンは35秒台。ゴール前に急坂が待ち構えていることもあり、ラスト1ハロンの時計がグッとかかる。2歳OPだとスローペースになることがあるが、その他はほぼ確実に前傾ラップになる。
 3歳以上のクラス別平均時計は、それぞれあまり差がない。芝1200mに比べて逃げ馬が残る確率は格段に減る。先行タイプでもいいが、差し・追い込み馬の好走も多い。
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)


予想レース


 阪神 11 R  ①⑪⑰  ① ⇒ ⑱④⑥     ウマタン9点。

      ミキノバンジョーの単複も買っておきたい。

 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)





参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の追っかけ馬(12月17日・18日)

2011-12-16 22:19:22 | スポーツ
 2011年の中央競馬もいよいよ大詰めへと近づいており、残すところ後2週となっている。次週の有馬記念では、ファン投票の上位馬たちが出走するみたいで、年末最後の豪華メンバーによる大一番・・・。

 また、レース後、ブエナビスタの引退式もその日の内に予定されているとか、最後のレースとなる有馬記念では好成績を残してほしい。

 さて、当方のブログも毎日更新の目標を立てて、今年もその目標をクリアするようにと何とか先も見えてきた・・・あと少しであるから、もうひと踏ん張りしなくてはならない。

 ところで、今週の追っかけ馬は、3頭が出走予定である。そのレース結果も楽しみな面々

[土曜日の追っかけ馬]
阪神11R ミキノバンジョーが出走予定。
 オープン入り後の2戦、短距離戦であったが0秒6、0秒4と最後は伸びているだけに惜しい競馬が続いている。今回は、1F(ハロン)伸びる初の千四芝コース、それでも忙しい千二よりは、好位からじっくり行って脚をためて最後の直線で弾けてくれないだろうか・・・。

 重賞上位常連組、G1馬、強力な3歳馬、スピードのある逃げ屋などの強力メンバー目白押しのフルゲートの18頭。末脚勝負なら決して引けをとることはないものと思っているミキノバンジョー。
 鞍上も相性のいい太宰啓介騎手に乗り替わっており、新婚さんが何とかいいレースを見せてくれないものかと・・・贔屓目ながら期待。

 
[日曜日の追っかけ馬]
阪神10R トゥリオンファーレが出走予定。
 昨年、1000万下へ降級してからほぼ1年ぶりにこのクラスを勝ち上がった同馬、昇級戦の準オープンでは、0秒8差の10着、1秒4差の14着と戦績を残していない。今回は、昇級後の3戦目となるが、それでも阪神コース3-1-1-4と他場よりは相性のいいコースである。

 また、出走メンバーの中でも、このコースの持ちタイムは上位にあり、最終調教は4F(ハロン)52秒2、ラストは1F13秒0と時計を要しているが、全体時計は悪くないと思われる。
 何とか、3着以内に入れば次走からの期待も高まるだろう・・・。


小倉11R フミノイマージンが出走予定。
 3走前のマーメイドSでは、終始後方から追走し最後の直線では大外一気に決めるレースぶり。前々走は、メンバー2番目の末脚で0秒1差、クビ、クビの際どい3着であった。
 前走のエリザベス女王杯は、超ハイペースのレースで後方から最後は詰めるも残念な結果となったが、今回のG3戦ならトップハンデでも負けられない1戦であろう。

 「上がり重点は予定通りで、末の伸びがよかったし、まだ余裕もあった。前走の女王杯は展開が向かず、不完全燃焼であった。トップハンデだが、G3のメンバーなら」と、コメントの中井助手。

 このレースにあのレーヴディソールが出走するとのこと、前走はさすがに8ヶ月ぶりのプラス20キロで怪物の走りはできなかったが、一叩き後のここはどのようなパフォーマンスが見られるかワクワクする。フミノイマージンとの叩き合いになれば楽しみも増すが・・・どうだろう。


[今週の大橋厩舎]
 土曜日:小倉5R ニホンピロレガリア、小倉8R マッシヴリーダー
     阪神4R キングヒーロー、阪神11R ミキノバンジョー
 日曜日:中山10R イセノスバル、阪神12R ミキノクレシェンド
     小倉6R レアコマンド

 先々週2勝、先週1勝と調子の上がっている同厩舎。ミキノバンジョーにとって、強豪が相手となるが頑張ってほしい。ミキノクレシェンドは再度減量騎手起用での昇級戦、もう一丁。(夫)



参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週は・・・朝日杯FS

2011-12-15 22:33:44 | スポーツ
 先週の阪神JFは、ディープインパクト産駒でブエナビスタの半妹・ジョワドヴィーヴルが、1勝馬ながら大外から一気に決める快勝で史上初の1戦1勝馬の勝利となった。

 さて、今週は牡馬2歳の頂上決戦の「朝日杯FS」である。ところが、春のクラシック路線において、このレースでの好走馬の活躍が見られないこともあり、ちょっと手薄なメンバーとなっているとの下馬評。

 当方、雨中の東京スポーツ杯2歳Sで、滅茶苦茶強い勝ち方をしたディープブリランテの出走を期待したが、どうやら次週のラジオNIKKEI杯も未出走とのこと。

 ちょっと、残念であるが仕方ない・・・次走のレースを楽しみにしている。

 その東京スポーツ杯では、レース直前に2番人気のクラレントが放馬するハプニングがあった。ところが、馬体に異常を認めないとのことで出走と相成ったが、馬場も降雨不良のため・・・大敗。当方、この日のハプニング放送で、急遽相手筆頭の同馬を切ったことで幸運を得た。

 しかし、クラレントの2走前のレースぶりからもその実力は確かなもので、今回は中心視できるものと思われる。陣営も巻き返しを期しているとのこと。

 最終調教は、相変わらず動きは重いらしい・・・併走遅れで時計平凡とのこと。それでも陣営は、実践に行けば変わるからとのコメントらしい。

 その2走前のデイリー杯2歳S、最後の直線大外から一気にやってきたダローネガ、最後の叩き合いではクラレントに屈したが、その上を行くことも十分考えられる。

 今回は、鞍上に主戦の佐藤哲三騎手とか、渋太く長くいい脚を使って・・・どこまでやってくれるかとの、期待も大きいらしい。最終追い切りの栗東坂路もいい動きのようである。雄大なフォームで急勾配を駆け上がったとのこと、6枠から内がほしいとか・・・。

 やっと本来の走りができたニンジャ、デビュー戦の阪神以来、同コースで再び勝利し2勝目を掲げている。陣営では連闘でもこの朝日杯FSに出走させたいとの意向らしい。

 1F(ハロン)伸びる中山コースであるが、最後に坂のあるここも阪神コースで2勝の実績なら十分にこなすものと思い、穴馬として同馬を狙いたい。影のように馬群の先団に追走し、最後の直線で渋太く伸びて来ないだろうか・・・忍びの者。

 前走の京王杯2歳Sでは、最後の直線で大外から一気に来られたレオアクティブに屈したサドンストーム、最終調教は4F(ハロン)52秒7、ラスト1F12秒7の好時計であった。今回は、前走に負けないくらいの出来にあるとのこと。

 その京王杯2歳Sの1着馬のレオアクティブ、前走はハマったと思われるレースぶりであったが、1F伸びる中山のマイル戦では0秒7差の7着があったもので・・・不安定要素となりそうである。

 11日の香港スプリントで3日間の騎乗停止処分の池添謙一騎手、その騎乗停止措置は26日以降からとのことで、今週のローレルブレッドと有馬記念のオルフェーヴルには騎乗可能とのこと。

 千六戦で好走が光っており、さらに直線最後の追い比べでも決して引けをとらないとのローレルブレッドも侮れない1頭である。

 何と、アルフレードが坂路で超抜の動きをしたらしい。4F(ハロン)51秒9、ラスト1F11秒7の猛ラップで併走馬を1馬身もちぎったとかで、こんな馬みたことない・・・とのこと。マイル戦を連勝でここに駒を進めており、狙ってみたくなる1頭である。

 最終調教や枠順など、大いに気に掛かる中山のマイル戦である・・・競馬って楽しいものである。(夫)



参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲の部屋・・・ドラゴン

2011-12-14 22:18:00 | 日記
 『パッチワーク』今年最後の課題は、辰(ドラゴン)であり、やっと二つの作品が完成した。金糸入りの布地は余り扱わないので、その分丁寧にしなくてはならないから少々手間取った。

 でも、やはり出来上がりはホットしたのと、うれしいもの・・・。

 2個のテーマの内一つは、毎年作成している干支の小さな置物。

 手の平に乗るような可愛いドラゴン。その髭の部分が、流れるように出来上がっている。目の方は何とも可愛い丸い目となっている。



 掛物の方は、十二支の文字に囲まれた中央部分に干支のドラゴンが鎮座しているが、この部分は、その年の干支を作成して取り換えるので、毎年楽しめるデザインとなっている。



 今取りかかっている別の作品は、「初」の文字を大きく刺繍。布が着物地のため少々縫いにくいが、何とかお正月までには頑張って間に合せたい。(咲)
 
にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マシュマロ・・・クリスマスイブに

2011-12-14 22:17:30 | スポーツ
 来るクリスマスイブの24日(土)、マシュマロが小倉にやって来るとのこと。何、何、何のこと・・・。

 競走馬の話である。へー、可愛い名前だね 

 名前以上にその真っ白な姿には、瞠目(どうもく)すること間違いないだろうね・・・。

 マシュマロは、白毛馬の2歳牝馬。父は芦毛のクロフネ、母は白毛のシラユキヒメであるがゆえに、その仔も真っ白な可愛い姿、正に「名は体を表す」である。

 前走の京都ダート千四のデビュー戦、うまくスタートを決めたマシュマロ。終始好位から追走していたが、3、4コーナーでは徐々に押し上げてきた。
 最後の直線、逃げるスズノハヤブサを難なく抑えて、番手から先頭へ躍り出て、そのまま、余力も十分にゴールインの同馬。

 詰めかけた多くの観客から、大きな歓声が上がっており、TV画面を通してもその様子が見て取れた・・・。

 次週イブの日、小倉「樅の木賞」に出走するとのマシュマロ、前走のレースぶりから500万クラスも難なくクリアするものと思われる。陣営もイブの日に真っ白なマシュマロ号が勝利し、これこそ“ホワイトクリスマス”・・・と、演出できればバッチリであろう。

 次走も話題性一杯のマシュマロ号、発進である。(夫)


(デビュー戦1着・マシュマロ)


[追 記]
 白毛馬として初めて新馬勝ちしたマシュマロ(牝2、吉田)は24日小倉の樅の木賞(500万、ダート1700メートル)で2連勝を狙うことになった。阪神JFにも登録していたとあって「いつでも、速い時計を出せる状態でした。イブの日なので、勝てばホワイトクリスマスですか? 大勢のお客さんに小倉競馬場まで見に来てほしいですね。楽しみです」と高島助手。
(出典:JRA-VAN NEXT抜粋)

 参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絆・・・今年の漢字

2011-12-13 22:44:22 | 報道・ニュース
 我が家でも昨日は、庭師さんたちがやって来て「松の木」「雑木」などの剪定をされたので、いつでも正月が迎えられるようになった。松の木もこの数年元気がなくて病気がちであったが、今年は随分と元気になってきたと庭師さんから説明を聞いていた頃、TVを通じて今年の漢字ひと文字が発表されていた。

 今年も日本漢字能力検定協会が、その年の世相を表す漢字を募集した結果、49万通と過去最大の応募があり、最も多かった「絆」という文字が選ばれたとのこと。
 清水寺(京都市)の森清範貫主が、この選ばれた漢字ひと文字「絆」を特大の和紙に書き上げられた・・・まさに季節到来である。

 あのように「今年の漢字」が特大の和紙を通じて発表されると、新しい年の小さな足音が徐々に大きくなって聞こえてくると実感できる。

 特に今年の場合は、甚大な被害をもたらした未曾有の大震災が東北地方に壊滅的な打撃を与えており、多くの人たちとの絆を強める1年となったであろう。献身的な自衛隊、警察、消防隊などによる災害援助、取り分け10万人からの動員が行われた自衛隊員の寡黙な活動ぶりに、多くの被災された方々との固い絆が結ばれていた。

 その我が国を守る最前線にあるべき自衛隊員も、総数は25万人程度とか、これでは国防という観点からも余りにも少ない人員と思われる。被災地におけるあの献身的な姿勢を見た若者の中にも自衛隊への入隊希望も出ているらしいが、これも絆の深まりの一つと思われる。

 もっと、国の方でも真に国益を守ることを考えると、自衛隊員の精鋭化と増員を真剣に考えるべき切っ掛けにもなったこの1年であったように思える。

 一方、被災地が新たな年を迎える準備にも、復興のつち音が強まるよう国がもっと動くべきである・・・まだ、まだ、国の動きが遅い。
 ところで、この大震災については、世界の国々や多くの地域からも支援の手が沢山差し伸べられた。特に「友だち作戦」と称した米国からの支援物資や人的な多くの支援もあった。

 今年は、太平洋戦争への切っ掛けとなった真珠湾攻撃から70年とか、それを区切りの映画やTVドラマも製作されているが、今では、敵方であった米国も我が国との同盟関係にあり、今回の「友だち作戦」支援には・・・まさに「絆」を考えさせられる。

 ありがたいことである。しかしながら、国防と言う観点からは、いつまでも米国のお世話にならないで、自らの国は自らで守るよう変えて行くべき時期に差し掛かっているようにも思われる・・・無条件降伏の我が国の真の独立には、まだ長い道のりと思われる。

 この「絆」と言う今年の世相を表す漢字から、いろいろと思いを巡らせてみた。(夫)

[追 記]~NHKニュース~
 ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が、京都の清水寺で発表され、東日本大震災などを受けて、家族や仲間など、身近でかけがえのない人との絆を改めて知ったことなどを理由に、「絆」が選ばれました。
 「今年の漢字」は、京都に本部のある日本漢字能力検定協会が、毎年、その年の世相を表す漢字ひと文字を募集して選び、発表しています。ことしはこれまでで最も多い49万通の応募があり、最も多かった「絆」という字が選ばれました。京都市東山区にある清水寺では、森清範貫主が、たっぷりと墨をつけた筆で、大きな和紙に「絆」の字を一気に書き上げました。
 「絆」を選んだ人たちは、東日本大震災で生きる希望を見失いそうになったときに、さまざまな人との絆で助けられたこと、震災で世界や日本に絆が広がり、お金では買えない大切なものがあると感じたこと、サッカー女子ワールドカップで日本代表のなでしこジャパンが優勝し、チームの絆を感じたことなどを理由に挙げているということです。日本漢字能力検定協会によりますと、ことしは東日本大震災を受けて字を選んだ人が多く、2番目に多かったのは震災の「災」、3番目は同じく震災の「震」だったということです。
(出典:NHKニュース 公式HP抜粋)

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伝説が生まれそう・・・阪神JF

2011-12-12 22:58:00 | スポーツ
 11日、開催された阪神JF。イチオシのラシンティランテが好スタートから先行策に、4コーナー手前では先頭に出て馬群を先導する形となった。

 最後の直線に向くと脚いろも良く、さらに加速し馬群から一気に抜け出すかと思われたが、残り200mの坂下から脚いろも徐々に悪くなっている・・・おい、おい。

 外出から帰宅後のレーシングビュアーを見ながら、結果の方は分かっているのであるが、それでも「おい、おい」と声が出てしまう。

 他馬が一気に坂を駆け上がるなか、肝心のラシンティランテは伸びないのである。ズルズルと後退し馬群に沈みはじめて・・・あっ、あっ、あ、万事休す。

 坂を駆け上がり先頭に出たのが大外枠から終始3番手につけて追走していた武豊騎手騎乗のサウンドオブハート、ここは何としても勝利をと懸命に手綱を扱く(しごく)鞍上。今期初のG1勝利が頭の隅をかすめたのでは・・・
 そこへ、前々で競馬していたアイムユアーズが絡んできて、この2頭のマッチレースかと思われた矢先、凄いことが起きた。

 何と、大外から一気に末脚を伸ばしてブエナビスタの半妹・ジョワドヴィーヴルがやってきた。一完歩、一完歩先頭に迫って、最後の坂越えも難なくクリアし坂を駆け上がると、あっと言う間に先頭に躍り出てサウンドオブハート、アイムユアーズなどを交わして・・・0秒4差、2馬身2分の1の着差をつけてゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは1分34秒9。

 1ヶ月前にデビューし新馬戦を容易に勝ち上がり、今回は1勝馬の身の上で2歳女王の座をいとも簡単に奪取した同馬。その驚きのパフォーマンスには、多くの競馬ファンや関係者の期待を裏切らないもので、現地においてライブ観戦の観客に競馬の醍醐味を植え付けたものと思っている。

 とに角、凄い馬である。

 420キロを切っているジョワドヴィーヴル、その小さな体であのパフォーマンス、まさに競馬とは、ブラッドスポーツである。

 これこそ、ブエナビスタの後継者として来春からの牝馬クラシックロードを席巻するものと思われ、2歳牝馬・女王誕生、スター誕生である。それほど、印象深いレースであった。

 当方、イチオシのラシンティランテは、引っかかったかのように先頭に躍り出たのか、阪神の最後の坂が合わなかったのか、15着とは・・・残念であった。これで終わる馬とは思っていないもので、次走以降何とかいいレースを見せてほしい。

 最内枠から懸命に先団へ詰め寄ろうとしていた川田将雅騎手騎乗のアンチュラス、同馬がゴール前際どく突っ込んでくれたならと悔やまれる内容であった・・・2、3着馬には0秒1差の5着。

 また、この千六が合わないのではないかと勝手に思い込んでいたアイムユアーズ、ゴール際最後のひと伸びでサウンドオブハートを抑えていた。さすがは外国の剛腕ジョッキーである・・・I.メンディザバル騎手。

 それにしても戦前から混戦模様のこのレース、どの馬にもチャンスがあっただろうが、最後は力のあったディープの仔、ハイジの仔、ブエナの半妹のヴィーヴルであった。

 春のクラシック路線に無事に出走することを願っている・・・2歳牝馬女王誕生“ジョワドヴィーヴル”(夫)

[追 記]~ジョッキーコメント~
1着 ジョワドヴィーヴル 福永祐一騎手
 「力はある馬だとは思っていましたが、想像以上の強さでした。まだ2戦目でこれだけ差をつけて勝つとは思いませんでした。今日はコースに入ったときの雰囲気から、勝てるのではないかと思っていました。上手に走る馬ですし、調教でも今までにない走りをする馬なのですが、レースでも素晴らしい走りをしてくれました。もうひと回り大きくなるでしょうし、どこまでよくなるか楽しみです」

2着 アイムユアーズ I.メンディザバル騎手
 「後ろからでは無理だと思い、前へ出していったのですが、自分からスピードに乗っていってくれました。その後は前にカベを作って走らせました。4コーナーで早めに動いたのですが、一番警戒していた馬に勝たれてしまいました。今日は勝った馬が強かったということでしょう」

3着 サウンドオブハート 武豊騎手
 「枠も枠なので出たなりで行きましたが、途中から折り合いもつきましたし、いいタイミングで抜け出せました。最後は前半に力んだ分でしょうか」

4着 イチオクノホシ M.デムーロ騎手
 「スローな流れで、もう少し流れてくれたほうがレースはしやすかったと思いますし、もう少し外枠のほうがよかったかもしれません」

5着 アンチュラス 川田将雅騎手
 「道中、馬群でもいいリズムで上手に走っていました。直線も伸びていますし、先につながる内容でした」

8着 エピセアローム 浜中俊騎手
 「+10キロは成長分ですが、レース間隔が開いていたせいでしょうか、最後は疲れていました」

15着 ラシンティランテ 藤岡佑介騎手
 「スローの流れでいい位置を取れましたが、カベを作れなかったぶん馬がハミを取ってしまいました」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)



 参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピルオーバー・・・大橋厩舎

2011-12-12 22:57:33 | スポーツ
 11日、小倉7レース・500万下ダート1700mに出走したスピルオーバー(牡4歳・大橋厩舎)、今夏のクラス編成替えで再度このクラスからのスタートである。

 ここのところ、2着、2着、3着と今一歩で1000万下に上がれるところであった。そのため、今回は距離も伸びての千七ダートであるが、さすがにファンの皆さんの後押しがあって、単勝2.4倍の1番人気に推されていた。

 当方、この日は終日競馬観戦のできない用事があったので、前夜からPATにおいて数レースを仕掛けておいた。夕方帰宅後、それぞれの結果についてJRA-VAN NEXTで確認した。
 そして、レーシングビュアーでじっくりとレースの模様をチェック。何しろ、気に掛かっていた小倉7レース、目指すスピルオーバーが1着で相手も拾っていたから、ウマタン的中であったので、そのレースの流れについてうれしさと共にレーシングビュアーで・・・よくよく確認。

 外目の10番枠から好スタートを決めた同馬、終始好位から先団を伺いながら追走していたが、4コーナーから直線に向くと大外から先頭に並びかける脚いろである。

 番手追走から4コーナーの中間から早くも先頭に躍り出たファイアアロー、単勝8.3倍の3番人気である。そのまま逃げ切りそうな脚いろで、ゴールを目指すなか、外からラストスパートをかけたスピルオーバーがファイアアローに並びかけ、2頭のマッチレースの様相になった。

 ところが、大外の後方から一気に追いこんできた3キロ減の恩恵のある藤懸貴志騎手の騎乗するシーズガレット、ゴール前の2、3着争いに食い込んできそうな勢いである。

 先頭を行くファイアアローとスピルオーバー、ゴール寸前でスピルオーバーが交わしたように見える。さらに、猛然と追い込んできたシーズガレット・・・結果は、1着入線のスピルオーバー、2着にファイアアロー、3着にシーズガレット。
 その着差たるや、ハナ、クビ差の際どいレースであった。

 スピルオーバーの次走は、再昇級となる1000万下クラスとなるが、このクラスでは、0秒1差2着、0秒3差5着とまんざらでもない。案外、早いうちにこのクラスを卒業するものと思われるので・・・今後も注視したい。

 ここにきて、同厩舎も上げ潮気味の状態が続いており、次週以降も目が離せないものと思われる。(夫)



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第63回阪神ジュベナイルF・・・この一頭

2011-12-11 08:25:25 | スポーツ
 昨日のメイクデビュー阪神、ブービー人気ながら体調が良さそうな大橋厩舎のカネトシアブニールをナリタハリケーンの相手候補に入れて・・・ウマタンやりました。
 カネトシアブニールは、夏にはゲート試験をクリアして調教を積んできて、このくらいの距離ならじっくり行けるとの大橋勇樹師のコメントに呼応するかのような走りであった。

 これは、次走も楽しみですね

 さらにニンジャが念願の2勝目を掲げて・・・最高。 ブログ予想の方は、とんでもない結果であったが、阪神最終にもいいことが待っていた。
 当方がいつも応援している和田竜二騎手(サダムグランジュテ)が1着、2着には武豊騎手のムスタングリーダーがすっ飛んで来た。

 さて、本日のメインイベント「阪神JF」、将来輝きを増す宝石のような馬たちも混在するこのレース。前走の走りっぷりからイチオシに決めた⑫ラシンティランテ、同馬が2歳女王へ最短と思って前日売の勝馬投票券を購入・・・。

 「06年以降、阪神外回りコースになってから、クラシック優勝馬の産駒が5連勝。該当馬は8頭いるが、皐月賞馬・アグネスタキオンの仔ラシンティランテもその1頭。母の弟がトーセンジョーダン、祖母の姉の仔がカンパニー。この時期の2勝は能力が高い証拠・・・」とは、競馬エイト下段・血統馬券に載っていた。

 中1週の間隔であっても、これは心強い記事であり、当方の背中を強く押してくれる。

 さらに、「先週の水曜日の時点で前走時の体重に戻っていたし、反動もなくいい状態。センスがいいし、マイルぐらいが合うと思う」と、友道康夫師のコメント。

 相手筆頭は、15分の6の抽選を突破したブエナビスタの半妹ジョワードヴィーヴル、ディープインパクトを父に持ちさらに強力になったと思われる。同馬がここで勝利すると、何と2週間後に有馬記念を最後に引退する半姉・ブエナビスタの後継は任せて・・・と、言うことになるけど。
 鞍上の福永祐一騎手も同馬のセンスには脱帽らしい、昨年に続いて連覇も十分に考えられる。
 
 「初戦は少しフワフワした走りだったし、コーナーでも外へ逃げていたが、能力の高さを見せた。落ち着きが出て、馬体も良化。素質的には通用すると思う」とは、松田博資師のコメント。

 前走は、再度差し返して2着に粘った①アンチュラス、さすがはディープの仔である。最終調教もいい動きであったとのこと。さらにこの最内枠は陣営にとって願ってもない好枠らしい。2週連続のG1奪取も考えられる安田隆行調教師。

 安田師は「これが欲しかったんです。内枠が欲しかったがこれ以上の内はない」と、理想の枠(1枠1番)に上機嫌だった・・・との情報。

 当方、ラシンティランテとジョワードヴィーヴルとの一騎打ちを最も期待しており、どちらにも勝ってもらいたいところである。そこにアンチュラスが絡んでくれるとなおさらいいけど・・・。

 そのほか、前走の小倉2歳は、中団から徐々に押し上げて強い勝ち方であったエピセアローム、千六はデビュー時2戦目で経験済み。

 「折り合い面は大丈夫だと思うし、能力的にも期待している」と、コメントの桑村助手。

 大外に回った⑱サウンドオブハート、主戦の松岡正海騎手の代替で天才・武豊騎手が鞍上に決定。昨日も最終レースで、終始後方を追走していた武豊騎手騎乗の8番人気馬(ムスタングリーダー)を大外一気に追い込み2着に持ってきている。
 久しぶりに同騎手らしい手綱さばきを見ることができたが、ここでもその手綱さばきが見られることを期待したい。

 穴候補には、内枠に入ったことで、最短距離をうまく回ってくることも十分考えられる②エイシンキンチェムを上げたい。最終調教も栗東坂路でいい動きだったとのこと。
 鞍上も昨日の最終でキッチリと結果を残している和田竜二騎手、ここでもいい仕事を期待している。


予想レース


 阪神 11 R  ⑫⑬①  ⑫ ⇒ ⑯⑱②     ウマタン9点。
     

 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)


(今週も掲載・・・来るか)



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第47回中日新聞杯・・・この一頭

2011-12-10 10:54:30 | スポーツ
 本当に寒くなってきた。昨日は、東京方面も雪の舞う様子がニュースに流れていた。当方の地域では、山間部で初雪も見られたとのことで寒い・・・。

 この季節は、やはり鍋物が美味しい。簡単であるから我が家も鍋物も多くなっているが、温まることこの上ない。冬物野菜は我が家の畑から調達、でも虫食いであちらこちらに穴が空いている。(笑)

 さて、小倉競馬で開催される「中日新聞杯」、ところが昨日から既に雨の影響もあって、馬場の方は芝も不良のようであるが、本日も回復は望まれないだろう。

 上位人気と思われる3歳馬2頭、斤量は見込まれて56キロとのこと。ならば、小倉コース4-0-1-1、この距離2-1-1-0と好相性の昇級馬・③エクスペディションをイチオシに狙ってみたくなった。何しろ、前走から2キロ減の55キロは有利と思われる。夏の小倉で降級戦の500万下を難なく突破し、その勢いで1000万下、準オープンと3連勝の同馬・・・。

 その夏の小倉戦から3ヶ月半ぶりの競馬となるが、鉄砲0-1-0-1ならいいかも。また、馬場が渋ってもいいようなので、枠も手頃で好スタートを決めて前々の競馬でゴール前渋太く伸びてくれるものと期待している。鞍上は小倉で強い浜中俊騎手、ここは負けられないだろう。

 「ここを目標に順調にきた。休養前の3連勝が強い勝ちっぷりだったし、オープンでも通用すると思っている」と、コメントの石坂正師。

 相手筆頭は、前走も古馬を相手に好位から追走し、最後の直線では馬群を割って伸びてきた④ユニバーサルバンク、今回は2キロ増の56キロとなっているが、時計の掛かりそうな馬場でもなんとか上位に食い込むものと期待したい。

 「ハンデは見込まれたが、背負い慣れているから問題はない」と、自信もチラリのコメントの松田博資師。

 前走、大外から一気に詰めてきて、ゴール前ユニバーサルバンクに詰め寄った⑥トップゾーン、今回は馬場も渋っておりこの枠なら積極的に早めの競馬をするかと・・・。

 逃げも、好位からも、と自在の脚がある同馬。斤量の方も前走の1、3着馬よりも1キロ減の55キロ据え置きなら一発もありかと・・・大いに期待。

 「使いつつ良くなるタイプで、ここ3戦よりも気配はいい。小回りなので、もう少し前で運びたい」とは、境直行師のコメント。

 何と言っても皐月賞で離されたとはいえ三冠馬オルフェーヴルの3着馬・⑬ダノンバラード、同馬も斤量が見込まれた56キロであるが特に問題はないだろう。
 前走もゴール前、大外から一気に突っ込んだトップゾーンに交わされたが、1着馬・ユニバーサルバンクに0秒2差の3着に上がっていた。

 今回、鞍上に名手・M.デムーロ騎手を確保しており、最後の直線を賑わす1頭になるものと思われる・・・ちょっと、外枠であるが。

 そのほか、2走前の重馬場の小倉戦、0秒1差の際どいレースをしており、小倉コース1-2-2-2と相性もいい⑧エーシンジーラインも侮れない1頭である。新婚さんの鞍上がゴール前で・・・何とか食い込まないか。

 「ここ目標に帰厩し、順調に乗り込めた。前走で2番手から運んで結果を出せたのは心強いし、速い持ち時計もある。久々も苦にしないタイプ」とは、坂口正則師のコメント。

 前走の小倉記念でも0秒3差2着に追い込んでいる⑯キタサンアミーゴ、アテにできない面もあるが力はあるとの陣営・・・ちょっと、面白いだろう。


予想レース


 阪神 11 R  ③ ⇔ ④⑥  ③ ⇒ ⑬⑧⑯     ウマタン7点。
     

 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の追っかけ馬(12月10日・11日)

2011-12-09 22:41:14 | スポーツ
 週末は、本日あたりから寒さが増すとの天気予報も流されているが、どのようなものであろうか・・・。

 関東方面にいる息子から久しぶりに遠洋の研究・調査船に乗り込んで来るとのメールが届いていた。孫の方も、しばらくの間「パパ」の顔が見られないので寂しいかな。そろそろ、寂しさも分かる頃と思うけど・・・。

 船上でのメールアドレスも届いているが、研究・調査であるから緊急時以外はメールのやり取りは頻繁にできないとのこと。

 さて、競馬の方、今週の追っかけ馬は、土日に4頭の馬が勢揃いであるが、その内どれほどの馬が頑張って上位争いをするものか・・・楽しみ。

[土曜日の追っかけ馬]
阪神11R インバルコが出走予定。
 前走のみやこSでは、最内枠の1番枠に入った同馬、スタートと共に後方に下げ、3、4コーナーの中間から大外に持ち出して、最後の直線追い上げるもゴール前では、同じ脚いろになって力尽きてしまった。

 同馬は、重賞レースのひとつも取れそうな気配であるが、今一歩届かないことが多い。それでも今回は、別定戦のオープン特別であるので期待したいが、初の斤量59キロがどうでるか。これまでは、58.5キロが最高であったが、馬格もありオープン特別なら克服も可能と思われるので、時計の掛かる阪神最後の坂をうまく上がって・・・勝ち負けに持ち込んでもらいたい。


[日曜日の追っかけ馬]
中山10R エックスダンスが出走予定。
 ほぼ1年1ヶ月ぶりの出走となる同馬、それまで1000万下あたりで手間を要してやっと準オープンに上がった後の2戦、0秒5差6着、1.8秒差の最下位(15着)と頭打ちであった。
 今回は、久々の出走でありこの昇級戦はどうであろうか・・・様子見のレースとしたい。

阪神9R ヒストリカルが出走予定。
 前走デビュー戦の京都二千(芝内回り)、フルゲートの内枠2番枠からスタート後、中団からやや後方を追走し、勝負どころの4コーナーから直線入り口で内から外に出して徐々に先団へ押し上げた。
 最後の直線では、馬群を割って一気に先頭に躍り出てそのまま押し切る強い内容、さすがだね・・・カンパニーの半弟。

 二千の持ちタイムは、メンバー中最上位にあることから、昇級戦のここも通過点かと思っている。鞍上もこの日のメインでも超良血馬ジョワドヴィーヴルで勝利を目論んでおり、ここも勝ち星を上乗せする好機と思われる。
 最終追いの栗東坂路、準オープンの古馬と併せて3馬身先着とか、ラスト1F(ハロン)は13秒台を要しているけど・・・4F51秒9なら。

阪神12R オリジナルフェイトが出走予定。
 前走は、2年以上の休養明けでさすがにいいところもなかったが、一叩きした今回は、得意のダート戦。阪神コースのこの距離では、持ちタイムも上位にあることから、往年の力を出し切ることができれば、再度このクラスを勝ち上がることも可能かと思われる。

 ここは、連闘で臨んでおり陣営の期待感も伺える・・・鞍上は、テン乗りの佐藤哲三騎手、剛腕が見られるかも。

[今週の大橋厩舎]
 土曜日:阪神5R カネトシアブニール
 日曜日:小倉7R スピルオーバー

 先週も2勝と調子の上がっている同厩舎、小倉7Rのスピルオーバーは降級組でもあり今週は再度勝ち上がるであろう・・・距離が伸びても。(夫)


(2010年有馬記念・・写真判定)

 参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週は阪神JF・・・

2011-12-08 23:04:23 | スポーツ
 11日(日)、2歳牝馬の女王決定戦の「阪神JF」が開催される。このレース名、「ジュベナイルフィリーズ(JF)」と、口に出して言いづらい名称である。さらに、次週開催される朝日フーチュリティ(FS)も同様である・・・。(笑)

 それはともかくとして、阪神外回りの千六のコースは、来春の桜花賞と同じコース・距離でもあり、2006年のコース改修後は力のある馬が制している。ウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、アパパネ、そして、昨年のレーヴディソール。同馬は、順調であれば牝馬三冠も夢ではなかったと思われる。

 さて、今年も多数の牝馬が出走を考えているとのこと、その中で抽選対象となるブエナビスタの半妹「ジョワドヴィーヴル」の動向が注目されている。

 同馬に騎乗した福永祐一騎手は、デビュー戦の前から調教などに騎乗し“今までに騎乗したことのない最高の馬”と・・・絶賛していたとのこと。案の定、デビュー戦も中団から追走し、3、4コーナーの中間から徐々に押し上げて、直線に向くと早くも楽な手ごたえで先団へ取りついた。
 最後の直線では、難なく先頭に躍り出て後続を引き離して・・・ゴールイン

 京都内回りの千六、直線の短いコースもなんのその、圧倒的1番人気に簡単に応えていた同馬。ここは、何としても難関の抽選を突破してもらいたいものである。同馬の出走があるのと、ないのとではこのレースへの期待度も大きく左右されるだろう。それほどの逸材であり、競馬ファンはもとより関係者の皆さんもそうであろう。

 ジョワドヴィーヴルが無事に抽選を突破したとのこと・・・これで面白くなる。そのほか、アナスタシアブルー、ガーネットチャーム、スイートスズラン、ナオミノユメ、マイネボヌールの6頭も抽選をくぐりぬけたとの発表がJRAを通じてあったらしい。
 
 同じくサンデーレーシングの「ラシンティランテ」もちょっと舌を噛みそう名前であるが、同馬もいいセンスをしていると思われる。前走もイチオシで応援していた同馬、好スタートを決めて内側の中団からうまく追走し、徐々に押し上げて最後の直線では真ん中からスーと抜け出し、そのまま押し切っている・・・強い。

 中1週であるが、最終調教も無理をしない程度にいい追い切りができたとの陣営、鞍上も期待しているみたいであり・・・当方も今一度、狙いたい1頭。

 前走の中山の千六、好位追走から最後の直線を外から押し上げて、サトノギャラントとの叩き合いを制した「サウンドオブハート」、鞍上の松岡正海騎手の負傷により今回は武豊騎手が手綱を取るとのこと。2連勝で挑むG1レースの今回、陣営も相当力が入っているとのこと。

 前走は久々のレースで出負けが響いたとの「ファインチョイス」、鞍上はリーディングジョッキーの岩田康誠騎手、距離もマイルまでなら大丈夫との陣営。

 その前走、最後の直線で一旦先頭に躍り出るも、大外から一気にやって来たアイムユアーズに突き放されての3着であったが、2走前の函館戦ではアイムユアーズを抑え込んでいる。

 前走のファンタジーSで、ファインチョイスとの2、3着争いで盛り返して2着を確保した「アンチュラス」、その時の1着馬アイムユアーズは距離がどうか、3着のファインチョイスも千六なら何とか・・・のようで、それなら1F(ハロン)伸びるこの距離も全く問題のないアンチュラスがいい。

 阪神コースのこの距離なら、こちらのアンチュラスが好位追走からゴール前際どいレースをするものと期待したいところである。最終追い切りも「いい調教」ができたとの陣営の声らしい。

 マイル戦を2度使っている「エピセアローム」、前走の小倉での短距離戦では、ゲートの出が悪かったが、それでも即座に中団に取り付いて、3、4コーナーでは大外から先団に上がった。最後の直線では、一気に先頭に躍り出てそのまま押し切っている・・・ゴール前では手綱を抑えるような内容。

 今回は、2ヶ月ぶりのレースでデビュー時の阪神千六のコース。デビュー時、牡馬を相手にタイム差なしの惜敗の2着、次走の京都千六で未勝利を脱出しており、侮れない1頭であろう。

 そのほか、いろいろいて・・・。明日のヒロインが眠っているこのレース、ゴール前までの緊迫したレースが期待できそうである・・・。(夫)


(雨の阪神競馬場・・)

参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬情報へにほんブログ村

にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「切腹」・・・

2011-12-07 22:40:25 | レビュー
 去る10月中旬、全国一斉に封切られた「一命」、その映画を観てきたので、当方のブログにもその感想などを掲載したところである。それから遡ること49年前に製作されている「切腹」が、先日NHKBSシネマにおいて放映されていた。

 原作は滝口康彦氏の「異聞浪人記」が下敷きになっている作品。先般の「一命」は、社会派の小林正樹監督の「切腹」のリメイク版とも云える。ただ、本筋は同じでも「一命」の方は、当然のことながら脚本により部分的に新たな要素などが取り入れられており、それぞれ見比べると面白いものである。

 基本的な筋立ては、関ヶ原で武功を掲げた外様大名の福島(正則)家の御家取り潰しが原因で浪々の身となった家臣の苦悩を描いている。その苦悩の相手方に徳川譜代(家康の家来になった当時は外様、江戸時代になって譜代の筆頭格)の家臣である井伊(直政)家を持ち出している・・・関ヶ原では井伊の赤備(甲冑・旗差物など)として有名。この映画の頃の井伊家は、藩主が2代直孝。

 落ちぶれた家とこの世の春の家、この両家の対比の中で武士社会の虚構を浮き立たせている。

 関ヶ原の戦において、福島正則が先鋒を務めるようになっていたが、井伊直政がその先鋒を奪う形で武功を掲げる・・・本来であれば、抜け駆けで総大将の家康に罰せられるところ、許されている。このことは、秀吉の子飼いであった福島正則をこの関ヶ原において、家康(徳川方)が大いに利用しながらも軽んじていることにも起因しているのだろう。

 福島正則については、池波正太郎著「忍びの女(上)(下)」において、詳細に描かれている・・・これは面白い。

 この映画「切腹」あるいは「一命」において、「徳川四天王・徳川十六神将・徳川三傑」とも謳われる井伊直政の井伊家を元豊臣家臣であるが故に難癖をつけて取り潰された福島家・家臣の武士が訪れるとの舞台設定。

 飛ぶ鳥を落とす勢いの勝者と今を生きるすべをなくした敗者との対比により、武士社会の矛盾と虚構を観客に見せようとする物語に仕立て上げられている。

 片や徳川譜代の大名、片や豊臣恩顧の大名の悲喜交々(ひきこもごも)

 武士社会の虚構の象徴として、井伊家「赤備」の甲冑がデーンと登場しているが、「切腹」の方は白黒映画のため分かりづらい。一方の「一命」では井伊家の武士道を象徴する“朱”が色濃く漂っており、武士社会の虚構を端的に表している。

 御家取り潰しにより浪々の身となった津雲半四郎が、徳川譜代の大名屋敷・井伊家を訪れて「屋敷の庭先を借りて切腹したい」と申し出ることから物語が始まる。
 そして、半四郎が井伊家家老・斎藤勘解由に話したことは、驚愕の内容であった。そして、「徳川四天王・徳川十六神将・徳川三傑」とも謳われる井伊家の家臣も上辺だけの武士であると諭し、その象徴である「赤備」の甲冑を引き倒すなど、武士社会の虚構を暴露するような言動と行動を起こす主人公・半四郎・・・これを観ていると、正に現代社会に対する矛盾を追及する左派勢力の動向にも通ずるところが垣間見える。

 娘婿・千々岩求女の残虐な切腹シーンを赤裸々に描いている双方の作品、この映画「切腹」が封切られた当時、今までに見たことのない時代劇の残虐性に観客も思わず顔をそむけるなど話題になっていた・・・と、当時少年であった当方も聞き及んでいる。

 敢えてこの残酷なシーン、竹光で切腹などあり得ないようなシーンを挿入することで、武士社会の矛盾や虚構、残虐性を訴えるものであろう・・・原作者の意図するところである。
 権力者が弱者を痛める出来事をこの切腹シーンを借りて表現し、日本の歴史への問いかけとして描かれているのかも知れない。1960年から70年代の「日米帝国主義者打倒」という思想にも繋がるものであろう・・・。

 これらのことは別にして、最近ではキチンとした時代劇も数少ないが、この映画「切腹」の頃は、個性派の時代劇役者さんも多数いて、映画の中に登場する若かりし頃の役者さんを見出してうれしくなってきた。時代考証もしっかりとしており、そういう面からすると見ごたえのある映画であった。

 勿論、「一命」で描かれた時代劇の方もしっかりと地についており秀逸の一遍ではある。

 これら2本の映画を見比べながら、時代劇が廃れているこの時代、年に数本でいいからこれぞ時代劇という作品が封切られることを・・・切に願っている。

 一人の古い、時代劇ファンとして・・・(夫)

[追 記]~あらすじ~
 1630年(寛永7年)5月13日。一人の食い詰めた老浪人が井伊家の屋敷を訪ねた。浪人の名は、津雲半四郎。半四郎は井伊家の家老である斎藤勘解由に、仕官先もままならず、生活も苦しくなったので屋敷の庭先を借りて切腹したいという申し出であった。
 これは、当時食い詰めた浪人のたかりであった。勘解由は、先日も同じような事を申し出て若い浪人が訪ねてきて屋敷の庭先で切腹したのを思い出した。
 さっそく切腹の準備にとりかかるが、切腹する直前、半四郎は介錯人として沢潟、矢崎、川辺の3名を指名する。しかし、指名された3人は奇怪なことに全員病欠であった。それを聞いた半四郎の口から語られたのは、恐るべき衝撃的な真実であった。
 それは、いかに武家の社会やそれを重んじる精神が暴虐極まりない上辺だけを取り繕った、見せかけのものにすぎないか、というものだった…。



 参考資料:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、「一命」公式HP他

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3部 坂の上の雲・・・スタート

2011-12-06 22:33:40 | レビュー
 司馬遼太郎著作の長編「坂の上の雲」が、遂に映像化されて2009年第1部1~5回、2010年第2部6~9回と、毎年末に放送されてきた。このドラマは、圧倒的な迫力と数々の映像美を交えて製作されている。その製作にあたっては、全国各地、さらに海外ロケなども敢行されており、重厚な作品に仕上がっている。

 この作品の映像化にあたっては、著者が許可を出されなかったとの曰く付き(いわくつき)のものである。それが、40年の時を経て遂に映像化できることとなったとのことで、製作スタッフや多くの出演者共々も渾身の作品に仕立て上げている。

 第1部から感動を得ながら観ることのできる作品であり、映画館などの大きなスクリーンで観賞できれば、さらに素晴らしいものと思える出来栄えである。
 特に今年の場合、学生時代の仲間「○○雀会」の集合場所が、「坂の上の雲」の地・松山であったことからも、年末に放送される第3部10~12回を楽しみにしていた。

 12月4日(日)、BSプレミアムでは18時から、総合TVでは19時30分から放送となっていた。この第3部では、明治維新を終えてやっと近代国家への第一歩を踏み出した小国日本が大国ロシアを相手に戦争をし、日本海海戦などで勝利を掲げ小国日本ここにありと世界に知らしめるところが描かれるものと思っている。

 松山で生まれた秋山兄弟と子規、この3人の人物を中心に明治という時代を前向きに生き抜く姿が描かれている。秋山兄弟は軍人となって周辺の大国からの植民地化を跳ね返す原動力になり、子規は文人として俳句の世界に新風を送り込みながらも志半ば病で倒れる。

 気骨のある明治の人々の生き様、急激に押し寄せる西洋文化と近代化の大きなうねりの中で、小国日本の将来を見つめ、大国の狭間に埋没されないよう懸命に生きる様には大きな感動を覚える。

 徳川300年の鎖国時代から徳川幕藩体制の崩壊による開国、そして明治維新後の近代国家への第一歩を歩みはじめた矢先の大きな試練、それらに屈することのなかった気骨ある日本人が多かった時代が克明に描かれている。

 それに引き比べ太平の世の中となって、現代日本を取り巻く近隣大国からの内政干渉などに関して、キチンと物申すことのできない政治家諸氏には甚だ遺憾である。領土問題一つとっても、曖昧な対応をして国益を損なうかの振る舞いも目立っているが、あの明治時代の先人から見たら懲罰ものであろう・・・。

 国益を損なう発言や行動の多い一川保夫防衛相、目に余るほどの大きな問題になっていながらも、更迭もできないドジョウ首相にも困ったものである。

 今のような平和ボケが蔓延している時代であるからこそ、このようなドラマへの関心度も高まるものと思われる。これこそが、日本の歴史を連綿として受け継いできた日本人の真の姿であるからだろう。

 ところで、第3部のロケ地なども公式HPに掲載されており、そのメイキングに触れながらこのドラマを観るのも一興である。(夫)




(出典:NHK公式HP 抜粋)

[追 記]~次週「第11回二〇三高地」より~
 第三軍は、三度目の旅順要塞総攻撃を予定。各師団から選抜した三千百余人の白襷(だすき)隊による一大決死隊が突撃を開始する。しかし、突撃開始から3時間で全線にわたって攻撃は頓挫、闇に乗じて敵の鉄条網まで迫った一団も機関銃火を浴び、ついに白襷隊壊滅の報が第三軍司令部に届く。乃木(柄本明)はもはや正面攻撃は無理と判断し、二〇三高地を全力で落とすと宣言する。そして、第一師団五連隊が敵の猛攻を受けながら山頂への突撃を試みるが、一度は占領した頂上は再び奪取されてしまう。

 総攻撃の開始から6日目、連合艦隊・三笠の艦内では、そろそろ攻撃中止命令が出るころだとの声が上がる。その声に真之(本木雅弘)は、4万5万の将兵が犠牲になっても二〇三高地はおとさなくてはいけないと激する。
万策尽き果てた乃木の苦境を見かねた満州軍総参謀長・児玉源太郎(高橋英樹)は、旅順で乃木の代わりに二〇三高地をおとすことを決意。大山(米倉斉加年)からの秘密命令を携え旅順にやってくる。乃木と二人きりで話し合った児玉は、一時的に第三軍の指揮を執ることを乃木に了承させ、直ちに重砲隊の移動や陣地転換など攻撃計画を修正。集中配置された重砲が二〇三高地に向けて一斉砲撃を開始する。
(出典:NHK公式HP抜粋)

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする