仙丈ヶ岳、櫛形山で出会ったお花たち その3

仙丈ヶ岳、櫛形山で出会ったお花シリーズ
の続きです。
撮った写真を見て、改めて
こんなにたくさんのお花に出会えたんだ～
なんて感心しきり、、、。


コウリンカ
これから見頃を迎えそうです。

　
クロユリ。
メンバーが見つけてくれました。

見かけたのはこの一輪だけでした。

ミソカワソウかな～。


もっとも代表的な高山植物チングルマ


咲き終わった後も人気です。
こんな素敵な羽毛のようなお姿に、、、。


ツマトリソウ

清楚なお花。

バイケイソウ
私の背丈くらいあります。

アップにすると、、
かわいいね～。


こちらはミヤマバイケイソウ。
花は淡い緑色です。


そしてミヤマバイケイソウの大株？？




かろうじて咲き残っていたマイズルソウ？、、、。


控えめなピンク色のシモツケソウ


ハクサンイチゲは終盤かな～。


キバナノコマノツメ
黄色いすみれ！って感じ、、、。


群落もありました～。


ヨツバシオガマかな。


こちらは、、、。
ミヤマシオガマ？？
葉っぱがニンジンに似ているとそうなんだけど、、、。
葉を撮り忘れた、、、。


で、今回初めて知りました～。
クロクモソウ！？
最初はチャルメルソウかな～、なんて思ったのですが、
葉が違うし、、、。
調べてみるとクロクモソウだとわかりました。

葉っぱはこちら、、、。

ユキノシタに似てますね。
お花はシュロソウにも似てる気がします、、。

　　　その3はこれで終わり、、、。
　　続きはその4で、、。

仙丈ヶ岳、櫛形山で出会ったお花たち その2

仙丈ヶ岳、櫛形山へ登った時に出会ったお花の続きです。

シコタンソウです。かわいいでしょ！

千島の色丹島で最初に発見されたので
このような名前になったらしいのですが、
最初に発見された地名がお花の名前になっているのも
多いですね～。

こちらはイワギキョウかな～と思ったのですが、
お花に産毛があるようなのでチシマギキョウかしらん、、。



トリカブトも、、。
まだ蕾が多かったように思います。

あやめ平で咲き残っていたアヤメ！
メンバーが咲き残りを
見つけてくれました～。

ミヤマダイコンソウかな。

緑の葉っぱに色鮮やかな黄色は目立ちます。

ウサギギク。


オヤマノエンドウ。
うまく撮影できなくてごめんなさい、、。


モミジカラマツかな。
葉っぱは掌状に切れ込んでいるから、、、。

そして、こちらがミヤマカラマツかしらん？？

よく似ていますが、違いがあるようです、、、。
（葉は明らかに違いますね）


クガイソウ。
多くの虫が遊びに来てました。


シロバナニガナ。


コゴメグサ

なかなか愛嬌のあるお花です。

タカネツメクサ
群生しているのもお見事です。



カワラナデシコ

このお花はもう終盤を迎えつつあります。

トリアシショウマ

白いフサフサに思わず触れたくなります。

ひときわ目立つクルマユリ！

葉っぱは放射状に輪生していますね。

で、こちらはコオニユリ。
お花はよく似ているのですが、
葉っぱは交互についていますね。


こちらもコオニユリ

色鮮やかなオレンジ色なので
草原でもすぐ　目につきます。
クルンととカールされたお花
お洒落さんです。！！

タカネグンナイフウロ

素敵な色合いだわ。

蕾や終盤を迎えたお花などいろんな段階を見れるお花。



同じフウロでもこちらはハクサンフウロ？？

そっぽ向いていたので、失礼ですが、
手を添えさせてもらいました～。

シナノキンバイね。

高山には意外と黄色のお花も多いですね。

まだまだあります。
整理終わり次第紹介します。
続きは後程、、、、。

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仙丈ヶ岳、櫛形山で出会ったお花たち その１

7月20日、21日に仙丈ヶ岳、櫛形山に登った時に
出会ったお花たちを紹介しておきます。
さすがお花の多い山でした。

中にはとても希少種の花もあり、保護上　
どこに咲いているのか詳しくは記していません。
でも、登山道で見かけた愛しいお花たちです。

クリンソウがまだ咲き残ってくれました。

こんな色も、、、。

コイチヨウランかな？
じっくり見ないと見過ごしそうなくらい、、、。

初めてお目にかかりました～。
アップで見てみると、、、。
（ピンボケお許しください）

やはりランのお花ね～。
葉っぱは　この名の通り、この1枚だけです。


ひょっとしてミツバオウレンの咲き残り？？

ギンリョウソウもお顔出してます。


あらイチヤクソウも、、、。

葉っぱはね～。

6月に関西で見たイチヤクソウに比べると
葉は丸いなぁ～。
マルバノイチヤクソウかな～。

キバナヤマオダマキね。


こちらはウスユキソウのようですが、
これからもう少し成長してくれるかな～。

色合いが素敵ね～
ヤマホタルブクロ

ゴゼンタチバナはよく見かけました～。

岩場ではトウヤクリンドウもちらほら、、、。


岩の隙間にイワツメクサも、、、。

アップで見ると、、、。

大株もありました～。
ずっと見ていると幸せな気分になりそう、、、。

アオノツガザクラもちらほら、、、。

ナナカマドもまだお花が残っていました～。


こちらはイワベンケイですね。

でも、赤茶色っぽい色もあって、、、、
枯れるとこんな色になるのかな～なんて思ったのですが、
違うようです。
調べてみるとイワベンケイは雌雄異株で、
黄色の方は雄株らしいのです。
で、こちらの赤茶色っぽいのが
雌株らしいのです。

初めて知りましたわ～。

まだまだありますが、続きはその2でご紹介します。
（写真の整理が追い付かない、、、）

夏山遠征登山 櫛形山その2

櫛形山その1の続きです。

櫛形山山頂からは少し下り、原生林の森を歩きます。

森の中のこんなオブジェを見ながら、、、、、。

　
巨木に近寄って。

森の番人だ～。

サルガオゼも多くみられ、幻想的な雰囲気も、、、。

裸山手前に金網に囲まれた花畑が、、、。

金網で囲まれた中は、アヤメは終わってますが、
グンナイフウロやクガイソウなど
咲いています。
金網の外は、鹿さんが食べちゃったのか、
お花は少ないです。

こんなロープにまでサルガオゼが、、、、。

手で軽く引っ張ってみると
意外としっかりついていて剥がれない、、、、。

裸山山頂です。

この標識の後方に北岳、間ノ岳が見えるらしいのですが、
残念ですがガスの中、、、。

一休みした後はアヤメ平を目指します。
こんな針葉樹林の道、、、。

　アヤメ平に到着！

ゲートを開けて入るともうお花はいっぱい。


休憩所も、仮設トイレもあり、ありがたいです。
一部木道も整備されています。
ここでランチタイムをとってしばし、
お花の撮影会。
（お花は後程紹介します）

アヤメ平の登山道は
両側にロープが張られており、
植物は保護されています。


下山は、時間的なことを考慮して北尾根道を下山しました。
一旦ゲートを出るとこんな感じ。


樹林帯をひたすら下ること一時間、、、。


見晴らし台へ出ました。

田中澄江さんの登山碑があります。
（鐘の下）

富士山も　運よく見えました～。


見晴らし台から再び登山道を下ると林道へ合流。


ここからは舗装された林道歩きを30分くらい頑張ります。

そして16時、ウッドビレッジ伊奈ヶ湖に無事到着。
歩き始めて9時間ちょっと要しました。
今日歩いた櫛形山登山コースは、
危険個所もなく、心地よい森歩きがほとんどです。

お天気さえよければ、問題なく歩けますが、
昨日の仙丈ヶ岳登山の翌日だったので、
少し足に堪えたかな～。
20日、21日と二日間で約20時間たっぷり山歩きを
堪能しました。
帰路、立ち寄った温泉で汗を流した後のソフトクリームの
美味しかったこと！！。

櫛形山最後までご覧頂きありがとうございました。
　

夏山遠征登山 櫛形山その１

仙丈ヶ岳へ登った翌日は（21日）櫛形山に登ります。
櫛形山は花の百名山に選ばれており、
とてもお花が多いと田中澄江さんも絶賛されていました。
特にアヤメ平は　山肌をうっすら紫色に染めるように
咲き誇っていたそうです。
一時、シカの食害で全滅寸前になったそうですが、
地元の方の熱心な保護活動のお陰で
　今は随分アヤメが咲くように
なってきたそうです。
でも　今回アヤメが咲く時期は過ぎているので、
咲き残りがあればラッキーとしましょう、、、。

登山コースは5種類くらいありますが、
私たちは今回 県民の森近くの中尾根登山道を
登ることにしました。

早朝、県民の森近くにある、ウッドビレッジ伊奈ヶ湖
の駐車場からスタート。（6時45分。）
（この地点で標高890mあります）

昨日の仙丈ヶ岳登山の疲れもちょっぴり
残っている気がするけど、ガンバ！！

建物の右側に標識があり、
ここから取りつきます。


櫛形山山頂まで約4時間か～。
　
コテージが建つ静かな森歩き、、、。


檜の中のとても歩きやすいなだらかな道、、、。

足にやさしい道、、。

気持ちいいくらい真っ直ぐに伸びてる！！



標高1100mに到着！
先が長いなぁ～。


歩き出して1時間、林道に合流。
林道を横切り、再び登山道へ入ります。


こんな枯れ木のオブジェも見ながら、、、。


バイケイソウの道、、、。
昨年は咲いていたのかな。。。・
バイケイソウの葉っぱが
枯れている。
もちろん咲いているバイケイソウもありました。
櫛形山で出会ったお花は後程、、、。

バイケイソウは葉も　根っこも　花も有毒なので
鹿は食べないので残っていくんですね～。

標高1600mに到着。
相変わらず歩きやすい登山道。

しかし暑いわ～。
やはり汗だく、、、。

滴る汗をぬぐいながら、、、。
ついに標高1800mまで、、、、。


氷室神社、頂上方面への分岐に到着。

少し開けた場所に出ます。

このあたりから　こんな木が、、、。

サルガオゼっていうそうです。
木の下から垂れ下がる感じ、、、。
う～ん、なんとなくホラー映画に出てきそうな、、、。
コケに近い仲間の地衣類に属しているらしく、
空気中の水蒸気を吸って単独で育つらしいです。
巨木にも多くまとわりついているものもありますが、
これって、木には迷惑だよね～。？！

もう少しで山頂です。

汗をたらたら流しながら歩きますが、
時折登山道脇で、お花を見つけては
足を止めて、、、。

11時10分、歩き始めて4時間ちょっと要しました。
4人元気に櫛形山山頂に到着！
(標高2051m）


残念ながら眺望はありません。
でもハイカーが次々やってきます。
一休みした後は裸山へ登ってから、
アヤメ平を目指します。

続きは櫛形山その2で、、、、、、。