紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

比喩について

2009-02-07 01:14:30 | ファミリー
 昨日はH氏のことだったが、今日はKちゃんの言葉にえらく感じ入ったので、それを紹介。

 村上春樹の『東京奇譚集』を図書館で(なぜか書庫にあった)借りた。久々にKちゃんを学校に迎えに行ったとき、村上春樹を強力プッシュ。

 「Kちゃん、村上春樹は面白いでー! これは読まんとあかんやろーっていう本や。まずもって、比喩がとんでもなく素晴らしいねん!」と、アツくおすすめした。人に本を薦められるのがあまり好きでないKちゃんだが、今回は割合興味深く聞いてくれた、と思っていたら。

 「比喩が上手い人って、ボケ役とか大喜利とか上手やなあ」

 まさか村上春樹の話を聞きながら、お笑いについて考えていたとは!!

 私は彼女ほどお笑いに詳しくないからよくわからないけれど、もしかするとこれは、「おっ!?」というような発見かも? という気配に満ち満ちていた(間違っていたらすみません)。確かに、村上春樹というひとも、ふざけたことが好きそうだし、ウィットのあるユーモアもあるし、冗談大好きそうだし。

 もともと、彼女自身、幼稚園時代に、よく直喩を使って会話していたっけ。「おかーさん、これって○○みたい」ってよく言っていたっけ。しかもその比喩があまりに鮮やかなので、なんという言葉遣いの達人!?とバカみたいに感心していた。ああ、あれ、こまめにメモしときゃよかったなぁ。具体的には全然覚えていない。残念。