紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

サイクリングGO! GO!

2006-09-04 21:26:04 | おでかけ
小学校がお昼までなので、Kちゃんは帰って直ぐ市内に住む友達のSちゃんに、イチジクを届けたいと申し出た。10月にある学校行事のサイクリングのため、自転車に乗り馴れておく必要上、彼女は夏休み後半は、よく自転車で出かけていたのだ。

 夏休み中は隣人に私の自転車を貸していたので彼女を一人で出していたが、まるで『恐武V聞』が配達されたみたいに寿命が縮まる思いをした。帰って来るまでは心配でたまらなかったのだ。今日は久々に私も自転車に乗って、一緒に走ることにした。

 さあ出発! しかし、いきなりアクシデント発生。
「Kちゃん、ごめん。タイヤ、ペチャンコやし、空気入れるね」
 いきなり出ばなをくじかれてしまう。 

 空気を入れて、さあ出発! Kちゃんが先頭をいき、川沿いや田んぼの中のサイクリングロードをすいすい走る。花や草や蝶を横に見つつ、神社や昔ながらのお店や古い看板を通り過ぎる。ほぼ1年ぶりくらいの自転車とサイクリングロードに、超、ハッピー。

 このサイクリングロードの走りやすさ、景色の心地よさ故、夫・H氏の「健康のための」(ガソリン代節約?)自転車通勤が長年に渡って続いているのかもしれない。

 もちろん、雨にも負けず、向かい風にも負けず、冬の冷たい空気や夏の灼熱の太陽にも負けない心意気は必要だが、車に遠慮したり、気にかけたりする事無く走れる爽快さは、毎日のモチベーションを維持するのに、大いに貢献しているのではないか?

 サイクリングロードで気にしなくてはいけないのは、犬の散歩の歩行者と、車よけの短い石柱くらいか。Kちゃん曰く「お兄ちゃん、よくこれに当たってこけはるねん」。・・・あ、思い出した、他にもあった。

 Kちゃんは夏休みに、自転車でのおでかけから帰って来たとき、「帰りに蝶々の大群がちょうど顔のところにいて、大変やった!」と、嬉しそうにかえってきたこともあったっけ。あ=A楽しそう! 私も蝶々の大群の中を突っ切りたかった!

 無事Sちゃんの家にイチジクを届け、本屋さんとスーパーに寄り、元来た道を再度走る。もっとも、年齢差の壁は越えられず、Kちゃんはずんずん距離を引き離し、半分まで来た頃には、もう前面から消えてしまった。

 私はいよいよ本性の実力?を発揮。のんびりと走り、いくつかの面白いものを発見。しかしせっかくデジカメ持参だったのに、「自転車から降りる」のを面唐ェったばっかりに、写真なしのブログで本日終了と相成ったのであった。みなさま、すまない。またの機会をお楽しみに。

 以前図書館でやや大型の絵本、『サイクリング、ゴーゴー』(たぶん)というコマ割りマンガの絵本を借りた事があった。夏、風鈴の音で目覚めた主人公の少年が、自転車で川沿いを下って行き、いくつもの出会いがあり、海が見える頁で終わっていた。それを見ているだけで、小さな自転車旅にいきたくなるような絵本。また借りたいな。

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