紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

山・花・仏

2008-04-12 22:49:04 | おでかけ
 お兄ちゃんが部活で学校に行くため、駅まで車で送ってあげる帰りに寄り道をすることになった。夫から「磨崖仏、見に行かへん?」とのお誘いがあったためである。市内の山中に磨崖仏群が存在するのだ。一度家族で見に行った事があったが、その時はおじいちゃんやおばあちゃんや幼児のお子様もいたので、山の中といっても遠くない近場だった。今回はプラスもう一カ所も遠征。少し離れた場所の山の中程にあるらしい。

 10時頃お兄ちゃんを駅で降ろし、車で10分ほどの山の麓、お寺の空き地に車を止める。隣は小さな墓地であるが、こざっぱりとした可愛い墓地である。さまざまな花が咲き乱れており、心中密かに「花の寺」の称号を与える。

 桜を下から、れんげつつじを横から。






桜の花びらの中で咲くすみれ。桜の花の咲く梢あたりに遊歩道があり、真正面から桜をみることができた。否が応でもテンションは高まる。
 

こんなかんじの遊歩道。ほぼ無人で女子一人では危険かも。このあと、山道に入り、いよいよ危険な気分。H氏が一緒でなければ、ちょっと無理かも。しかし気分は夫婦で山登りデートというより、少年少女の気分で久々に冒険心が溢れ出す。

 山の匂いや山水の流れ落ちる音を久々に感じて、子どもの頃の気分に舞い戻ったのだ。

 山へは頻繁にひとりで遊びに登ったので、緑や朽ち葉や樹木の匂いや巨石や苔は、大変親しいものだったのだ。小学生の頃は、よくゆで卵やサンドウィッチを作って、山のてっぺんの巨石の上に座り、風に吹かれ葉擦れの音を聴きながら、下界の風景を見つつ、持って来た食べ物を食べた。というようなことを思い出す。

 まずは近場の磨崖仏群から。とってもかわいい♪







ところどころ岩を切り取った跡があり、磨崖仏が一部持ち去られたらしい。観音菩薩さまにも背後にノミの跡があるが、何らかの理由で断念したらしい。


磨崖仏全員集合! 


横から見た所。
これらを見たのは2回目だが、次は初見になるお地蔵様の磨崖仏の場所へ。その話は明日また。



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