これから先のこと

先月の末に会社から説明がありました。今会社も不景気には勝てないようです。そこで３箇所ある工場を２箇所にして、尚且つ人数を減らすという事でした。
毎月赤字も出ているようです。それはやっぱり人件費のようです。
と言うのもたぶん、注文の量のわりには人件費が多く掛かっているという事なのだと思います。注文に見合った作業をしていかないといつまで経っても採算は取れないという事です。　　こうした事から正確さはもちろんですが、速さが求められてきます。飲み込みがはやくて器用な人は作業が早くて会社にとっては願ったり叶ったりです。でも手早くなくとも、早く仕上げようとする努力は必要だと思います。今回会社の窮地を乗り越えるには、と私が勝手に思っていた事は、会社とのずれがありました。このことは、何時も私が思って仕事をしていた事です。

仕事は色々な種類があります。すべてこなせる人はほとんどいません。
工場によって違うからです。これからは作業する場所がひとつにまとまるようなので仕事が出来る人、出来ない人の差が見えます。ひとつの仕事に掛かる時間も計算していかないと会社経営は成り立っていかないと思いました。

ここで会社は、仕事が出来る出来ない、関係なく年を取っている人から退職を勧告しました。私はここでふと気が付きました。
何だ、まだ会社は余裕があるのだという事が分かりました。
やった事のない仕事を他の人にさせる余裕（人件費）があったのだとわかりました。逆に安心しました。　　今まで良くして頂いた会社だったのでこの窮地を乗り越えるのにお役に立てたいと思ったのですが、残念ながら必要とされていませんでした。（あまり仕事一筋にならないほうがいいと思いました）

今まで本当にありがとうございました。

という事で職を失いました。友達にもメールで知らせました。
ナント優しい事かこれからは次のステップのために充電期間を設けたら良いですよ。と。そうします。皆さんありがとうございます。これからもずーとお付き合いをお願いします。