栄太と家の前の公園で遊びました。
5歳と小学校4年生の子どもが二人いブランコに乗って遊んでいたので
いろいろ話をしたりして栄太も遊んでいました。
いつも私と栄太は、公園を探検します。
その時にこの子らも一緒についてきました。
そんな中で一人の子が、自分の今までの話をしてきました。
自分は、幼稚園までは、東京の幼稚園に通園していて東京で暮らしていたそうです。
しかし、突然親同士が喧嘩になり離婚をして
自分は、母親の祖父母の家に連れてこられたそうです。
東京では友達もたくさんいて本当に楽しかったそうです。
今のこの土地は嫌なのだそうです。自分はプラレールが好きで東京では近くのお店で一日中遊んでいたそうです。
でもここに来てからは、近くにはそんなところもなく、つまらないそうです。出かけるとなると大通りまで出て、
それからバスに乗って街まで出て行かないとそんなところはない!それも母親に抑えられているようです。
そうするとゲームぐらいしか遊ぶことが無いそうです。母親はゲームは、30分と言うのだそうです。
でも、それじゃ、やっても意味がなく、これから戦おうとするゲームは全くできないそうです。
だから、母親に嘘をついて友達の家に持っていくのも駄目と言うのを持って行って
母親のいない留守にゲームをやるのだそうです。
そして母親が帰ってくると今日はまだゲームをやっていないと嘘をついてやるそうです。
そういうことで勉強にも身が入らなくて嫌い!だそうです。
そして最後にその子は言います。この世の中、すべてお金だと。お金の計算が出来ればいいのだと。
この話を、お嫁さんと主人に話をしました。
お嫁さんも自分の子を育てて行くので、考えてしまう課題なのでしょうね。
わたしが子育てをしていた時にもゲームはありましたが
今ほど熱中していたのかどうかは分りませんでしたが
思うに、ゲームをやり遂げれば勉強も達成できるのかな?
勉強をしてからゲームをやらせてあげればいいのかな?
親が離婚をするということは、こんなにも子供の心を傷つけてしまうのですね。
いろんな意味で満たされていないこの子。ただただ聞いてあげただけでした。
栄太たちも雨がひどくなる前に帰って行きました。