田舎の母は、先月の末から骨折をして入院しています。
早く、母の元へ行きたかったのだが、風邪を引いていたため
帰ることが出来なかった。なぜなら、風邪をうつしてしまうと
母が肺炎を起こしてしまうからです。
それで、入院中は
母に叱咤激励の手紙を書き、庭の花の写真も添えて
何度か出しました。きつい言葉も書きました。
リハビリを痛くても我慢してやり剥かないと、寝たきりになって
そのうち痴呆になって、皆に迷惑を掛けてしまうこと。
自分だって、もう好きな畑も出来なくなってしまう事。
毎回、手紙の枚数が6枚ぐらいになってしまいました。
それと、頼りになるのはいつも言い合いになっている義姉さん。
貴方には、義姉さんが頼りなのだよ。と言う事。
だから、いつも感謝の気持ちを言葉で表しなさいと書きました。
出した手紙を、すべて母は義姉に見せていたのでした。
そのうち、電話で義姉さんが、「お母さんの面倒は私が見てあげるよ
。」と「嫁の役目だよ」とまた嬉しい事を言ってくれた。
本当に嬉しくて電話を抱えたまま涙があふれてしまった。
電話の向こうでも義姉さんも泣いている。
今までのことが嘘のように消え洗い流された。
ありがとう!
ありがとう!
このことをすぐに、母に手紙で知らせた。
今回田舎に行って、母の顔を見たときに優しい顔になっている
気がしました。それと、義姉さんの顔も何時もと違った
顔に見たような気がする。
いつになったら、母は家の前の畑から自分の足で歩いて
ふるさとの山を見ることが出来るのだろうが?
ほら!畑の野菜たちも待っているよ。
どうぞ、一日も早く畑に戻ることが出来ますように祈るばかりです
。