これを見てください。
この時期の種差海岸の典型的な風景です。
ヤマセによる低温多湿の風が霧を伴って
太平洋から松林に入り込んでいるのがわかります。
チームは種差海岸と名農の2ヶ所に温湿度のデータロガーを設置しました。
先日、コンピュータを使ってデータを回収したところ、
とても興味深い数値が出てきました。
なんと名農のある南部町よりも種差海岸は気温で3.2℃も低いのです!
特に5月~6月上旬の平均気温はなんと15℃以下でした。
逆に湿度は20%以上も高く、梅雨時期でもあり平均で80%を越しています。
内陸では考えられない低温多湿です。
まさにデータロガーがヤマセをキャッチしていました。
サクラソウは虫媒花で代表的な授粉者(ポリネーター)は
ご存知マルハナバチです。
マルハナバチは比較的低温多湿でも活動できるといわれますが
それでも気温15℃以上、湿度で70%以下の環境が必要だといわれています。
種差海岸の結実率が低いのは低温多湿により
マルハナバチが活動できる快適環境の期間が短いのも原因と思われます。
この時期の種差海岸の典型的な風景です。
ヤマセによる低温多湿の風が霧を伴って
太平洋から松林に入り込んでいるのがわかります。
チームは種差海岸と名農の2ヶ所に温湿度のデータロガーを設置しました。
先日、コンピュータを使ってデータを回収したところ、
とても興味深い数値が出てきました。
なんと名農のある南部町よりも種差海岸は気温で3.2℃も低いのです!
特に5月~6月上旬の平均気温はなんと15℃以下でした。
逆に湿度は20%以上も高く、梅雨時期でもあり平均で80%を越しています。
内陸では考えられない低温多湿です。
まさにデータロガーがヤマセをキャッチしていました。
サクラソウは虫媒花で代表的な授粉者(ポリネーター)は
ご存知マルハナバチです。
マルハナバチは比較的低温多湿でも活動できるといわれますが
それでも気温15℃以上、湿度で70%以下の環境が必要だといわれています。
種差海岸の結実率が低いのは低温多湿により
マルハナバチが活動できる快適環境の期間が短いのも原因と思われます。