希望の花咲く春

名久井農業高校の紹介サイトを立ち上げて今年でもう７年。
数々の写真を紹介してきましたが
このような結婚披露宴の会場を掲載したのは初めてです。
実は先日、名農の教え子の結婚式に招かれました。
なんと彼女はチームの2011年代表を務めた人で、
ともにサクラソウ救出に夢中で取り組んだ同志です。
こちらが感じたのと同じように
彼女もあの１年の体験がきっと心に残ったのでしょう。
担任でもないのに招いてもらいびっくりしました！
サクラソウ救出のために数々の試練に立ち向かったように
これからはお二人で乗り切ってもらいたいものです。
「サクラソウの花言葉は希望。
潮風吹く丘に希望の花が咲く春はもうすぐです！」
これは彼女が3年生の時、意見発表で県大会最優秀賞を
受賞した時の決め台詞。
希望の春が彼女にもやってきました。

農と工の融合

環境システム科のキャッチフレーズは
「農と工のドラマティックな出会い」。
農業科、工業科がそれぞれ単独に存在する高校が
ほとんどの中、名農は農と工の融合を目指しています。
融合させるためには、まずそれぞれのコースを学ぶ人たちが
工業や農業の専門分野の知識と技術を身につけていないとできません。
そのため２年生ではそれぞれに関する資格取得に挑戦させています。
工業系の人たちは電気工事士に挑戦して合格者が何人も誕生しています！
農業系の人たちは販売士に挑戦。
現在の農業は6次産業化が求められており商業の資格である
販売や経理関係のスキルも大切です。
嬉しいことに、こちらも合格者が出ました。
どちらも名農初めてのことではないでしょうか。
さて3年次に挑戦するのは、それぞれの分野で力をつけてきた両者が協力して
水耕栽培、植物工場の模擬経営に取り組む学校設定科目「起業チャレンジ」。
全国唯一の新たな学びがまもなく始まります。