これは2年生のFLORA HUNTERSが昨年取り組んだミニハクサイの研究。
硝酸態窒素含有量の少ない野菜を栽培するという昔からあるテーマです。
でも彼のアプローチはちょっとユニーク。
まず栽培は露地ではなく水耕栽培という点。
これは水耕栽培を学ぶ環境システム科に所属しているからですが
養液飲み放題の水耕栽培ではどうしても硝酸態窒素が多くなることがわかっています。
彼のとった作戦は肥料の半分を尿素に置き換えること。
尿素は微生物によってアンモニア態窒素になり、また違う微生物によって
硝酸態窒素になり、やっと植物に吸収されます。
普通は、早く大きくなってもらいたいため、最初から
アンモニア態窒素と硝酸態窒素の入った肥料を使いますが
変換に手間のかかる尿素にすることで吸収量を抑えようという作戦です。
でもハクサイは好硝酸性植物なのでこれだと栄養不足で貧弱。そこで光合成に必要な
波長440nmと650nmの赤と青の光を照射して生育を促進させました。
するとどうでしょう。とんでもなく生育が良いのです。
また植物体に含まれている硝酸態窒素は50%も減少しました。
おそらくハクサイは吸収した僅かな硝酸態窒素を
旺盛な光合成によって合成した糖と反応させて、
生育に使われるタンパク質を合成したと考えられます。
つまり硝酸態窒素は、蓄積されずほぼ使われたのではないかと彼は考えています。
水耕栽培が得意な環境システム科FLORA HUNTERSに
園芸科学科時代のTEAM FLORA PHOTONICSお得意の
光マジックを重ねたような研究は、まだどこにも発表していませんお宝です。
まもなくFFJレポートの提出日。完成したでしょうか?
硝酸態窒素含有量の少ない野菜を栽培するという昔からあるテーマです。
でも彼のアプローチはちょっとユニーク。
まず栽培は露地ではなく水耕栽培という点。
これは水耕栽培を学ぶ環境システム科に所属しているからですが
養液飲み放題の水耕栽培ではどうしても硝酸態窒素が多くなることがわかっています。
彼のとった作戦は肥料の半分を尿素に置き換えること。
尿素は微生物によってアンモニア態窒素になり、また違う微生物によって
硝酸態窒素になり、やっと植物に吸収されます。
普通は、早く大きくなってもらいたいため、最初から
アンモニア態窒素と硝酸態窒素の入った肥料を使いますが
変換に手間のかかる尿素にすることで吸収量を抑えようという作戦です。
でもハクサイは好硝酸性植物なのでこれだと栄養不足で貧弱。そこで光合成に必要な
波長440nmと650nmの赤と青の光を照射して生育を促進させました。
するとどうでしょう。とんでもなく生育が良いのです。
また植物体に含まれている硝酸態窒素は50%も減少しました。
おそらくハクサイは吸収した僅かな硝酸態窒素を
旺盛な光合成によって合成した糖と反応させて、
生育に使われるタンパク質を合成したと考えられます。
つまり硝酸態窒素は、蓄積されずほぼ使われたのではないかと彼は考えています。
水耕栽培が得意な環境システム科FLORA HUNTERSに
園芸科学科時代のTEAM FLORA PHOTONICSお得意の
光マジックを重ねたような研究は、まだどこにも発表していませんお宝です。
まもなくFFJレポートの提出日。完成したでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます