謎の水槽？

ここもチームの実験温室。
青いLEDで浮かびだされたのは水槽です！
とはいっても魚を飼育しているのではありません。
これは２年生が今年初めて取り組んだ研究。
まだ準備が出来ていないので詳しいことは書けませんが
今までにないユニークな研究であることは間違いありません。
２年生はこの他にもいろいろな水槽を準備し始めています。
あとでまたご紹介したいと思います。
それにしても美しい色があふれる夜の温室。
見学ツアーでも開きたいところです。

キキョウはひとりぼっち

チームが管理しているキキョウ。
もう今年で５年以上も育てています。
これは、かの有名な理化学研究所のご好意で
加速器で作り出したイオンビームによって
突然変異を誘発したそれはそれは貴重な苗なのです！
しかしながら、なかなか時間がとれず、
今まできちんと調子できずにいます。
なぜなら次から次へと新しい研究が生まれてくるからです。
もっとじっくり取り組めば良いのにと思うのですが
チームのメンバーが在籍できる期間はたったの２年間。
メンバーの興味関心も進路先もそれぞれ異なるうえ
２年間である程度の成果を出させてあげたいので
多種多様なテーマが生まれてくるのです。
特に今年は３年生のテーマが３つ、２年生は５つもあります。
残念ながらキキョウをテーマにする人がいないので
どうやらキキョウは今年もひとりぼっちになりそうです。

名農ベンチャーズ再び！

チームは2009年4月に5人の男子によって結成されました。
当時の目標は、誰も取り組んでいない研究から
オリジナル技術を作り出し、特許をとること。
つまり「ベンチャー」になろうというのが合い言葉でした！
今まで何度も特許出願できそうなアイデアは生まれましたが
出願するには相当な金額が必要です。
公立高校ではそんな予算などありません。
ところが今年から、なんとか捻出できそうな気配になってきました。
そこでチームは忘れていたベンチャーという目標を
再び掲げ、動き出しました。
３年生は得意の光と草花の研究。
手作り実験装置でまもなく挑戦が始まります。

上海モーターショー？

中国でモーターショーが盛大に開催されています。
さっそくご覧ください。
フェラーリレッドをまとった低重心のひとり乗り。
まるで近未来のコンセプトカーのようです。
ところが見たことのある背景。
そう、ここは上海ではなく第１農場なのです。
つまりこれは農作業車。
その名はスピードスプレーヤー。
1,000リットルの農薬を積載して
高圧で薬液を霧状に吹き上げながら
果樹園を自在に走り回るスーパーカーです！
以前も紹介しましたが4WDはもちろんのこと
小回りが利くように4WS、つまり4輪で舵をきる
最新式のシステムが搭載されています。
価格もなんと800万円以上。
性能もお値段もスーパーカーです。

間違い探し？

これまた第１農場。
数ヶ月ぶりでやってきました。
ここは見慣れたサクランボ畑。
大きな雨よけテントの骨組みが立っています。
さてここで問題です。
昨年と風景がまったく違います。
どこが違っているかわかりますか？
実はサクランボの左側が空き地に変わっているのです。
昨年までは和梨やレクラーク、ラフランスなど洋梨の畑でした。
忙しくて手が回らないことや
老木ですぐ病気になってしまうことから
昨年の冬に伐採してしまったそうです。
白いナシを作ろうと思っていたチームにとっては
ちょっと残念なことです。
全体に老木が据えている名農の果樹園。
もしかして新しい苗木でも植えるのかもしれません。