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シマ唄仲間のKさんからビデオを借りた。師匠の唄と映像が入った物で奄美で購入したのだという。「この人の弾く“ほこらしゃ”は天下一品!」と師匠が太鼓判を押す山下さんの演奏が1曲目に収録されている。この方、“ほこらしゃ”が盛んに唄われる集落出身というだけあって、さすがにノリの良いシャッフルでシャミを弾く。師匠も唄いやすそうだ。
また“朝花節”では古いヒギャ節~カサン~喜界~亀津~最近のヒギャ節を5つのバージョンがメドレーで収録されており非常に貴重。この伴奏は池田哲也さんという方がされているのだが、大変素晴らしい三味線とお囃子が聴ける。
また“俊良主”と“塩道長浜”では我が祖父が伴奏しているのだが、正直言ってイマイチな演奏。自宅で唄遊びをしている時とは別人のように固い表情で音もぎこちない感じがした。恐らく人一倍アガリ症であった祖父はカメラが廻った途端に全身が固まっていたのだと思う(笑)
また“朝花節”では古いヒギャ節~カサン~喜界~亀津~最近のヒギャ節を5つのバージョンがメドレーで収録されており非常に貴重。この伴奏は池田哲也さんという方がされているのだが、大変素晴らしい三味線とお囃子が聴ける。
また“俊良主”と“塩道長浜”では我が祖父が伴奏しているのだが、正直言ってイマイチな演奏。自宅で唄遊びをしている時とは別人のように固い表情で音もぎこちない感じがした。恐らく人一倍アガリ症であった祖父はカメラが廻った途端に全身が固まっていたのだと思う(笑)
池田さんの三味線、良いですよね。以前師匠からこの池田さんとその父上、そして師匠の3人で唄遊びをしている録音を聴かせてもらった事があります。それこそCDにして欲しいくらい格好良い物でした。
池田さんの唄と三味線は今よりちょっと荒削りな感じですが、池田節と言えるくらい独特で朝崎節に負けてないところが好きです。
こういうビデオを見るとシマ唄って奥が深くて凄いなと思いますし、朝崎さんの唄も今と変わっているところと変わっていないところがあって、興味深いです。
あと、やっぱりタナカさんのお祖父さんの絶好調の演奏を聴いてみたいですね!
因みに喜界の朝花は師匠のお祖母ちゃん(城久出身)から教わった古い唄い方だそうです。