ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

満月の夜にシマ唄を聴いたらやっぱり良かった

2006年09月09日 | 奄美シマ唄/三味線
タイトルの通りである。昨夜、青山・月見ル君想フで行われた師匠・朝崎郁恵のシマ唄ライヴを観客として見に行った。

第一部はカサン系若手唄者の松崎博文君と山下聖子ちゃんが出演。
若手といってもキャリアは長く、唄は折り紙付きの実力派の二人である。

師匠がヒギャ系ということもあって普段はあまり聴くことのないカサン唄であるが、彼らの唄は本当に素晴らしい。上手いだけでなく『味』があるのだ。

この子たちが六十~七十代になったらどうなるのだろう。
一ファンとして今から楽しみな二人である。

さて、ライヴの方は第一部の終了後、内田満開さんのシマ唄四方山話を挟んでいよいよ師匠の出番。

シマ唄に造詣の深いウチナンチュMさんと出番を終えたばかりの松ちゃん、二人の巨漢に挟まれて二階席で見たのだが、この二人の反応がいちいち面白い。

師匠のグインたっぷりの唄声に「はっげ~」「なぐるしゃ~」と松ちゃんがステージに届くような声で言えば、ウチナンチュMさんは「イクエちゃ~ん」と声援を送る。

そして事前に言われていた通り、ライヴ後半は「豊年節」と「六調」に飛び入り。
愛媛から遠路遙々師匠の唄を聴きに来たシマ唄ユニット『がじゅまる』のお二人とともにステージに呼び込まれた。

豊年節では師匠が最初の一節を唄い、聖子ちゃん、がじゅまるのMUSICAさん、新原恭子と唄い回し、私の左にいる松ちゃんが唄う。僭越ながら最後に私も一節唄わせていただき、全部で6節!
何か唄遊びしているみたいで楽しかった!

アレンジ島唄の先駆者である師匠のライヴは最近のお囃子&太鼓も含め様々な意見があるようだが、やっぱりシマ唄は三味線伴奏が最高。
ピアノやバンド伴奏のシマ唄も時々(曲によって)は良いけど、やはりシマ唄の基本は三味線とチヂンですな。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あぁ~昨日はお疲れさまでした (MUSICA)
2006-09-09 16:59:22
昨日は、素晴らしい皆さんと同じ場所に居られた幸せと、極度の緊張でライブ終了後は「あしたのジョーの試合後」みたいな感じでした(笑)



未熟な私に、暖かいお囃しを入れてくださった皆さんの優しさが嬉しすぎて。



やっぱり、三味線のシマ唄が最高ですよね!

昨日はカサンも聴けたし。とっても貴重な経験をさせていただきました。

コォル兄ィⅢさま、飛び入り参加お疲れさまでした!奄美ライブ、行きたいなぁ~ヽ(´∇`)ノ
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ほんとほんと ((株))
2006-09-09 20:07:49
>やはりシマ唄の基本は三味線とチヂンですな。



仰るとおり!
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ありがとうございました。 (KAI)
2006-09-09 22:39:39
昨日は貴重すぎる体験をさせて頂いてありがとうございました。

兄さんが来ていると最初に聞いて、何だかとっても心強かったです。

「豊年~六調」拙い三味線ですみませんでした・・・

もっとモット精進します!

三味線ライブ!最高ですね♪
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Unknown (管理人)
2006-09-11 09:20:14
がじゅまるのお二人!

先日はお疲れ様でした。思わぬところで久々にお会いできて良かったです。

今日、良かったら例の場所に顔出して下さいね~。



(株)氏>

三味線も良いけどギターも良いよね。

→マブリ限定で。

→自画自賛





因みに昨夜は朝まででした。 
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