ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

ようこそ先輩

2005年11月10日 | 奄美シマ唄/三味線
昨夜、NHKの番組“課外授業・ようこそ先輩”に師匠・朝崎郁恵が出演した。師匠の母校である加計呂麻島の伊子茂(いこも)小学校でわずか二人の六年生に『行きゅんにゃ加那節』を教えるといった内容だ。

ナレーターの泉谷しげるが「行きゅんにゃかな」と巧く言えず「行んにゃかな」と言ってたのが多少気になったが、とてもいい番組だった。

師匠はこの唄を唄うとお二人とも唄者だったご両親を思い出して今でも涙が出てくると言っていた。
私はこの曲を聴くと亡き祖父の葬儀を思い出す。出棺の時にお弟子さん達が唄った『行きゅんにゃ加那節』を聞いて涙が溢れ出た。今でもこの曲を聴くとその時の場面が甦る。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行きゅんにゃ加那 (katou☆)
2005-11-10 18:49:14
見ました。

島の人たちは当たり前に知っているシマウタとばっかり思っていた私にはチョット衝撃的でした。



子供達がシマから離れた時に、シマの文化の素晴らしさを再認識するのでしょうね。
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katou☆さん> (管理人)
2005-11-11 05:35:41
私もシマ唄を始めたばかりの7年ほど前、同様の衝撃を受けました。

うち(東京)では毎晩のように開催されていた唄遊びが本場ではほとんど無くなっていると知った時はホントにショックでした。
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行きゅんにゃ加那 (ウチナーンチュ)
2005-11-11 20:57:21
偶々私も見ました。



アンマとぅジュー……



以下の歌詞は、沖縄言葉とほとんど同じ、と言って良かったですね。
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沖縄言葉 (管理人)
2005-11-12 09:14:48
沖縄の唄を聞いているとほぼ意味が解ったりします。

やはり奄美の言葉は鹿児島よりもずっと沖縄に近いですね。
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