教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

モバゲーの未来はあるのだろうか

2011-01-06 00:05:27 | オタネタ全般
わたしは株をやっている(既にやっていたに近いかも?)。
だが、ここだけは買いたくないというカテゴリがある。
それはネット関連株である。



ネット関連企業はとにかくぁゃιぃのが多い。

疾風のように現れて疾風のように去っていったライブドアとか。
社長が新幹線の中でチ○コを披露して逮捕されたファーストサーバとか。
昨今お騒がせの限りなく黒に近いDeNAとか。
男の子牧場のサイバーエージェントとか。
何かとモメゴトばかり聞く楽天とか。

これでどうやって信用しろというのだろうか。
そしてぁゃιぃのの筆頭にくるのがモバゲー家業である。



そもそも古参ゲーマーはモバゲーを信用していない。
たかが携帯に積んでいるCPUごときで自分たちの満足のいくゲームが作れるわけがないと思っている。
そしてコンシューマーゲーム機用として発売されるメジャータイトルの多くと比べると、ほとんどはその思い込みは正しかったと言わせてしまうだけのクォリティーしかないのは事実である。

はじめモバゲーが勃興したころ、我々は
「こんな子供だまし程度でしかないゲームに釣られるヤツがそんなにいるわけがねぇよ、きっと当面は低迷しつづけるはずさ」
とたかをくくって高見の見物を決め込んでいた。

2chでは何かのゲームの続編がモバゲーだったら
「なんだよ、もしもしじゃねえかwww」
と、そもそも評価対象にする気もないような雰囲気になる。

しかし、その予測は見事に外れたのは歴史が証明しているところだ。



なぜモバゲーが売れるのかは全く理解しかねる。

あの課金制度がコンシューマーゲーム機にはない人の欲望につけ込むようなシステムになっているからなのだろうか。
はたまたコンシューマーゲーム機用のソフトのようにどこかに買いに行くという行為がともなわないお気楽に始められる所が優れているのだろうか。
そういう意味ではPC用のネトゲ以上にネトゲとしての性質が色濃く繁栄されているものがモバゲーなのかもしれないと思う。

しかし、いずれにせよ化けの皮は既にはがされたと言って良い。



少なくとも業界が成長するには、当初わたしが思っていたようなゲハ戦争が大好きな濃ゆいゲーマーを唸らす秀逸なゲームを作るより、会社として健全であることを示すことのほうがさらに重要だと思う。
でなければ、どっかのジャイアン都知事がでしゃばってきて、またアレ(※1)の時のようにツジツマのおかしなヘンテコな規制をおっ被せられる運命をたどるのではなかろうか。

最近の政治は幼稚である。
法体系がどうあるべきかという議論よりもバカの人気取りのほうを優先するのが最近のトレンドである。
近い将来、モバゲーに対してトンデモな規制が課せられるのではないか。

昨今のように「無料」を全面に出しておきながら事実上は無料ではほとんど遊ぶことのできない上に情報弱者からいつの間にやらアイテム課金で銭を巻き上げるモバゲーの有様を見れば、トンデモな規制を課してモバゲー屋に懲罰的な制裁を加える側のほうが世論にとっては正義に見えるであろう。
そういう世論を作り出すことは政治にとって実にたやすい。
おまけに旧来型の新聞やTVのようなメディアはおしなべてネットが大嫌いなのだから尚更である。



わたしはモバゲーの未来をそう予想する。
きっと今の延長線上として見た未来は明るくない。



【※1】
非実在犯罪をマンガとアニメでだけ規制するんだって
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20101207