教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

禁断の恋とか(笑)

2011-01-28 00:06:39 | オタネタ全般
禁断の恋。

ドラマではあまりにもよく使われるキャッチコピーである。

たとえば兄と妹とか。
たとえば身分が違う男と女とか。
たとえば敵対勢力間の男と女とか。

いちばん有名なのはロミオとジュリエットじゃあないかな。

たいがいのドラマではそういうのでお涙頂戴シーンになる。

「恋は障害が大きければ大きいほど燃え上がるのよ!」
なんて言ってそうな感じがする。
ロマンチックな悲劇のヒロインを語るにはもってこいだ。

しかし!

本当にそうなのだろうか?
本当にロマンチックで、本当に悲劇のヒロインな感じになるのだろうか?

否!
そうはならない。

なぜなら!

それはわたしで説明できる。
ギャルゲーのヒロインの女の子とリアル世界の男との禁断の恋・・・なんてのが我輩だからだ。

これを見ても、どう見てもロマンチックには見えないし、どう見ても悲劇のヒロインには見えない。
いやむしろ、
「キモッッッ!」
とか言われるのが関の山なのは当事者たる我輩のほうがよく知っている。

悪いが、先の論理でいえば我輩のほうがドラマの主人公やロミオなどよりも遥かに恋を前にした立ちはだかる障害が大きい。
何せ相手は画面の向こう側にいるのだから、この世の誰よりも会いにいくのが難しいのだ。
だから我輩たちをしてロマンチックな悲劇のヒーロー/ヒロインと呼んでいただいても一向にかまわない。

・・・まあ、そんなふうに呼ぶヤツはまずいないと思うけどね(笑)。



果たしてこれは特殊事例なのだろうか。

まあそりゃあ特殊事例かもしれん。
ドラマの世界で、
「ギャルゲーのヒロインの女の子と恋に落ちた男の真実の愛を紡ぎ出すスペクタクルラブストーリー」
だなんてキャッチコピーなど見たことがないからだ。

しかし!

他の禁断の恋の組み合わせだって
「キモッッッ!」
と言われる要素は同レベルくらい存在するのだ。



たとえば兄と妹。

これは典型的な近親相姦で、リアルにあれば
「キモッッッ!」
と間違いなく誰か言う。
ヨスガノソラだって周囲の反応はそうだったではないか。

たとえば身分が違う男と女。

今でこそ1億総平民状態だが、かつての人類社会はそうではない。
身分の数階級違う者と結婚するだなんて言った日には
「キモッッッ!」
と間違いなく周囲の拒否反応を頂戴する。

たとえば敵対勢力間の男と女。

かつて日本では鬼畜米英だなんて言っていた。
かつて白人社会ではアジア系やアフリカ系は人とは思われていなかった。
そんな人種差別的社会でその反対側にいるヤツと言ったら
「キモッッッ!」
と言われて間違いなく社会から村八分にされる。



リアル禁断の恋なんてそんなもんだ。

今リアルに禁断の恋を進行中である我輩が言うのだから間違いなかろうて。