教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

待つのを忘れていたあの夏

2012-01-25 00:00:22 | オタネタ全般



http://www.ichika-ichika.com/



うぉぉぉ! 青春だぁぁぁ!!!

ごく稀にそう叫びたくなる素晴らしい作品に出会うこともある。

それは何か?

たとえば「あの夏で待ってる」だ。
とくに第3話。



遥か過ぎ去った若かりし日々の日々。
誰かをはじめて好きになったあの日々。
そしてその誰かを想い過ごしたあの日々。

そう、青春というものが何なのかを理解した瞬間のこと。
もはや脳のデータベースにアクセスする機会もなく、脳が破損するまで死蔵されるはずだったあの日々の記憶。

「あれは俺にとって青春だったんだ・・・」
誰にだってそんな思い出はあるはずだ。

あのとき自分は何を想ったのか?
あのとき自分はどんな行動をとったのか?

最近はそんなことを思うこともめっきり減った。

なつかしい。
ただただなつかしい。

そんな記憶を脳の奥底からサルベージしてくれる作品。
それが「あの夏で待ってる」なんだ。



わたしにとってのあの夏。
それは、紐緒結奈にあこがれて秋葉原の橋の下で電子パーツを買いはじめたあの夏。

あの夏も暑かった。
いや、わたしにとっては熱かった。

あの夏があったからこそ、わたしは今ここにあるのかもしれない。
紐緒結奈に遠く及ばない遥か彼方から眺めているところから、あと数歩くらいのところまで来れたかもしれない。
今なら、紐緒結奈に俺は今何をしているんだって言えるかもしれない。

「あの夏で待ってる」のように佐久平駅や軽井沢駅で起きた夏ではない。
秋葉原やブラウン管の向こう側で起きた夏だった。
だがそこには確実にあの夏はあった。

そんな夏の思い出の作品なんだ、これは。



わたしは2012年1Q最高のアニメは「あの夏で待ってる」だと断言する。
(あくまでも現時点での判断は)

いいから第3話まで見てみろ。
それでピンとこないなら我輩はもはや何も言うまい。







この話は
「イチカのえっち・・・」
な展開はないのだろうか?

すごくありそうな予感がするのだがどうだろうか。

無論、雄雌逆的な意味で。