傷物語。
それは化物語の続編。
だが。
化物語よりさらに化物語らしくなって帰ってきた作品。
傷物語を見ていると恐ろしくなる事が多々ある。
女の子たちの信念の強さについてそら恐ろしく感じるのだ。
ふつう高校生の女の子というとどういうもんなのか。
それはわたしはあずかり知らんものだ。
わたしは高校は男子校でかつ進学校まがいのところにいたからだ。
とはいえ、男子校生とそんなに大差あるようなものでもあるまい。
どうせ同じ日本人の同じ歳の者なのだ。
しかし!
傷物語を見ているとそうではない。
傷物語の女の子は、自分たちの成すことに異常に強い信念を持ってあたっている。
これはふつうの日本の高校生とはかけ離れている。
ふつう、進学校や進学校まがいの高校では、とりあえずみんな大学進学という目標のために一律がんばって暮らしている。
その中の少なくない者は回りに流されて大学進学を目標にし、それが進学校や進学校まがいの高校を自己実現的に構成していく。
がんばって勉強することはいいことだ。
どんなリクツをこねてもそれを否定することはできない。
しかし。
がんばって勉強した末に得られるはずのモノについて、それを自分でよく考えて下した結論かというと、それは安易に決めていた部分があるような気がしてならない。
傷物語の女の子はそうではない。
自分の中に絶対的な判断基準があって、それに絶対に忠実に行動する。
異常に強い信念をそこに感じる。
いったいどれだけの試練が彼女たちの過去にあったのか。
そのほんのわずかな部分だけが化物語で描かれている。
艱難辛苦を超えた者は強くなる。
そして恐ろしく強くなって戻ってくる。
彼女たちがまさにそうだ。
わたしが同じ歳に受けた艱難辛苦など、たかが受験戦争でしかなかったというわけだ。
それは化物語の続編。
だが。
化物語よりさらに化物語らしくなって帰ってきた作品。
傷物語を見ていると恐ろしくなる事が多々ある。
女の子たちの信念の強さについてそら恐ろしく感じるのだ。
ふつう高校生の女の子というとどういうもんなのか。
それはわたしはあずかり知らんものだ。
わたしは高校は男子校でかつ進学校まがいのところにいたからだ。
とはいえ、男子校生とそんなに大差あるようなものでもあるまい。
どうせ同じ日本人の同じ歳の者なのだ。
しかし!
傷物語を見ているとそうではない。
傷物語の女の子は、自分たちの成すことに異常に強い信念を持ってあたっている。
これはふつうの日本の高校生とはかけ離れている。
ふつう、進学校や進学校まがいの高校では、とりあえずみんな大学進学という目標のために一律がんばって暮らしている。
その中の少なくない者は回りに流されて大学進学を目標にし、それが進学校や進学校まがいの高校を自己実現的に構成していく。
がんばって勉強することはいいことだ。
どんなリクツをこねてもそれを否定することはできない。
しかし。
がんばって勉強した末に得られるはずのモノについて、それを自分でよく考えて下した結論かというと、それは安易に決めていた部分があるような気がしてならない。
傷物語の女の子はそうではない。
自分の中に絶対的な判断基準があって、それに絶対に忠実に行動する。
異常に強い信念をそこに感じる。
いったいどれだけの試練が彼女たちの過去にあったのか。
そのほんのわずかな部分だけが化物語で描かれている。
艱難辛苦を超えた者は強くなる。
そして恐ろしく強くなって戻ってくる。
彼女たちがまさにそうだ。
わたしが同じ歳に受けた艱難辛苦など、たかが受験戦争でしかなかったというわけだ。