チート性能の恋敵は必ず死ぬ

君のいる町。
みなさん見ただろうか？

うぅむ・・・
このアニメは青臭すぎるのがたまにきずかと思っていたが・・・

とんでもない。
けっこうヘビー級のボディーブロー撃ってくるじゃないか。

風間のことだ。
あのチャラ男のイケメソのことだ。



風間をはじめて見たときの印象、どう思ったかを憶えているだろうか？

めっさチャラいｗｗｗ
なにこのいい人ぶりｗｗｗ
こいつうざすぎるだろｗｗｗ

人によっと印象は違うかもしれん。
だが少なくともわたしはそう思った。
もしこういうのが何人か出てくるようだったらこのアニメ切るか…とすら思ったほどだ。

しかし！

今ならわかる。
ヤツはすでに死と背中合わせであった。
すでに人生を達観していた。
８０のジジイにしか持ち合わせない人生観で高校生活を見ていたのだ。

だからヤツはすごかった。
ハルト本人すら勝ち目がないと思うほどだった。
（”桐島青大”で”きりしまはると”だが、ハルトというとストパンのハルトであって和名だと違和感があるため、ハルトと呼称する）

だから！
ヤツは死んだのだ！！



このシナリオ、あなたもどこかで見たことがあるはずだ。
このアニメは昭和の香りがすると言われているだけあって、その世代の人なら高確率で知っているはずだ。

答え。
それはタッチだ。

なんでもできる野球部のエースの恋敵でしかも兄弟。
だがヤツは地区予選決勝に向かう途中に交通事故死。

悲しいかな、それが（現実ではなく）創作だ。

チート性能の恋敵は死ぬ運命にある。

君のいる町を見てそれを思いだした。
風間の死にタッチの事故死をわたしは見た。
その分岐がなければハッピーエンドになれない人生しか用意されないとしたら、わたしはそれを許さない。