教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

熱海へ行ってきた

2013-09-20 00:28:14 | 経済/経済/社会
(・・・前回からのつづき)



釧路行きが中止になったのでしかたがないから行き当たりばったりで熱海にいってきた。

が。
実はそこでもトラブルに巻き込まれた。



楽天トラベルで申し込んだプランは14:00~翌12:00なのだが、14:20に到着したところだな。

奴「お部屋の準備ができておりません」
俺「何時にチェックインできますか」
奴「早急にお部屋の準備をしておりますが、当社のチェックインは15:00からとなっておりまして…」
俺「ではチェックアウトは何時になっておりますか?」
奴「11:00となっております」
俺「私が申し込んだプランは14:00から12:00のプランですが?」
奴「当社の規定は15:00から11:00となっております」
俺「現時点では確認できませんが、帰宅したのちに申し込んだプランをたしかめてあらためてお電話させていただきますがよろしいですか?」
奴「後ほど確認してまいります」
 (このあいだ20分ほどロビーで放置)
奴「お部屋の準備ができました。確認してまいりましたところ14:00から12:00のご利用でした」

というなんだかおかしなことに。
あとで(夕食のタイミングで)フロアマネージャーの人が誤りにきたよ。
でもまあチェックアウト1時間延長してくれたし、べつに悪い印象ではない。



もともと温泉宿でごろごろする目的で行ってきただけなので、熱海ではロクに観光してない。
だが、MOA美術館には行ってきた。

結果。
おどろいた!

なんちゅう立派な建物だwww
展示物がすごいのかどうかはわからん。
だが、あの美術館(建物だけ)は見る価値はあるわwww
ってか展示物のことあんまり印象にないwww



もう1つ思ったこと。

車の交通量が多い海沿いの通りはリゾート感を出したおしゃれな区画整理がなされている。
熱海の駅前の土産物屋がならんだ通りは繁盛していそうだ。

けど。
街の中心部にある商店街は平日の昼間でもほとんど閉まっている。

日本屈指の観光地である熱海でさえこのありさま・・・。
シャッター商店街はなんの産業もない地方都市だけのことかと思っていたが・・・。
もは地元商店街というものは存在意義を減価償却しきったのは明白だな。



世間では
「リタイヤ後は小さくてもいいから熱海にでも家を買って・・・」
という話をたまに聞く。

だが行ってみてわかったことがある。

熱海は坂がきつすぎる!

駅前すぐからもうガチの急こう配だぜ。
路地1本入ろうとすると階段なんてザラだ。
年寄りが住むには向かないよあそこは。

仕事がなくても問題ないリタイヤできるくらいには高齢で、
かつ、きつい坂があっても(車の運転も含めて)問題なく生活できるくらいには若い、
熱海ではそんなターゲットのすごく狭いところだけしか暮らせない。

不動産屋に聞いてみると、

「熱海と箱根は両方ともリゾート立地として似ているようで少し違う。
箱根は電車1本で新宿まで行けることもあってギリギリ首都圏の扱いなのにくらべて、熱海はギリギリ首都圏の外側という扱いで、不動産価格としても箱根のほうがだいぶ高い。
そもそも箱根は県内(注:横濱の不動産屋)だけど、熱海までいくともはや静岡県だし」

ということだった。

ついでにいうと、熱海市は財政危機という別の側面でも有名なところだ。

個人的な印象でいうと、シャッター商店街ができる地域はよそからやってきたヤツらに対して大変閉鎖的なんじゃなかろうかというあらぬ疑惑をかきたてる。

老後は熱海などという幻想を抱いているヤツは実際に現地に行って視察して考えなおしたほうがいい。



でも。
遊びにいくにはいいところだ。
これからもときどき行こうと思う。
住みたくはないけどな。