教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

ミルキィホームズまさかの超展開

2013-09-07 23:39:18 | オタネタ全般
ふたりはミルキィホームズ。

わたしはこれまで誤解していた。
ふたりはミルキィホームズ(本作)になって、どうもパンチが足りない気がしていた。
ふつうに探偵しているミルキィホームズに感じる強い違和感をぬぐいきれないでいた。

しかし!

第9話を見た。
これまでのネガティブな印象が一気に覆った。

黒幕一味にパパとアニキがいるのは誰でもわかった。
しかし、ヤツが黒幕一味だとは誰ひとりとして気づかなかったはずだ。

加えて。
フェザーズがそういう形で崩壊の危機だなんて、わたしは夢にも思わなかった。
どうせどっちか片方がとっ捕まったか何かで危機を乗り越えてまた仲良しに元通り…どうせそんなこったろうとしかわたしは思っていなかったのだ。



フェザーズとはどういう意味か?

feather、つまり羽だ。
事件現場にも羽をモチーフにしたクレジットを残していることからして明らかだ。

だがしかし、もう1つ隠れた意味があるやもしれない。
phaser、つまり位相の意味のphaseに接尾語erをつけても同じ読みになる。
電気屋にはおなじみの用語でもある。

怪盗と探偵、それは作中では正反対の立場として描かれる。
探偵から探偵へと鞍替えする、それは180°の位相シフトを意味する。

もしそこまで考えて作られていたとしたら恐ろしいほどの策士だ。

神の名を騙るにふさわしき神々しさを身にまとうゴッド・オブ・ラードを排出し、また農業で生計をたてる兼業探偵の苦悩をえがいた稀代の超展開アニメの前作とはまた異なりはするが、それはそれでいい作品な気がする。






ついで:

写真より太っていると実の娘に言われてムカついた怪盗マダムヴィスコンティ氏