2008年5月12日は、私たち夫婦の20回目の結婚記念日
長かったような、短かったような・・・。
東京で結婚式を挙げて、この街に来た20年前。
日本領事館に行って在豪日本人としての登録をした時のこと。
年配女性の係の方に
「何年、こちらに住んでいらっしゃるんですか?」と聞いたら
「はい、アデレードに5年、パースには17年住んでいますよ」と言われて
私は、側に旦那がいるのに大声で
「えっ17年も住んでいらっしゃるんですかっ
私なんかきっと5年ももちませんよ」。
それがねぇ・・・。
もう20年もっちゃったよ。
20年前と比べると、随分大きく変わったパース。
この頃は、若い人たちに一昔前のパースの話をできるようになったけど、それもどうよな気分。
こっちの人は、何かとイベントにこだわるらしい。
結婚20年を張り切ってお祝いしようと、旦那は金曜日から月曜日まで仕事の休みを取ってくれた。
でも、金曜日の休みを取ったことには別の思惑があって・・・
記念日の前祝いと称して、彼は大好きな車のレースを見に行きたかったのだわ
仕事仲間には「何だ、車のレースぅロマンチックじゃないねぇ」と馬鹿にされたとか。
その金曜日(9日)は好天に恵まれて、アウトドア日和
このレースは、V8エンジンと言う某野菜ジュースのような名前の車種のレースで
オーストラリア国内で人気のあるシリーズ
金・土・日とレースがあり、金曜日は調整と練習だけで、土・日が本戦。
でも、お目当てのドライバーや車を身近に見れるという金曜日限定サービスがあるので、旦那にとっては楽しいそうだ。
実は私、車は走れれば良い位にしか思っていないから、大して興味が無く
何の因果でこんなわけのわからぬ車を見に来なければならんのかと、思ったり。
ところが、ブワンブワンボンボン響く音が、お腹の底のかゆいところに手が届くようで
不覚にも爽快な気分になってしまった
そしてとりあえず楽しんだという
土曜の夜(10日)は、市内を見下ろす公園のレストランで、二人で夜景を見ながらの前祝いその2(笑)
旦那はビール私はおいしいワインで乾杯
私が注文したビーフは柔らかで、ちょっと和風に仕上がっていて久々の感動。
旦那が注文したロブスターのグリルはこれまたでかくて、味も絶品だったそうな。
無理にお祝いしようと、神経とお財布をすり減らしてくれなくても良かったんだけどさ
こういう夕食ならいつでも大歓迎
日曜日(11日)は母の日だったので、義母の相手で忙しく
結婚記念日モードは一時休戦
そして月曜日(12日)当日。
旦那と二人で珍しく市内に出て、一緒に日本食レストランでお昼ご飯
こちらの日本食は、大しておいしい物じゃないけれど
そんなのはノリと気分で、ごまかしてしまえばいい(ヤケになってませんかね)
その後は旦那の趣味で電気屋めぐりをして、何故か新しいコードレス電話を買った
それからデパートへ。
結婚20年目は“陶器結婚式ということで、私専用の新しいコーヒーカップとソーサーのセットを買ってもらったよ
夜は家でシャンペンを開けて乾杯
ふう、めでたしめでたし・・・
これで、お祝いがやっと終わった
子供が生まれて、無我夢中で過ごしているうちに
旦那は中年のおじさんとなり、私は白髪と顔の皺とお腹のたるみに悩める日々
いつの間にやら子供達は成長し、今や娘と一緒にワインをたしなんだり
息子には頭上から見下ろされるようになり。
この20年間に母が亡くなり、3年前に父も亡くなって
自分自身が糸が切れた凧のように、急に心もとなく感じた時期もあったけど
糸を離さずにいてくれたのは、やっぱりこの家族なんだなって。
そして私たち夫婦は、親戚、友人、たくさんの人に支えられて励まされて
ここまで頑張れたのだと思う。
皆さん、ありがとうございます。
これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします
しかし5年後には銀婚式かぁ
何かいかにもお年寄りっぽくて嫌なんだけど・・・。
長かったような、短かったような・・・。
東京で結婚式を挙げて、この街に来た20年前。
日本領事館に行って在豪日本人としての登録をした時のこと。
年配女性の係の方に
「何年、こちらに住んでいらっしゃるんですか?」と聞いたら
「はい、アデレードに5年、パースには17年住んでいますよ」と言われて
私は、側に旦那がいるのに大声で
「えっ17年も住んでいらっしゃるんですかっ
私なんかきっと5年ももちませんよ」。
それがねぇ・・・。
もう20年もっちゃったよ。
20年前と比べると、随分大きく変わったパース。
この頃は、若い人たちに一昔前のパースの話をできるようになったけど、それもどうよな気分。
こっちの人は、何かとイベントにこだわるらしい。
結婚20年を張り切ってお祝いしようと、旦那は金曜日から月曜日まで仕事の休みを取ってくれた。
でも、金曜日の休みを取ったことには別の思惑があって・・・
記念日の前祝いと称して、彼は大好きな車のレースを見に行きたかったのだわ
仕事仲間には「何だ、車のレースぅロマンチックじゃないねぇ」と馬鹿にされたとか。
その金曜日(9日)は好天に恵まれて、アウトドア日和
このレースは、V8エンジンと言う某野菜ジュースのような名前の車種のレースで
オーストラリア国内で人気のあるシリーズ
金・土・日とレースがあり、金曜日は調整と練習だけで、土・日が本戦。
でも、お目当てのドライバーや車を身近に見れるという金曜日限定サービスがあるので、旦那にとっては楽しいそうだ。
実は私、車は走れれば良い位にしか思っていないから、大して興味が無く
何の因果でこんなわけのわからぬ車を見に来なければならんのかと、思ったり。
ところが、ブワンブワンボンボン響く音が、お腹の底のかゆいところに手が届くようで
不覚にも爽快な気分になってしまった
そしてとりあえず楽しんだという
土曜の夜(10日)は、市内を見下ろす公園のレストランで、二人で夜景を見ながらの前祝いその2(笑)
旦那はビール私はおいしいワインで乾杯
私が注文したビーフは柔らかで、ちょっと和風に仕上がっていて久々の感動。
旦那が注文したロブスターのグリルはこれまたでかくて、味も絶品だったそうな。
無理にお祝いしようと、神経とお財布をすり減らしてくれなくても良かったんだけどさ
こういう夕食ならいつでも大歓迎
日曜日(11日)は母の日だったので、義母の相手で忙しく
結婚記念日モードは一時休戦
そして月曜日(12日)当日。
旦那と二人で珍しく市内に出て、一緒に日本食レストランでお昼ご飯
こちらの日本食は、大しておいしい物じゃないけれど
そんなのはノリと気分で、ごまかしてしまえばいい(ヤケになってませんかね)
その後は旦那の趣味で電気屋めぐりをして、何故か新しいコードレス電話を買った
それからデパートへ。
結婚20年目は“陶器結婚式ということで、私専用の新しいコーヒーカップとソーサーのセットを買ってもらったよ
夜は家でシャンペンを開けて乾杯
ふう、めでたしめでたし・・・
これで、お祝いがやっと終わった
子供が生まれて、無我夢中で過ごしているうちに
旦那は中年のおじさんとなり、私は白髪と顔の皺とお腹のたるみに悩める日々
いつの間にやら子供達は成長し、今や娘と一緒にワインをたしなんだり
息子には頭上から見下ろされるようになり。
この20年間に母が亡くなり、3年前に父も亡くなって
自分自身が糸が切れた凧のように、急に心もとなく感じた時期もあったけど
糸を離さずにいてくれたのは、やっぱりこの家族なんだなって。
そして私たち夫婦は、親戚、友人、たくさんの人に支えられて励まされて
ここまで頑張れたのだと思う。
皆さん、ありがとうございます。
これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします
しかし5年後には銀婚式かぁ
何かいかにもお年寄りっぽくて嫌なんだけど・・・。