この頃、娘とそのカレシ(C君)の俄か日本語教師になっている私。
先日の夕方も、娘はC君と一緒に大学から帰って来て
近々行われる日本語の口述テストの特訓をして欲しいと言う。
軽いノリで良いよ~と夕食後、早速特訓に入る
テストは出された問題に沿って、先生が質問をするので
答えを言えるように前もって考えておけば良いだけのこと。
彼らの書いた答えを読みながら、検討していくことになった
【あなたの家はどんな家ですか】という問いに対して
娘が用意した答え:≪古いけれど、じょうぶです≫
「ウチは丈夫かなぁ。でも確かに昔の家の方が頑丈にできているんだよね」と、私。
C君の場合:≪大きいけれど、Worn-outです≫
そこでC君、「Worn-outってニホンゴがわからなくて」と私に聞いて来た。
ふむ・・・。
Worn-outか。
普通は洋服が“使い古した”とか“すり切れた”という表現で使うこの単語。
C君に言わせれば、彼の家は単に古いのではなく、何となくボロボロきている状態であることを表現したいらしい。
そこで私、いろいろな日本語形容詞を並べてみる。
「古ぼけた家、古臭い家、ひなびた家、廃れた家、薄汚い家、ボロ小屋・・・違うな~」
「ムズカシイ
」
「う~ん。そうだ
“古びた”って言うかも
“古びた”・・・そう、それだ、それにしよう
」
「フルビタ?」
「そう、ふ・る・び・た家
」
「OK
」
良いよね、これで(誰に聞いてんだ)。
この表現でしっくりした(ような気がした)ので、これで一つは決まり。
次、娘が質問して来た。
「Woodでできた家具のこと、なんて言うの?」
「“モクセイ(木製)”の家具だよ」
「ジュピター(=木星)
」
「ぶっ
どこの素材の家具だよ、それ
」
でも、いつの間に娘が惑星の名前なんぞ覚えたのかと不思議に思ったり
次、C君からまた質問。
「Gardenのことを言いたいけど・・・Front Gardenはマエニワ。
でも、Back Garden(Backyard)はナンテイイマスカ?」
「裏庭だよ。う・ら・に・わ」
「ウラニワ・・・」
ささっとメモを取るC君、勉強熱心でよろしい
「そう。あのね、良く言うでしょ。
裏庭には二羽
庭には二羽 ニワトリがいる・・・って」
「ウラニワニワニワ・・・?」
「うん、裏庭と庭にはニワトリがいるって話」
「ニワトリ?」C君、ノートに書き込む手を休めて、私が何を言い出すのかと混乱している模様。
私も慣れない先生ごっこをしているから、考えないで口が先に動く。
「ガーデンはニワでしょ。そこにいるバード、つまりバード・オブ・ザ・ガーデンだからニワトリなの
」
なんかもう、わけわかんねぇし
お硬いお勉強ムードを和らげようとしたのだけど・・・
和らげすぎたかな
大体、この俄か教師、集中力に欠け過ぎだって
反省したのは一瞬。
ついでに懐かしの早口言葉を検索して遊ぶ。
高校生の頃、放送研究部にいたけど、発音練習とやらで
この早口言葉をよくやらされたもんだ。
大きな声で言おうとすると余計に難しくて、苦労した覚えがある。
あの頃なかなか言えなかった早口言葉。
かえるぴょこぴょこ三(み)ぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ 六(む)ぴょこぴょこ
この釘は引き抜きにくい釘
後、何だっけ。
この竹垣に竹立て掛けたのは 竹立て掛けたかったから 竹立て掛けた
・・・こんなもん、書くのもこんがらがる(笑)
私が一番得意とする早口言葉は何かと言うと、これ(って誰も聞いてない)。
坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた
これなら大声で言っても間違えないという、無駄な自信がある
さて・・・
日本語のテスト勉強はどうなったのかな
先日の夕方も、娘はC君と一緒に大学から帰って来て
近々行われる日本語の口述テストの特訓をして欲しいと言う。
軽いノリで良いよ~と夕食後、早速特訓に入る
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テストは出された問題に沿って、先生が質問をするので
答えを言えるように前もって考えておけば良いだけのこと。
彼らの書いた答えを読みながら、検討していくことになった
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【あなたの家はどんな家ですか】という問いに対して
娘が用意した答え:≪古いけれど、じょうぶです≫
「ウチは丈夫かなぁ。でも確かに昔の家の方が頑丈にできているんだよね」と、私。
C君の場合:≪大きいけれど、Worn-outです≫
そこでC君、「Worn-outってニホンゴがわからなくて」と私に聞いて来た。
ふむ・・・。
Worn-outか。
普通は洋服が“使い古した”とか“すり切れた”という表現で使うこの単語。
C君に言わせれば、彼の家は単に古いのではなく、何となくボロボロきている状態であることを表現したいらしい。
そこで私、いろいろな日本語形容詞を並べてみる。
「古ぼけた家、古臭い家、ひなびた家、廃れた家、薄汚い家、ボロ小屋・・・違うな~」
「ムズカシイ
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「う~ん。そうだ
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“古びた”・・・そう、それだ、それにしよう
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「フルビタ?」
「そう、ふ・る・び・た家
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「OK
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良いよね、これで(誰に聞いてんだ)。
この表現でしっくりした(ような気がした)ので、これで一つは決まり。
次、娘が質問して来た。
「Woodでできた家具のこと、なんて言うの?」
「“モクセイ(木製)”の家具だよ」
「ジュピター(=木星)
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「ぶっ
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でも、いつの間に娘が惑星の名前なんぞ覚えたのかと不思議に思ったり
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次、C君からまた質問。
「Gardenのことを言いたいけど・・・Front Gardenはマエニワ。
でも、Back Garden(Backyard)はナンテイイマスカ?」
「裏庭だよ。う・ら・に・わ」
「ウラニワ・・・」
ささっとメモを取るC君、勉強熱心でよろしい
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「そう。あのね、良く言うでしょ。
裏庭には二羽
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「ウラニワニワニワ・・・?」
「うん、裏庭と庭にはニワトリがいるって話」
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「ニワトリ?」C君、ノートに書き込む手を休めて、私が何を言い出すのかと混乱している模様。
私も慣れない先生ごっこをしているから、考えないで口が先に動く。
「ガーデンはニワでしょ。そこにいるバード、つまりバード・オブ・ザ・ガーデンだからニワトリなの
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なんかもう、わけわかんねぇし
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お硬いお勉強ムードを和らげようとしたのだけど・・・
和らげすぎたかな
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大体、この俄か教師、集中力に欠け過ぎだって
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反省したのは一瞬。
ついでに懐かしの早口言葉を検索して遊ぶ。
高校生の頃、放送研究部にいたけど、発音練習とやらで
この早口言葉をよくやらされたもんだ。
大きな声で言おうとすると余計に難しくて、苦労した覚えがある。
あの頃なかなか言えなかった早口言葉。
かえるぴょこぴょこ三(み)ぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ 六(む)ぴょこぴょこ
この釘は引き抜きにくい釘
後、何だっけ。
この竹垣に竹立て掛けたのは 竹立て掛けたかったから 竹立て掛けた
・・・こんなもん、書くのもこんがらがる(笑)
私が一番得意とする早口言葉は何かと言うと、これ(って誰も聞いてない)。
坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた
これなら大声で言っても間違えないという、無駄な自信がある
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さて・・・
日本語のテスト勉強はどうなったのかな
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