世界最大の食品・飲料会社、ネス〇社の麦芽飲料「ミロ」。
オーストラリアでは「マイロ」もしくは「マイロー」と発音されるこの飲み物。
これはネス〇社が開発した商品ですが、実は発祥の地はオーストラリアなのです
トーマス・マイン(メイン?=Thomas Mayne)という人が作ったマイロが
1934年のシドニー・ロイヤル・イースター・ショーで初めてお披露目されたそうです。
その後、1950年にマレーシアに紹介され、以後同国のマイロ消費量は実に
世界のマイロ消費量の9割を占めるほどの人気だそうで
私は例のCMの歌は良く聞いたけれど、日本でこれを飲んだことはなく
21年前に初めてオーストラリアを旅した時に、マイロ初体験となりました。
でもあの時、作って下さったオージーの女性に
「Would you like some マイロー?」(“マイローを召し上がられまっか?”)と聞かれ
「あ~、イエス、プリーズ
」(“あ、ハイ、プリーズ”)なんて答えたけれど
“マイロー”とは一体何者ぞ、まあいい、とにかく“参ろう”か―などと
一人ツッコミを入れながら、その謎の飲み物を頂いたのでした。
ちなみにその頃は、英語で何か聞かれても、何のことかわからないことが多く
分からないくせに適当に「YES、PLEASE
」だの「お~、YES
」などなど返事をしていたからねぇ・・・
まあ、そのせいかもしれないけど、結婚までするハメになってしまったし(笑)
←私が言うと冗談で済まされないのが
さて、あの時の謎の飲み物
の感想は一言で言えば
『う・・・薄っ
』
マイロの缶を見てやっと、ああこれが噂のミロだったのか、と感激しましたが
あれ、もうちょっと粉を入れてくれればおいしかったかもなぁ・・・。
何事も第一印象って大事だよね
我が家では娘がマイロ好き。
今は750g入りの缶がドッカンと棚に鎮座しているけれど
1キロ入りなんて馬鹿でかいマイロ缶もございます
「ママが作ると、砂糖を入れないのに甘みがあっておいしい
」と
娘におだてられては、面倒くさいと文句を言いつつ、作ってしまう私。
大学の試験が間近に迫った娘は、この頃キッチンで勉強をしています。
自分の部屋よりも、テーブルが広いのと照明が明るいのでやりやすいそうですが
「キッチンで勉強すると、いつでも飲み物を作ってもらえるし~、なんちゃって
」ってコイツ
さて。
昨晩も私は自分用のウーロン茶を作っておりましたが、側で勉強をしている娘にも、社交辞令で
「マイロ、いる?」と一応、聞いてみました。
娘は「うん、いる」と答えたそうなのですが、電機ポットのシュワシュワ音でよく聞こえなくて
「マイロ、飲む?」ともう一度。
娘はここでも「うん、飲むよ」と言った(らしい)のだけど
それが何故か私には「うん、もう寝るよ」と聞こえて
「もう寝るんだね」
「ううん、マイロいるよ
」
「寝るのか、そっか
」
「あれ、マイロは・・・」
『ふむ、珍しい、私のマイロを断るとは』と勝手に判断を下し
自分のウーロン茶を
持ってそそくさと居間に引き上げた私。
いや本当に「もう寝るからいい」と聞こえたんですわ。
娘は、会話がかみ合っていない母親を不審に思いながらも
一旦は居間に行き、きっとすぐにキッチンに戻ってマイロを作ってくれると思って待っていたそうで。
しかし、待てど暮らせど、待ち人来たらず。
20分後
そろそろと居間に来た娘。
「あのぉ、お母さん。マイロは・・・」
「えっ
お前、マイロいらないって言ったじゃない
」
「い、言ってないよっ
」
「“もう寝る”って言った
」
「“マイロいる”って言ったんだってば
」
「・・・マジですか」
「マジでっ
」
ふ~~ん。
私は自分に面倒なことは、体が拒否をするのだな、きっと。
いくら普段から不都合なことは聞こえない便利な耳であったとしても
これはさすがにまずいでしょう。
それともこの思い込みの凄さは、単に年ということか。
これがもしも「ミロ、いる」だったら聞き間違えしなかったのかも。
やはり「マイロ」のせいだ。←違います
娘と、夜の12時過ぎだっていうのにお互い顔を見合せ、ひとしきり笑った後で
作ってあげたホカホカマイロは、やはりおいしかったらしい
マイロをおいしく作る、その秘密は・・・
勢いで適当にパパッと、なんですよ
オーストラリアでは「マイロ」もしくは「マイロー」と発音されるこの飲み物。
これはネス〇社が開発した商品ですが、実は発祥の地はオーストラリアなのです
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トーマス・マイン(メイン?=Thomas Mayne)という人が作ったマイロが
1934年のシドニー・ロイヤル・イースター・ショーで初めてお披露目されたそうです。
その後、1950年にマレーシアに紹介され、以後同国のマイロ消費量は実に
世界のマイロ消費量の9割を占めるほどの人気だそうで
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私は例のCMの歌は良く聞いたけれど、日本でこれを飲んだことはなく
21年前に初めてオーストラリアを旅した時に、マイロ初体験となりました。
でもあの時、作って下さったオージーの女性に
「Would you like some マイロー?」(“マイローを召し上がられまっか?”)と聞かれ
「あ~、イエス、プリーズ
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“マイロー”とは一体何者ぞ、まあいい、とにかく“参ろう”か―などと
一人ツッコミを入れながら、その謎の飲み物を頂いたのでした。
ちなみにその頃は、英語で何か聞かれても、何のことかわからないことが多く
分からないくせに適当に「YES、PLEASE
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まあ、そのせいかもしれないけど、結婚までするハメになってしまったし(笑)
←私が言うと冗談で済まされないのが
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さて、あの時の謎の飲み物
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『う・・・薄っ
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マイロの缶を見てやっと、ああこれが噂のミロだったのか、と感激しましたが
あれ、もうちょっと粉を入れてくれればおいしかったかもなぁ・・・。
何事も第一印象って大事だよね
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我が家では娘がマイロ好き。
今は750g入りの缶がドッカンと棚に鎮座しているけれど
1キロ入りなんて馬鹿でかいマイロ缶もございます
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「ママが作ると、砂糖を入れないのに甘みがあっておいしい
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娘におだてられては、面倒くさいと文句を言いつつ、作ってしまう私。
大学の試験が間近に迫った娘は、この頃キッチンで勉強をしています。
自分の部屋よりも、テーブルが広いのと照明が明るいのでやりやすいそうですが
「キッチンで勉強すると、いつでも飲み物を作ってもらえるし~、なんちゃって
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さて。
昨晩も私は自分用のウーロン茶を作っておりましたが、側で勉強をしている娘にも、社交辞令で
「マイロ、いる?」と一応、聞いてみました。
娘は「うん、いる」と答えたそうなのですが、電機ポットのシュワシュワ音でよく聞こえなくて
「マイロ、飲む?」ともう一度。
娘はここでも「うん、飲むよ」と言った(らしい)のだけど
それが何故か私には「うん、もう寝るよ」と聞こえて
「もう寝るんだね」
「ううん、マイロいるよ
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「寝るのか、そっか
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「あれ、マイロは・・・」
『ふむ、珍しい、私のマイロを断るとは』と勝手に判断を下し
自分のウーロン茶を
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いや本当に「もう寝るからいい」と聞こえたんですわ。
娘は、会話がかみ合っていない母親を不審に思いながらも
一旦は居間に行き、きっとすぐにキッチンに戻ってマイロを作ってくれると思って待っていたそうで。
しかし、待てど暮らせど、待ち人来たらず。
20分後
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そろそろと居間に来た娘。
「あのぉ、お母さん。マイロは・・・」
「えっ
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「い、言ってないよっ
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「“もう寝る”って言った
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「“マイロいる”って言ったんだってば
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「・・・マジですか」
「マジでっ
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ふ~~ん。
私は自分に面倒なことは、体が拒否をするのだな、きっと。
いくら普段から不都合なことは聞こえない便利な耳であったとしても
これはさすがにまずいでしょう。
それともこの思い込みの凄さは、単に年ということか。
これがもしも「ミロ、いる」だったら聞き間違えしなかったのかも。
やはり「マイロ」のせいだ。←違います
娘と、夜の12時過ぎだっていうのにお互い顔を見合せ、ひとしきり笑った後で
作ってあげたホカホカマイロは、やはりおいしかったらしい
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マイロをおいしく作る、その秘密は・・・
勢いで適当にパパッと、なんですよ
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