菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

輝く納屋

2008年12月18日 | Weblog
 
美瑛も気温の高い日が続いて積雪がほとんど無くなってしまいました。
今年の冬は寒かったり暖かかったり、大雪になったり溶けたりといや~な予感がしています。

さて、今回は「なぜデジタルカメラを使うのか」という話です。
といってもそれほど大げさな話ではありませんが、
クライアントからのフイルムでの入稿が皆無になったことが一番の理由です。
つまり、フィルムにこだわって撮影していても、その要望が無ければ私の場合仕事になりません。
悲しいかな食べていけなくなるのです・・(トホ)

ここ4~5年の間に写真家を取り巻く環境は大きく変わってしまいました。
もちろんずっと以前からその兆しはあったのですが、今では完全にデジタルの波に飲み込まれたと言っても良いと思います。
また、一番向いていないと言われていた風景写真の世界でも、技術の進歩で十分に耐ええる画質にまで上がっていますし、むしろ、35mm版デジカメでも中判フイルムカメラに匹敵する性能にまで上がっている機種もあるのです。

デジカメを使う最大の理由は前述した入稿の問題が第一ですが、相対的に見てもデジカメを使うメリットはかなり大きくなってきています。
フイルムカメラでじっくり撮影したいのは山々ですが、現状からすると益々フィルムカメラは縁遠くなっていきそうです。

西日に輝く納屋
(こんな写真も手軽に撮れるのも大きな魅力です。)
CANON EOS-5DMark 24~105mm F8 AE RAW