撮影終了

今日は待望の青空。
予報通り9時を回ったあたりから急速に晴れ上がりました。
雲の形が悪く撮影にはベストとまでは行かなかったのですが、何とか明日までに間に合わせることができそうで一安心しました。

撮影はほぼコンテにそって撮るわけですが、バリエーションも含めたらかなりのカットになります。
すべてデジタルカメラでの撮影ですのでそのデータ量たるや膨大で、さらには現像レタッチも大変な作業になってきます。
出力データは基本的はTIFFファイルで書き出します。
ただし、TIFFファイルは一般的には開くことができないので、さらにJ-PEGファイルにも書き出します。
J-PEGの書き出しは手作業で行うと更に時間がかかるのでphotoshopのイメージプロセッサを使って、先に書き出したTIFFデータから自動で行います。
これは非常に便利なスクリプトですので、photoshopをお使いの方は是非おためし下さい。

今回の撮影では困ったことが一つありました。
実はトンボです。
今日は天気が良かったせいか、トンボの大群が至る所で見かけられました。
撮影現場も例外ではなく、二連になったトンボが山ほど。
これがゴミみたいに写るので、この後処理が大変なんです。
ゴミ消しは良くあることですが、トンボ消しはあまり聞いたことがありません。
でも、膨大なカットにはさらに膨大なトンボが写り込んでいるんです。
今夜はこの作業だけで夜が明けそう。

天気待ち

　
相変わらず天気待ちの状態が続いていますが、改善されるどころか一層悪くなるような気配です。
昨夜は美瑛も激しい豪雨に見舞われました。
本州ではかなりの被害も報告されているようで、地球はついに牙をむき始めているのでしょうか。

この天気には私も困り果てています。
先週からいっこうに晴れてくれず、肝心のCM撮りがまったく進まないからです。
明後日、日曜日には辛うじて晴れマークがついていますがどうなる事やら。
月曜からは上京するスケジュールになっているので、どうしても済ませたいところ。
そうしないと「ギャラがもらえない！！」
なんてことは無いのですが、先方もこちらのスケジュールは了承済み。
それにしても受けたからには完璧にこなしたいところです。

お～、神様、お願いします。

「写真はホップの実です。」

広告撮影

　
北海道は一級の寒気に包まれており、10月中旬頃のような寒さが続いています。
日本海にある低気圧がいつもですとそのまま通り抜けてしまうのですが、北からのオホーツク海高気圧に阻まれて身動きのとれない状態が先週末から続いています。
実は先週末からとある広告代理店からの依頼でCM用のカットを狙っています。
某大手ビール会社のCMですが、地元産ホップそれに地元産ビール麦にこだわった新製品を今秋発売するというもので、締め切りが迫っているということです。
週末は東京から来られたディレクターとのロケハンも終わってテスト撮影も終了、現在は天気待ち状態ですがいっこうに晴れてくれません。
晴れ間を見て撮影も行っていますが、イメージ通りのカットにならずほとんどNG。
週末から現場に詰めていますが、非常に寒くおまけに風も強く最悪状態です。
膨大なカットの現像処理もあり、少々疲れ気味。
早く晴れてくれないかな～

この写真はそんな中撮影したホップの収穫模様。
以前は日本のあちらこちらで見かけられたこのホップですが、今は契約栽培農家くらいしか残っていません。

これがあの美味しいビールになるのか。（ワクワク）
もちろんホップは苦みと香りに使うわけですが、このように地元産にこだわるというのが良いですね。
ちなみに赤麦ビールはホップだけは輸入品です。
これを自前で造るとなると1本、10,000円くらいになってしまうかも。

美しい

　
やはりMacは美しい。

我が家にもようやくLeopard（Macintosh-OS）が入りました。
「遅いんじゃないの」といわれそうですが、全くご指摘の通りです。
というのも、デスクトップパブリッシングをやっている関係で、そう易々とOSのバージョンアップは出来ないからです。
各ソフトが新規のOSに対応していないのと、もっと大きな理由に出力センターや印刷所がすぐに対応しないという理由があげられます。（それは様々な理由が生じるからですが・・）
逆にクライアントからのデータ入稿は古いバージョンで作成されたものもあり、それらの要求にもこたえる必要があるので一昔前のOSや古いDTPソフトも現役で使えるようにしています。

それにしても、どうですこのフォルム。
もうそろそろLeopardに慣れておかないとと思い、I-Macを購入しました。
特にキーボードの上品さはMacならではのものですね。
Mac-PROは仕事をするためのマシンという感じですが、こちらはしゃれっけ十分。見ているだけでも楽しくなってきます。

「Macはグラフィック関係には強いけど、事務には向いてないんでしょ」
などという声も聞こえてきそうですが、当事務所は事務関連もすべてmac。
Windowsも悪くは無いのですが、Macに替えたら事務処理もきっと楽しくなりますよ。

今PCを購入しようかなと思っている方がいたら断然Macです。
きっと世界が変わりますよ。

後処理中

　
今日の気温は24度前後、明日はぐっと下がって20度をきる10月上旬頃の寒さになるとか。
やはり美瑛の夏は終わったようです。

小麦の刈り取りもすっかり終了して、来年に向けての畑作りが一斉に始まりました。
丘のあちらこちらで堆肥入れを行っていますが、耕運した土の臭いと堆肥の臭いで丘中が田舎の香水に包まれています。
でも、この臭いは科学肥料を使っていない証拠。
鼻をつまんでいる観光客の方も見かけますが、美味しい農作物を作るためには我慢我慢、来年も豊作になるように祈りましょう。

ということで、今は暫しのオフシーズン。
この時期はこの夏に撮りためたデジタルデータの現像作業に追われます。
デジタル撮影は手軽で良いのですが、この後処理が非常に大変で撮影時間以上にその作業に時間を費やさなければなりません。
これがなければいうことナシなのですが、そうはいかないようです。
現像作業はディスプレーとのにらめっこ。
最近はすっかり老眼が進んでしまいました。
年のせいもありますが、これって職業病かもしれません。（いや、そうに決まっている）

《豆ニオと入道雲》CANON EOS-5D 28～105mm　f16 AE　RAW

人物撮影

　
風が秋を運んできた・・

なんて冒頭始まる小説があったような気がしますが、美瑛は先日の雨を境に一気に秋めいてきました。
朝の気温が11度前後ですから、今までのように窓を開けて寝ていたら風邪を引いてしまいそうな気温です。
が、空気がひんやりとして、とても気持ちの良い季節を迎えています。

昨日は赤平というところまで出かけました。
撮影は撮影でも人物撮影です。
普段はほとんど撮らないのですが、時折このような依頼を受ける事があります。
クライアントはフォーブスという出版会社で、どちらかといえば財政界関係中心の少しお堅い雑誌などを出版しています。
何年か前に、旭山動物園の企業再生の記事を特集で組むという企画があり、ジャンル違いなので初めは固辞したのですが「たまには良いか」とお受けしたのが始まりです。（旭山動物園が今のような人気になる前でした）
でも、記事の内容がとても充実しているので、今でも依頼があると受けています。

実は赤平は隠れ夕張といわれているくらい財政危機に陥っている元炭鉱の町です。
今回は若手の商工会長を中心に、町の再生をどう行っていくのかといった内容でした。
北海道にはこのような財政危機を抱えた町がごろごろあります。
まさしく、待ったなしの取り組みが迫られている状況です。

雲

　
昨日は恵みの雨。
それでも降ったり止んだりで、畑に染みこむには降りがたりないかなと思っていたのですが、夜中はずっと降っていたようで結構な雨量になったのではないでしょうか。
今日は午前中一杯曇りマークの予報でしたが、早いうちから日が射し出しました。
夜中に降って朝方から晴れるという、理想的な展開になったようです。

このところ寒気が入っているせいか、雨上がりには決まってダイナミックな雲が発生します。
特に美瑛地区は旭川盆地と富良野盆地の間の小高い峠に位置しています。
さらに、高い山々に囲まれているという地形的な影響もあってこのような気象現象が起こるものと思われます。
（これは私感で、全く根拠はありませんが・・）
ただ、あまりにも雲が湧きすぎると写真を撮る際邪魔になってしまう場合が出てきます。
今日もそうでしたが、どこか一箇所でも画面を乱すようなことがあれば写真として完成されません。
雲だからといってあればよいというものではなく、他の被写体と重要性は全く同じです。
この写真もやや粗雑な感じは否めませんが、ダイナミックな積雲を広角レンズで捉えてみました。

《雲湧く丘》CANON EOS-5D 24～105mm　f11 AE　RAW

フォトコンテスト

　
今日はお昼過ぎから久しぶりの雨となりました。
それほど激しい降りではなく、シトシトといった感じで今も降り続いています。
このところ快晴続きでしたから、農家の方にとっては恵みの雨となっているのではないでしょうか。

今日はご案内です。
大変遅ればせながらですが、恒例の「みち・沿道景観フォトコンテスト」の実施が決まりました。
規模が少し小さくなってしまいましたが、是非ふるってご応募下さい。
締め切りは例年より1ヶ月遅い11月末日、告知が遅れた分応募数が少し減るかも知れませんよ。
つまり、それだけ競争率が下がってグランプリの50,000円をゲットしやすくなるということです。
告知のチラシはこれからですが、ブログをご覧の皆様には一足先にお知らせいたします。

シーニックバイウェイ北海道
大雪・富良野ルート みち・沿道景観フォトコンテスト
詳細はHPをご覧下さい。こちら

ヒマワリ爛漫

　
今日は終日曇り空。
そのわりには気温が30度近くまで上がったので、蒸し暑い一日となってしまいました。
明日もこのような予報が出ています。

美瑛では今ヒマワリが満開です。
これはブログでも再三ご案内しておりますが、土壌改良のために植えたものです。
観賞用ではないので実が入る前にすき込むことが多いのですが、ここは満開になってもしばらく咲かせたままにしているようです。
もちろん大喜びしているのは観光客だけではありません。
写真を撮る我々にとっても好都合・・、といいたいところですが一つだけ難点が。
ヒマワリは開花するとそのほとんどが東側を向いてしまいます。つまり、十勝岳連峰や旭岳を絡めて狙うとすべて後ろ向きになってしまうことです。
この場所は十勝岳連峰を絡めて撮れるベストポイント。非常に悔やまれます。

あまり贅沢は禁物。
「相田みつお」の「アレもコレもほしがるなよ」といったところでしょうか。

《ヒマワリ輝く》CANON EOS-5D 70～200mm　F2.8,f16 AE　RAW

晩夏

　
昨日、今日と白金キャンプ場にキャンプに出かけました。
といっても我が家で出かけたわけではなく、私の所属しているボランティア団体が企画したものです。
美瑛町の小学生を対象に希望者を募り、望岳台までのハイキングやエコツアー、キャンプファイヤーなどを行い先ほど戻ってきたところです。
キャンプはやはり楽しいもので、子供達以上に主催者側が楽しんでいるようにも思われました。
それにしても夏休みとあってか、キャンプ場の駐車場にはかなりの他府県の車が止まっていました。

さて、美瑛は良い天気がしばらく続きましたが、今日のお昼頃から予報通り曇ってきました。
この金曜日に雨マークが付いていますが、おそらくこの日を境に季節は夏から秋へと変わると思われます。
秋は好きな季節ではあるのですが、あまりにもあっという間の夏。
もうしばらくは残暑なるものがあってほしいと願っています。

《晩夏のロール》MAMIYA 645AFD ZD-Backdigital 45mm F-16 1/15 RAW